関西医科大BRAND

関西医科大学

本学は、建学の精神に則り、自由・自律・自学の学風のもと、学問的探究心を備え、幅広い教養と国際的視野をもつ人間性豊かな良医を育成することを教育の理念としています。

慈仁心鏡
慈仁心鏡、すなわち慈しみ・めぐみ・愛を心の規範として生きる医人を育成することを建学の精神とする。

関連施設

  • 附属病院
  • 総合医療センター
  • 香里病院
  • 天満橋総合クリニック
  • 附属看護専門学校
  • 卒後臨床研修センター
関西医科大学

医学教育用語集

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改正にあたって



関西医科大学では、2002年に教務委員会(松田公志教務部長)医学教育用語集の作成が発議され、教育企画室長の西川光重教授が編纂し、その後何度か改訂された。
しかし、近年のいわゆる国際認証(分野別認証)を視野に入れた診療参加型臨床実習の推進や、シミュレーション教育の進歩により、我が国の医学教育は大きな変革の渦中にあるため、日常的に非常に多くの聞きなれないカタカナ言葉や略語が氾濫し、新しく医学教育に携わろうとする教員にとっては、ストレスの種となっている。そこで、今年4月に友田幸一学長から、現在の状況に対応できる医学教育用語集改訂の指示があった。
昭和53年刊行の名著「医学教育マニュアル-医学教育の原理と進め方」にある一般目標(GIO)や行動目標(SBO)といった言葉も、最近の「アウトカム基盤型医学教育」ではいささか影が薄くなっている。この医学教育学会の古典的名著と最新の「医学教育白書2014年版」に記載されている医学教育に関する言葉を全て抽出し、読者が検索する際の一助となる簡単な注釈をつけた。また、近年使用頻度が高いシミュレーション教育・蘇生関連の名称や医学用語、日常の診療録記載時に用いる略記も掲載した。現在のIT環境は、前回の用語集作成時とは比較にならないほど進歩しており、個々の詳細についてはそれぞれのサイト等の検索で最新かつ十分な情報が簡便に得られる時代となっている。本用語集が、本学教員および学生の教育に役立てば幸いである。

2015年9月
                   教 務 部 長   野 村 昌 作
医学教育センター長   木 下    洋



掲載順

略記のアルファベット順。
日本語はローマ字読み。

本用語集では、医学教育とは直接関係はないが、本学教員として知ってもらいたい用語も掲載している

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A~C

A

 AADL ( Advanced Activity of Daily Living)

高齢者の趣味や活動を確認し、定期的にたずねるのが健康の維持に良い。この趣味や活動の事。

 

AAMC (Association of American Medical Colleges) 全米医学校協会

 

AAP (American Academy of Pediatrics) 米国小児科学会

 

ABMS ( American Board of Medical Specialties) 米国医療専門職委員会

 

AC (Adapted Child)

自我状態モデルのうち、子どもの自我状態の状況。順応した子ども。人の評価を気にし、他者を優先、遠慮がちで自己主張が少ない。

 

Accountability アカウンタビリテ

説明責任。医療者が患者に納得のいく説明をする責任。

 

ACGME (Accreditation Council for Graduate Medical Education)

米国、カナダの卒後医学教育のための認定評議会。

 

ACLS (Advanced Cardiovascular Life Support)

 二次救命処置

 

ACSCs (Ambulatory Care-sensitive Conditions)

プライマリケアの現場で適切な処置をすれば、不必要な入院を防ぐことができる可能性のある状態。

 

Active Learning アクテブラーニング

 講義脱却をめざす学習論。学習目標は「知識」だけでなく「技能・態度(能力)」の獲得。プレゼンテーション、学生同士のpeer reviewPBLチュートリアルが代表的教授法。「何を教えるか」ではなく「何ができるようになるか」をお膳立てするのが教員の務め。文部科学省が大学教育改善のため各分野で推進。(参照.私立大学情報教育協会Japan Universities Association for Computer EducationJUCE)、Association for the Study of Higher Education (ASHE) report (Bonwell&Eison 1991).

 

ADL (Activities of Daly Living) 日常生活動作

食事・移動・排泄・入浴など生活を営む上で不可欠な基本的行動。

 

Admission Policy アドミッション・ポリシー

 入学者受け入れの方針。本学は建学の精神に則り自由・自律・自学の学風のもと、学問的探究心を備え、幅広い教養と国際的視野を持つ人間性豊かな良医を育成することを教育の理念とし、医療に、医学研究に生きがいを求める意欲的な若者の入学を期待している。(参照.教育要項巻頭)

 

Admissions Office 入試 アドミッション・オフィスAO入試

 出願者自身の人物像を、大学側の admission policy と照らし合わせて合否を決める入試方法。Admissions Office入学管理局。

 

Advanced OSCE (Objective Structured Clinical Examination)

従来我が国では臨床実習終了後に行うOSCE。臨床実習の成果を評価することを目的としており、共用試験OSCE よりも高いレベルで行われる。2016年度からはpost clinical clerkship OSCE「臨床実習後OSCE」(post-CC OSCE)と名称を変更する。

 

AED (Automated External Defibrillation) 自動体外式除細動器

本学1学年総合科目(健康科学)で使用。

 

AED LIFE PAC AEDライフパック

  LIFEPAK 2005CR-T 4台、LIFEPAK500T(2005年基準未対応)3台をシミュレーションセンターで保有。メドトロニック製。

 

AED トレーナー 2 

 国際的に認められたAEDトレーニングコースに準拠した10種類のシナリオを内蔵。本学は2台をシミュレーションセンターで保有。レールダル製。

 

AED トレーニングユニット

 5種類のシナリオを用意し、ガイドラインに沿った練習が可能。TRN-1200 15台、AX-903V 9台、TRN-2100(小児用切替付き)2台保有。日本光電製。

