今日も広いピロティに守られている玄関には、京阪滝井駅、患者送迎巡回バス、タクシーからたくさんの患者さんがおいでになりました。患者さんの負担を減らす院内調剤も正午ごろ、お薬渡し窓口の前が満員となります。診察、薬の待ち時間短縮にはこれからも努力しなければなりません。救命救急センター、外傷センターでは、断ることなく救急患者さんの健やかな市民生活の確保に全力を尽くしています。
昨年のゴールデンウイーク、夜に雨が降り、昼間は晴れるという幸運に導かれ、入院患者さんの新本館への移動は円滑に運び、診療も途切れることなく行えました。1,110名の職員はリエゾン精神医療をベースに患者さんの不安、恐怖と向き合い、笑顔を忘れず最新・高度な治療を行っています。
新本館開設以来の1年間で、外来患者さんは344,342名、入院患者さんは16,304名におよび、34診療科に分布しています。病院機能評価を受審し、ほぼ全ての機能が水準以上のAクラスと高い評価を受け、重症患者の管理と集中治療機能では最高ランクSを獲得しました。
2年目を迎えた今日、大阪市北西部、北河内医療圏の中核機能を担う拠点病院として“大切な人を受診させたい病院へ”を実現したいと思っています。
来年にはサッカー場がすっぽり入る広さの、ホスピタルガーデンが完成し、さらに憩のある病院が誕生します。