 

AEIOUTIPS       

意識障害をきたす疾患。A: Accident, Alcohol, E: Endocrine,

Encephalopathy, Epilepsy, I: Intoxication, Insulin, O: Oxygen, Opiate, Overdosage, U: Uremia, T: Trauma, Temperature, I: Infection,

P: Psychosis, Porphyria, S: Syncope, Stroke, SAH. (カーペンター分類が基本になっているが、状況・年齢で適宜変更)

 

Affective Domain 情意領域

1956年に Bloom が示した3領域(認知領域、情意領域、精神運動領域)の一つ。患者やその家族に対する配慮など。

 

AHA (American Heart Association) 米国心臓協会

 心疾患や心臓発作に起因する死を減らすための研究、教育、蘇生術講習会の開催や勧告、認定などを行う米国の学術団体。機関誌「Circulation」。

 

AIR SIM ブロンコ

 4発生気管支まで再現した鼻咽頭気管支鏡トレーニングモデルでファイバースコープを使用。

 

AIR SIM エアウエイトレーニングシステム 気道管理トレーニングモデル

 気道確保、吸引、輪状甲状腺穿刺、ダブルルーメン挿入、バッグマスク換気、経鼻気管挿管、ファイバー咽頭鏡、経鼻ファイバースコープ。

 

エアウエイマネージメントトレーナー 気道管理トレーナー

 挿管・換気・吸引などの気道管理のトレーニングに必要なスキルの習熟

に使用する。レールダル製。

 

AJMC (Association of Japanese Medical Colleges ) 一般社団法人全国医学部長病院長会議

会議は、医育機関共通の教育、研究、診療の諸問題およびこれに関連する重要事項について協議し、相互の理解を深めるとともに意見の統一をはかり、わが国における医学ならびに医療の改善向上に資することを目的とする。医師養成のグランドデザインの提言、分野別認証(国際認証)の取り組み、医師不足・偏在問題の取り組みを行っている。(参照.ホームページ:https://www.ajmc.jp、会長荒川哲男)

 

ALSシミュレータ(バイタルシム付属)

 あらゆる急性期患者、急変時の対応を想定した救命処置トレーニング。1,400種以上のECG調律を再現、ミニタリング、除細動、経皮ペーシングが可能。触診法、聴診法、血圧測定、上腕・橈骨、頸動脈の触診可能。

 

ALSシミュレータアドバンスド(高度ALS用人形、PC、モニタ付属)

 あらかじめシナリオをプログラミング、自発の状態、気道の状態、各種長身音、心電図その他多くの臨床状態が変化、効果的なトレーニングが可能。

USBカメラで録画し、デブリーフィングが可能。

 

AMA (American Medical Association) 米国医師会

 

AMEE (The Association for Medical Education in Europe)

欧州医学教育会議。2年に一度オタワカンファランスを開催。90か国が参加。

 

AMEWPR (Association for Medical Education in the Western Pacific Region)

世界医学教育連盟(WFME)の傘下にある西太平洋医学教育会議。東アジア、オセアニア地域の医学教育に関わる地域部会で、日本医学教育学会が日本代表を派遣している。

 

Anecdotal Record 逸話記録

学生のいろいろな場面で観察された特記すべき言動を記録して集積し評価する。

 

Apricot アプリコット

 本学の学章。梅(Japanese apricot、学名:Prunus mume)。花言葉は、気品・高潔・澄んだ心で、万葉時代は、願いを叶えてくれる不思議な力を持つ花と言われていた。学内メール理事会通信の名称。

 

ARCSモデル

 1983年に発表された、Attention(おもしろそう)、Relevance(やりがいありそう)、Confidence(できそう)、Satisfaction (やってよかった)の4つの側面に分けて教育研修の魅力を高める方法。教育研修の提供者が学習者の意欲を刺激し維持させるための、枠組みの設計手順。

 

Art アート

  習熟された技(わざ)に裏打ちされた、繊細な感性で患者さんへの心にふれる医の業。Medicine isan artbased on science (William Osler). 

 
アスクレピオスの杖 Rod of Asclepius

 死者をも蘇らせる優れた名医アスクレピオス(Asklepios、後に神となる)の持っていた蛇(クスシヘビ)が巻き付いた杖。蛇は必ず一匹(商売の神様ヘルメスの杖ケリュケイオンには二匹)。医療の象徴。WHOの旗のデザイン。

ASHE (Association for the Study of Higher Education)

高等教育の研究や学会を開催。機関誌「The Review of Higher EducationNevada大学の教育心理学高等教育に拠点。(参照.ホームページ:www.ashe.ws


ASME (Association for the Study of Medical Education)
 英国医学教育学会


アウトカム

 プログラムが参加者にもたらしたメリットや付加価値のことを意味する。参加者に生じた、知識・態度・スキル・興味関心などの変化・変容を指す。

B

 ベビーアン

 乳児のCPR(新生児マスク換気、胸郭圧迫)のためのシミュレータ。

本学1学年シミュレーション実習、5学年臨床実習で使用。

 

Baby SIM

高機能患者シミュレータ乳児モデル(6か月、8kg) NETI社製、本学5学年臨床実習で使用。

 

万能トレーニングベビー

 等身大、身長54cm、重量2.7kg、生後4週を想定したシミュレータ。

 側頭静脈穿刺、経鼻・経口胃チューブ、男女導尿、胃洗浄、注射、肛門ケア、臍静脈カテーテル挿入、酸素吸入可能。

 

Bates’ Guide to Physical Examination and History Taking. 11th ed.

Lynn S, Bickley, Lippincott Williams & Wilkins, Philadelphia

医療面接や身体診察を学習する教科書。

 

Behavioral Science 行動科学

 人間の行動を科学的に分析し、法則性を解明する学問。「成果の出る行動」を学習者に実行させる方略として行動科学を卒前教育で行う事が、卒後の医師としての成長につながる。カリキュラムに「行動科学(B 2.4.1)」の明示と実践が求められている。

 

BEME (Best Evidence Medical Education)

 1999年にHardenが提唱した。医学教育研究の結果を科学的根拠として医学教育の諸問題について論議する。(参照.Med Teach 1999;21(6):553-562.)

 

BLS  (Basic Life Support) 一次救命処置

 

Blue Print ブループリント 

医師国家試験設計表。出題基準の各項目(章、大項目等)ごとの出題割合を示したもの。

 

BRP (Bathroom Privilege )

トイレ許可。Privilegeは特権。Bed rest with B.R.P. と略記する。

 

BSLBed Side Learning

 大別して見学型、模擬診療型、診療参加型に分けられるが、文部科学省は実質的な診療参加型臨床実習の推進を求めている。

 

BSTBedsideTeaching

 医学生や指導教員が患者のベッドサイドで、疾病や治療法について討論しながら教育を行う方法で、医療技術やコミュニケーションを教えるのに最も効果的とされてきた。

 

Butcher’s paper

グループ討議の時に書く模造紙のような安く大きい紙。

  

BVM (Bag Valve Mask) バッグ・バルブ・マスク
 フェイスマスクと自己膨張式型の一方向弁付きバッグを組み合わせた人工呼吸器具。自己膨張式バッグ(Ambu bag

C

 CAI (Computer Assisted Instruction)

コンピューターを媒体とする教授・学習法。ベビーSIMはじめ、仮想症例プログラムを設定できるシミュレータが開発され、学習者の臨床判断を求める訓練が可能である。

 

CAIPE (Centre for the Advancement of Inter-professional Education)

 英国専門職連携教育推進センター

 

CBT (Computer-based Testing)

4回の試行を経て200512月から共用試験として用いられ、正式実施の2015年からはStudent Doctor称号付与制度が開始された。計320題出題。全国一律の最低合格ラインIRT(能力値)43を提示。

 

CDC (Centers for Disease Control and Prevention) 米国疾病予防管理センター

 1946年に設立された、米国の国内外を問わず感染症の予防・防疫、管理、治療に関するすべての研究・情報・対策に取り組む健康福祉省の部門・研究所。種々のCDCガイドラインが出版されている。ジョージア州アトランタに所在。

 

チャーリー(産科シミュレーショントレーナー)

 児頭位置や頸管開大度を理解するためのシミュレータ。子宮頸モデル(初産婦用、経産婦用、子宮浮腫用)。本学5学年臨床実習(産科婦人科)で使用。

 

Check List チェックリスト

 評価すべき学生の行動特性を表記したもの。例)患者の応答に耳を傾けるか?

 

CLAR (Council of Latin America for Resuscitation) ラテンアメリカ蘇生会議

 

 

Clinical Clerkship Record (CCR)

  臨床実習中に、学生が診療各科から評価を受けるための本学独自の携帯小冊子。個人別の共用試験成績も明示されており、教員による知識・技能の形成的評価、態度・服装・時間に正確かの360度評価が記載される。(参照. S. Nomura, et al. Advances in Medical Education and Practice, 2015; 6: 563-5.

 

Clinical Path クリニカルパス

 スケジュール表(パス表)を用いて、一定の検査や治療内容など医療の具体的介入内容を最適化したもの。

 

Clinical Reasoning  臨床推論

 患者の疾病を明らかにし、解決しようとする思考過程や内容。

 (参照.大西弘高「The臨床推論 研修医よ、診断のプロをめざそう!」、南山堂)

 

Coaching コーチング

 その人の中に眠っている答えを引き出し、自発的行動を促していくコミュニケーション法。1960年代に米国で生まれたコミュニケーション法で、ビジネス、教育、対人関係、接客関係に幅広く応用されている。

 

Cognitive Domain 認知領域

  1956年に Bloom が示した3領域(認知領域、情意領域、精神運動領域)の一つ。この中に3つのレベルがある。①想起(Recall)、②解釈(Interpretation)、③問題解決(Problem solving)。

 

COI (Conflict Of Interest)

利益相反。2011年に日本医学会がガイドラインを策定。

 

コミュニケーションとチーム医療

 モデル・コア・カリキュラムの「基本事項」に求められている項目。

 

Competency コンピテンシー

 成果に直結する能力。医師のコンピテンスとは、状況に応じて発揮される統合された臨床能力。アウトカム基盤型医学教育は「6つのコンピテンシー」で成り立つ。1.患者ケア、2.医学知識、3.プロフェッショナリズム、4.システムに基づく医療、5.診療の質管理と改善、6.対人・コミニュケーションスキル。(参照.第43回日本医学教育学会、1999年米国卒後認証協議会 ACGME)。「知識、技術、態度などを統合した能力であって、かつ、行動として観察できるもの」(厚生労働省医道審議会医師臨床研修制度評価に関するワーキンググループの定義)。

 

Core Curriculum 医学教育モデル・コア・カリキュラムー教育内容ガイドラインー

 平成133月に「医学・歯学の有り方に関する調査研究者会議」(高久史麿座長)において策定。平成1912月と平成233月に改定された(モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会)。学生が卒業時までに身につけておくべき、必須の実践的診察能力(知識・技能・態度)に関する到達目標を明確化。索引付き。

 

Core Curriculum 準備教育モデル・コア・カリキュラムー教育内容ガイドラインー

平成133月策定(医学における教育プログラム研究・開発事業委員会編)。索引付き。平成233月改定。

 

CoSTR (International Consensus on Cardiopulmonary Resuscitation and Emergency Cardiovascular Care with Treatment Recommendation)   コステー

心肺蘇生と救急心血管治療における科学と治療勧告についての国際コンセンサス。

 

CPA (Cardiopulmonary Arrest) 心肺停止

 

CPC (Clinical Pathological Conference) 臨床病理検討会

 

CPD (Continuing Professional Development)

「生涯教育」は従来CME(continuing medical education) と呼称されていたが、最近はCPDと表現する。

 

CPP (Coronary Perfusion Pressure) 冠灌流圧

 

CPR (Cardiopulmonary Resuscitation) 心肺蘇生

 

CPXClinical Performance Examination ) 臨床能力試験

医療面接、身体診察、臨床推論、検査処置、対応、診療録記載を1530分程度の症例課題で評価。

 

CQC(Care Quality Commission)

英国における医師の生涯教育の運営と認定組織

 

Curriculum Policy カリキュラム・ポリシー

教育課程の編成・実施の方針(参照.教育要項巻頭)

 

CVA (Costovertebral Angle)

客観的臨床能力試験で背面の叩打痛の有無を診察する部位。

 

CVC穿刺挿入シミュレータⅡ

 鎖骨下静脈、経鎖骨上鎖骨下静脈、内頸静脈の穿刺法の実習のためのシミュレータ。透明パッド、ブラインドパッド、超音波パッドの3種類の実習が可能。

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D~F

D

 DAM 

シミュレータトレーニングモデル。頸部後屈困難、開口障害、喉頭けいれんを含む気道確保困難症例を設定可能。ラリンジアルマスク、経鼻挿管、バッグ・バルブ・マスクのトレーニングに使用。京都科学製。

 

男女共同参画の促進

 モデル・コア・カリキュラムの「社会的ニーズへの対応」で、「医師として求められる基本的な資質」として、男女を問わずキャリアを継続させて、生涯にわたり自己形成を続ける意欲と態度を有すると記載されている。

 

DDST ( Denver Developmental Screening Test )

小児の外来受診時に運動・言語・微細運動・社会性の発達のチェックを行う表(5歳児まで)で、世界中で用いられている。(参照.Pediatrics 89:91-971992)

 

デブリーフィング

 医療面接やシミュレーション実習で、画像による記録を撮影し、受講者とチュータとが手技を振り返ることにより、形成的評価を行い到達目標に近づく。

 

Diploma Policyディプロマ・ポリシー

学位授与の方針。(参照.教育要項巻頭)

 

DNAR (Do Not Attempt Resuscitation)

 蘇生を実施しないことの明示。

 

DOA (Date of Admission)入院日

 

D.O.E. (Dyspnea On Exertion) 労作性呼吸困難

 

DPC/PDPS (DiagnosisProcedureCombination/Per-DiemPayment System)

包括医療費支払い制度

平成15年に導入された、急性期入院医療を対象とした診療報酬の包括評価制度。特定機能病院は本評価方法が実施されている。

E

 Early Exposureアーリー・エクスポージャー

 初期体験学習。本学のカリキュラムでは、早期体験実習(1学年夏休み)、学外地域医療実習・学内医療実習(1学年3学期)、看護実習(2学年)、エスコート実習(3学年)、医師不足地域・診療科見学実習(4学年特別枠)。

 

EBM ( Evidence-based Medicine)

質の高いエビデンスを把握した上で、根拠に基づき医療を行う。問題点抽出、情報収集、批判的吟味(critical appraisal)、患者への適用。情報収集・吟味のために、Up To Date, Clinical Evidence, Cochrane Library がある。

 

ECB (Evaluation Capacity Building)  評価キャパシテイ構築

プログラムやそれを提供する組織の実行能力を開発し、維持、促進させるための方策。

 

ECFMG (Educational Commission for Foreign Medical Graduates) Examination and Certification

 外国の医学校を卒業した学生に対する米国の資格試験等の実施・評価を行う機構及びその試験(参照.ECFMGホームページ:www.ecfmg.org)。Patient care を学習するために必須。2023年以降は、受験は国際認証を受けた医学校の卒業生に限ると通告した(20109月)。

 

Educational Evaluation教育評価

   診療科目別実習評価票に、Moodle実施の有無および総合点(100点満点評価)と科目責任者名および印鑑を記載。

 ② 多職種による学生評価(360°評価)例示(参照.平成23年度文部科学省先導的大学改革推進委託事業)。本学では「挨拶・身だしなみ・時間厳守」の評価項目をCCR(Clinical Clerkship Record) に記載。平成28年度から本格実施の予定。

③ 簡易版臨床能力評価法(mini-CEX)。欧米の卒後医学教育で頻用される、研修医の診察技能評価のための簡単な評価表。

 

 

Elective Curriculum 選択的カリキュラム

選択制カリキュラム協力者会議(平成13年、文部科学省、高久史麿座長)は、大学全体の23の時間数(単位数)を基本的学習内容をモデル・コア・カリキュラムにそって履修させ、残り13は各大学の理念と独自性に基づいて作成した選択制カリキュラムを学生に選択させることを提唱した。

 

EMR ( Endoscopic mucosal resection) 内視鏡的粘膜切除術

 1980年代に開発された悪性腫瘍に対する内視鏡的治療法。

 

Encounter

教育には教師と学生との出会いがあり、教員と学生との相互作用が大きな要素なる。

 

Endowork-Pro

内視鏡外科手術用トレーニングボックス(全4台)に縫合用モデルを設置し、内視鏡手術用針や鉗子などを実際に操作。本学5学年臨床実習(外科)で使用。

 

EMR ( Endoscopic mucosal resection) 内視鏡的粘膜切除術

 1980年代に開発された悪性腫瘍に対する内視鏡的治療法。

 

ENTEar, Nose and Tracheaor Throat))耳鼻気管咽喉科

本学では、耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座。Otorhinolaryngology-Head and Neck Surgery.

 

E.O.M. (External Ocular Movement) 外側眼球運動

 

EPOC臨床研修評価システム

国立大学病院長会議教育研修問題小委員会で発足し、大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)により開発・運営される。研修医による自己評価、指導医による評価、研修医による指導・環境・プログラムの評価、研修修了証の発行が可能。研修終了後1か月以内に入力。(参照.EPOC‐オンライン卒後臨床研修評価システム(UMIN):epoc.umin.ac.jp

 

EPP (Evaluation of Professional Practice)

フランスの法律で義務化されている医師の生涯学習制度

 

ERC (European Resuscitation Council) ヨーロッパ蘇生協議会

機関誌「Resuscitation」。

 

エスコート実習

 本学では3学年で行われる、患者さんの来院から診察→検査→結果→事務手続き→帰宅の順を追って学生が付き添い、患者-医療者のコミュニケーションを体験する実習。

 

ESD (Endoscopic submucosal dissection) 内視鏡的粘膜下層剥離術

 1990年代後半から登場した、粘膜下層を剥離するためのナイフ(ITナイフ、hookナイフ、flexナイフ)を用いた内視鏡的切除術。

 

Essay Test 論述試験

 

ETCO2 呼気終末二酸化炭素

End-tidal CO2 呼気終末二酸化炭素濃度は、生体の換気・代謝・循環を反映するため、蘇生時の有効性の評価に用いられる。呼気炭酸ガス分圧の波形(カプノグラム)で評価する。

 

Evaluation

Educational evaluation (教育評価)。良い評価には、次の要件が必要である。妥当性(Validity)、信頼性(Reliability)、客観性(Objectivity)、効率(Efficiency)。

 

EXPERT  トレーニング用肝臓血管モデル

 IVR トレーニングで必要とされる肝臓の動脈走行を再現。専用液により、カテーテル操作の感触が人体に近似。冠動脈の動脈瘤にコイルの留置、取り出しのトレーニングが可能。

 

EYE 眼底検査シミュレータ

 直像検査眼鏡を使って「正常眼底」「単純性糖尿病眼底」など10種類の疾患のトレーニングが可能。本学4学年プレクリニカル・クラークシップで使用。

F

 Facilitation  ファシリテーション

 会議やミーティングやグループで発言や参加を促し、集団活動(協働)がスムーズにすすむように促進し、成果があがるようにすること。

 

FAIMER (Foundation for Advancement of International Medical Education and Research)

  1953年にWHOWorld Directory of Medical Schoolsに国際的医科大学のリストを掲載し、現在はFAIMERInternational Medical Education Directory (IMED)に掲載している。本邦の医科大学はすべて掲載されている。

 

Family Physician 家庭医(米国)

 

FBAO (Foreign Body Airway Obstruction)

気道異物による窒息。

 

FC (Free Child)

自我状態モデルのうち、子ども(C)の自我状態の状況。もって生まれた自然な姿である自由な子どもの状況。本能的、自己中心的で好奇心、直感、想像力と関連する。

 

FD (Faculty Development) 教員能力開発

医学生の指導にあたる医師に対して、医学教育の考え方や指導法などを啓発するために行う。学生自身が学習目標を立てる際の指導、臨床推論、臨床判断、診療計画の立案、技能の指導や評価、プロフェッショナリズム、カリキュラムなどが主題となる。特に実質的な診療参加型臨床実習の実践について、文部科学省はDVD(東京大学、東京医科歯科大学監修)を用いての「臨床研修指導医講習会」などでの教員啓発を促している。

 

FH (Family History) 家族歴

 

Formative Evaluation 形成的評価

教授-学習へのフィードバックのために行われる評価。

 

FTP (Fitness to Practice)

 不適切な学生・研修医を医療に参画させないようにし、患者さんの安全(patient safety)を守るための仕組み。英国の事件(殺人医師ハロルド・シップマン事件)から、欧米の医育機関で取り入れられるようになった。平成26年頃から文部科学省も着目しはじめた。(参照.GMCTomorrow’s Doctor, 文部科学省先導的大学改革「学生のアンプロフェッショショナルな行為に関する記録(例示)」

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G~I

G

 学歌「のぞみ」

 昭和6年学生歌公募、宮前澄子(明治45315日生まれ、昭和9年大阪女子高等醫学専門学校卒業)が本学2回生時に作詞。

1番:桓武天皇の交野が原の鷹狩り、2番:渚の院での惟喬親王と在原業平の観桜会、3番:紀貫之と慈仁心鏡。 

 

GCSGlasgow Coma Scale) 意識障害の評価

Eyes (14)Verbal (15)Motor (16)の点数の合計により、15点正常、129意識障害、8以下重症。医師国家試験にはGCSJCSの両方が出題される。

 

Geneva Oath ジュネーブ宣言

1948年の第2回世界医師会(WMA)総会で規定された、ヒポクラテスの誓いの倫理的精神を現代化したもので、その後幾度の改定を行っている。(参照. 日本医師会ホームページ:www.med.or.jp

 

GI Bronch Mentor

シンピオニクス社製消化管内視鏡バーチャルシミュレータ。上下部内視鏡ともに20症例のシミュレーションが可能。本学6学年選択制臨床実習で使用。

 

GIO (General Instructional Objective) 一般目標

卒業時点における学習者の到達すべき目標。学習者を主語として書く。文例:「医学生はができるようになるために、××を理解する」(参照.日本医学教育学会監修「医学教育の原理と進め方」篠原出版新社、1978年、1820頁)

 

GMC (General Medical Council ) 医学総会議

英国の総合医学協議会。医学校を卒業した時点で学生が修得しておくべきコンピテンシー「Tomorrow’s Doctors」に則っているかを認証評価する。

 

GP (General Practitioner)

 総合診療医(英国)

 

GP (Good Practice)

文部科学省高等教育局大学振興課大学改革推進室が推奨する「優れた取り組み」「Good Practice」の事。諸外国の大学改革で注目されている言葉。

 

GPA (Grade Point Average)

 学生の成績評価値。大学の学業成績を平均点で換算したもので留学に必要。本学では2015年度から導入。

H

 配属実習

 3学年の3学期に、学生が希望する講座に配属され、医学研究に従事する。成果はレポートとして提出が義務付けられている。教務部長の許可があれば、海外での研修や、その他の有意義な自己啓発の期間として利用することも可能である。

 

濱地藤太郎

 本学の創始者(18831971年)。佐賀県唐津市出身。明治37年金沢医専(現金沢大学医学部)卒業後、大阪市で扁桃腺病院を開業。本学の前身、大阪女子高等医学専門学校を1928630日に設立。耳鼻科医。

 

Harold Shipman 事件

 イギリスで発生した170人以上の患者を殺害した罪で終身刑になり獄中自殺。プロフェッショナリズムの危機、欧州でのFitness to Practice 運動の起点となった。

 

Harriet Lane Handbook

  The Johns Hopkins Hospital の小児科医・レジデント・医学生のための、白衣のポケットに入る有名なハンドブック。Mosby, Pennsylvania.

 

ハートシム ACLSトレーニングシステム(ICLS専用人形、PC附属)

 救命処置に必要なスキルを、バッグ・バルブ・マスク換気、気管挿管、ECGモニタリング、除細動、体外ペーシングをトレーニング。2500種類以上のECG調律を再現。本学4学年総合臨床実習で使用。

 

HDS-R 長谷川式簡易知能検査

認知症のスクリーニング検査。短期記憶、見当識障害のチェック。30点満点。

 

HEENT

  Head, Eyes, Ears, Nose, Throat の頭文字

 

Helsinki Declarationヘルシンキ宣言

 ヒトを対象とする医学研究の倫理的原則。世界医師会(WMA)が採択した中核となる文書の一つで、1964年に採択され医学の進歩に伴い幾多の改定が行われている。(参照.日本医師会ホームページ:www.med.or.jp

 

ヒヤリハット

 モデル・コア・カリキュラムの「医療における安全性確保」では、医療上の事故等(インシデント(ヒヤリハット))、医療過誤等を含む)が発生した場合対処の仕方を学ぶことが求められている。

 

膝関節鏡シミュレータ

 皮膚、筋肉、骨格、全ての靭帯を再現した外科手技シミュレータ。

 

Hospitalist ホスピタリスト

総合内科、家庭医療科、総合小児科などのプライマリケアの専門研修を修了

したホスピタルメディシンを専門とする医師で、急速に普及した。

 

HPI (History of Present Illness) 現病歴

 

4H4T (突然の心停止の原因)

  Hypoxia, Hypovolemia, Hypo/hyperkalemia/metabolic, Hypothermia及び

Tension pneumothorax, tamponade,/cardiac, toxins, thrombosis である。

 

HSFC (Heart and Stroke Foundation of Canada) カナダ心臓・卒中財団

I

 IAC (Interposed Abdominal Compression)-CPR

心肺蘇生で、胸骨圧迫を解除している時期に腹部(剣状突起)と臍部の中間を圧迫する方法。院内心停止例では生存率が改善する報告がある。

 

IC  (Informed Consent) 

インフォームド・コンセント。治療内容に関して、医師が患者に十分かつ分かりやすく説明し、患者がその説明に納得し同意すること。どの選択肢を選ぶかを患者が選択する。1983年の米国「倫理に関する大統領委員会」の報告書で、「患者の自己決定権」を尊重すること、ICが医の倫理の基本であることが確認された。

 

ICD 10International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems

国際疾病分類第10版。世界保健機関(WHO)が10年ごとに作成する、世界各地での死亡や疾病のデータを分析・比較するための国際統計分類。我が国ではICD-10 1990年採択)の一部改正(2003)に準拠した「疾病、傷害及び死因分類」が作成されている。(参照.WHOホームページ:www.who.int)

 

Ice breaking アイスブレイキング

 ワークショップ等の最初に、参加者間の緊張をほぐし、理解や協働を深めるために行う自己紹介など。

 

イチローⅡ 心臓病診察シミュレータ

 心尖拍動、4箇所の聴診部位(大動脈・肺動脈・三尖弁・僧帽弁領域)で心音を聴診し、頸静脈の視診、動脈8箇所の触診、心電図88症例が可能である。(公益社団法人臨床心臓病学教育研究会(会長高階經和、京都科学製)監修・指導、本学1学年シミュレーション実習、4学年総合臨床医学実習で使用。

 

ICM (International Confederation of Midwives) 国際助産師連盟

2010年、助産婦教育の世界基準(Global Standards for Midwifery Education)を提唱。

 

ICT (Infection Control Team) 感染制御チーム

 

ICT (Information and Communication Technology) 情報技術、情報処理.

 

ID (Instructional Design) インストラクショナルデザイン

教育活動の効果と効率と魅力とを高めるための手法を集大成したモデルや研究分野。医学教育一般教育目標(GIO)や行動目標(SBO)を駆使した方法がこれにあたる。ADDIEモデルは、Analysis(分析)、Design(設計)、Development(開発)、Imprementation(実施)Evaluation(評価)で、教育研修設計の基本ステップとなる。

 

IFMSA (International Federation of Medical Students’ Associations) 国際医学生連盟

 本学には毎年夏に、IFMSAを通じて海外の医学部学生が約1か月、研修に来ている。MESSが準備担当。

 

医学教育分野別評価基準日本版

世界医学教育連盟(WFME)グローバルスタンダード2012年版準拠。Ver 1.30 (平成27424日)(ダウンロード可 参照.日本医学教育学会ホームページ:jsme.umin.ac.jp

 

医学教育ワークショップ

 本学では、1983年から年1回開催。急激に変化・進歩していく我が国の医学教育に対応して、学長がデレクターとなりカリキュラム構築や臨床実習などをテーマに開催している。(これまでのテーマは医学教育センターホームページ参照)。

 

医学生の学力低下問題

 医学生の学力低下に関するアンケート調査報告書、2013年。医学部学生のユニバーサル化、18歳人口の減少、医学部入学定員増員(地域医療枠)の影響に関する検討。(参照.全国医学部長病院長会議「医学生の学力低下問題に関するアンケート調査結果」)

 

ILCOR (International Liaison Committee On Resuscitation) 国際蘇生連絡委員会 イルコアー

当委員会が科学と治療勧告のコンセンサス(CoSTR)として、これまでの研究についてのエビデンスの文献的検討を行い、望ましい蘇生に関する治療方法の勧告を行う。

 

IMED (International Medical Education Directory) 国際医科大学要覧

1953年にWHOが作成した国際的な医科大学の要覧を、その後WFME (世界医学教育連盟)、さらにFAIMERが受け継いでいる。日本の医科大学は全て掲載されている。いわゆる国際認証評価の有無は記載なし。

 

IMGs (International Medical Graduates)

国外から流入する医師。

 

 

Incentive インセンテ

目的達成のために設ける様々な刺激。教員が教育に邁進するように与える昇給、昇進、研究費など。

 

Informed Refusal インフォームド・リフーザル

 医師からみて、いかに理不尽な決断と思えようと、診療録にその旨を記載し、患者の決定に従う。

 

IPCS (Inter Personal and Communication Skills)

  ACGMEが掲げる6つのコンピテンシーの1つ。Mini-CEXで評価。

 

IPE (InterProfessional Education)

多職種連携教育。医学部、看護学部、歯学部、薬学部、理学療法学科、医療工学科など医療系多職種協働で患者の治療・ケアに携わるために、卒前教育の時点から多学部・学科が共同で学修すること。昭和大学、名古屋市立大学、岩手医科大学では、期間は短いが一部協働カリキュラムが実施されている。

 

IPW (Inter Professional Work)

多職種連携協働、専門職連携。複数の専門職が協働し、利用者や患者の期待や要望に応えていくこと。

 

IR (Institutional Research ) Center

  IRセンターは、LCME (米国) スタンダードではカリキュラム管理・評価・強化を行うとされる。教育課程、クラークシップ、教員、医学生の評価に関する情報を集める部署で、総合大学では設置している場合があり、自己点検評価書資料集の準備にあたる事が多い。

 

IRT (Item Response Theory) 項目反応理論

 共用試験CBT問題の良否の判定と成績評価に用いる。2012年試験からは、問題の特性を表現するには「能力値」、学生の評価を表現する場合は「IRT標準スコア」と呼ぶ。全国医学部長病院長会議は、IRT43以上合格とし Student Doctor の認定証を発行すると通達(20141020日、全医・病会議発第349)

 

医療事故medical accident

 事故の再発予防に活用するためのインシデントレポートを記載する。レベル02(インシデント)、レベル3以上(アクシデント)。

 

医療過誤 medical malpractice

 医師が医療を行う際、業務上当然必要とされる注意義務を怠ること(過失)によって、患者の権利(身体権、生命権)を侵害し、患者に被害(障害、死亡)を与えること。

 

医療研修推進財団

 業務は、医師の臨床研修のためのプログラム責任者養成講習会、臨床研修病院ガイドブックの作成、医師臨床研修マッチングプログラム。公益財団法人。(その他に理学療法士、作業療法士、視能訓練士、放射線技師の研修会、言語聴覚士の国家試験・登録事務)

 

医療安全

 モデル・コア・カリキュラムでは、「社会的ニーズへの対応」として、患者および医療従事者の安全性確保が求められている。

 

ISD ( Instructional System Design) 教授システム設計

インストラクショナルデザイン(ID)をより広範な教育システム全体に適応したもの。(参照.IDの項)

 

医師憲章

 基本原則:①患者の利益追求、②患者の自立性(自己決定権)、③社会正義

 プロフェッショナルとしての10の責務:①プロとしての能力、②患者に対して正直、③患者の秘密を守る、④患者との適切な関係、⑤医療の質を向上させる、⑥医療へのアクセスを向上させる、⑦医療資源の適正配置、⑧科学的知識、⑨利害関係に適切に対応し、信頼を維持、⑩専門職の責任を果たす。

 

医師国家試験出題基準

 厚生労働省医政局医事課。医師国家試験の「妥当な範囲」と「適切なレベル」とを項目によって整理したもの。

 

医師国家試験合格基準

 一般問題(11点)129/200=64.5%、臨床実地問題(13点)405/600=67.5%、必須問題 160/200点、禁忌肢3問以下(平成26年度第109回、年度により異なる。)

 

医師のつとめ

 The duties of a doctor registered with General Medical Council, UK

 

医師として求められる基本的な資質

 モデル・コア・カリキュラムでは、①医師としての職責、②患者中心の視点、③コミュニケーション④チーム医療⑤総合的診療能力⑥地域医療⑦医学研究への志向⑧自己研鑽の8項目が掲げられている。

 

痛みの10か条

 Location, Duration, Onset, Character, Intensity, Severity, Radiation, Exacerbating factor, Relieving factor, Associating factor) (参照.岸本揚将編著「米国式症例プレゼンテーションが劇的に上手くなる方法」羊土社、2004年)

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J~L

J

 JABPE 薬学教育評価機構

 

JABS (Japanese Association of Behavioral Science) 日本行動科学学会

 

JACME (Japan Accreditation Council for Medical Education) 日本医学教育認証評価協議会 

 我が国の医学校がWFMEから国際認証を認知されるために、我が国で分野別の医学教育認証評価制度を立ち上げるために作られた組織。(2017年までに、国が認めた公認組織となる予定)

 

JAMA (Journal of the American Medical Association) 米国医師会雑誌

 

JAMY Baby

蘇生法教育乳児モデル。身長70cm、生後78か月の乳児モデルで、心肺蘇生法の効果をランプとブザーで示す。ヤガミ製。

 

JAMY -

 蘇生法教育幼児モデル。身長104cm4歳児モデルで、心肺蘇生法の効果をランプとブザーで示す。ハイムリッヒ法の訓練も行える。ヤガミ製。

 

JCS (Japan Coma Scale) 意識障害の評価

 339度方式とも呼ばれる。覚醒している(一桁)、刺激をすれば覚醒(二桁)、刺激しても覚醒しない(三桁の数字)で表す。医師国家試験にはGCSJCSの両方が出題される。太田富雄(大阪医科大学脳神経外科)らが発案、小児は太田-坂本(坂本吉正元本学小児科助教授)の分類。

 

JIEME-ITC (The Japan Institute for Emergency Medical Education)  一般社団法人日本救急医療教育機構

 AHA(米国心臓協会)のガイドラインに準拠したBLSヘルスプロバイダーコース(医療従事者向け)等を開催。

 

JIHEE 高等教育評価機構

 

慈仁心鏡

 本学は、慈仁心鏡、すなわち慈しみ・めぐみ・愛を心の規範として生きる医人を育成することを建学の精神とする。(参照.「建学の精神」成文化委員会「建学の精神」「教育の理念」制定報告会記録、平成15621

 

実体顕微鏡 SZX7−TR2−APO-C

理想的な平行光束のガリレオ光学系を採用。トレーニング手技を録画、学習。7倍ズーム。オリンパス株式会社製。

 

JMEF(Japan Medical Education Foundation)公益財団法人医学教育振興財団

 医学教育振興財団(1979年設立)およびその機関誌名。1981年から「国内医科大学視察と討論の会」、「医学教育指導者セミナー(現フォーラム)等開催、「英国大学医学校での臨床実習のための短期留学」事業。歴代理事長は懸田克躬、吉岡守正、高久史麿、小川秀興。評議員に山下敏夫。(参照.ホームページ:www.jmef.or.jp

 

JNA (Japanese Nursing Association) 日本看護協会

 

JRC (Japan Resuscitation Council) 日本蘇生協議会

 

JSME (Japan Society for Medical Education) 日本医学教育学会

 

JSPICC (Japan Society of Pediatric Intensive and Critical Care) 日本小児集中治療研究会

 NPO法人。1994年設立、2002年からPALS(小児二次救急処置)コース講習会を導入し開催。理事長中川聡。(参照.ホームページ:jspcc.jp

 

JUAA (Japan Universities Accreditation Association )公益財団法人大学基準協会

 1947年設立、2004年認証評価制度導入。2002年の学校教育法改正に伴い、2004年度以降、文部科学大臣の認証を受けた評価機関による評価を7年以内の周期で受ける義務がある(認証評価制度)。会長は納屋廣美(明治大学学事顧問)。(参照.ホームページ:www.juaa.or.jp)。本学は平成26106日~7日に受審。

 

JUCE (Japan University Association for Computer Education)公益社団法人私立大学情報教育協会。

 分野別教育におけるアクティブ・ラーニングの事例研究対話集会を開催。社会学、機械工学、統計学、心理学、コミュニケーション関係学、看護学、薬学などの部門。

K

 解釈モデル Patient’s interpretation model

 発病の原因・病態・経過・治療について患者自身の考えや期待感。(どんな病気を心配しているか、どんな検査を希望しているのか、治療に関してどんな希望があるのか。)

 

患者中心のチーム医療(医療分野における多職種連携)

 モデル・コア・カリキュラムの「社会的ニーズへの対応」として、多職種連携が求められる。

 

関西4医科大学研究医養成コンソーシアム

 大学間連携組織として研究医枠を申請して認められた。統括大学は本学で、連携大学は奈良県立医科大学、大阪医科大学および兵庫医科大学である。

 

かんたんくん

 学生が装着して実際の手技をお互いに確認し、声をかけながら採血トレーニングができるキット。静脈の位置が触診できる。3本の静脈を配置。株式会社京都科学製。本学1学年シミュレーション実習、4学年総合臨床医学実習で使用。

 

肩関節鏡シミュレータ

 生体のような触感を正確に備えたトレーニング用解剖モデル。

 

建学の精神 

本学は、慈仁心鏡、すなわち慈しみ・めぐみ・愛を心の規範として生きる医人を育成することを建学の精神とする。(参照.教育要項巻頭)

(参照.「建学の精神」成文化委員会「建学の精神」「教育の理念」制定報告会記録、平成15621

 

KJ法(文殊カード法)

 川喜田二郎が1967年に考案した。文殊カード(中川米造氏の考案した3連のカード)に記載し、グループごとにまとめて「島」を作り、相互の関係を図解するグループワークで頻用される手法。KJ法は川喜田研究所が商標登録。(参照.Wikipediahttps://ja.wikipedia.org川喜田二郎「発想法創造性開発のために」中公新書1967年。)

 

KMULAS (Kansai Medical University Learning Assist System)

本学の教育のICT化に伴い平成27年度から導入し、5月からは教養系科目、平成28年度以降に14学年の教室・講座に導入運用される学習支援システム。

クリッカーを使用した双方向授業やアノテーションによる資料ファイルへの直接操作が可能となる。                    

 

KMUSC (Kansai Medical University Simulation Center)

従前の本学クリニカル・シミュレーションラボ(CSL)は枚方分室と滝井分室に分かれていたが、平成254月枚方学舎3階に300平方メートルのシミュレーションセンターが完成し、KMUSCと名称変更した。

 

行動科学 Behavioral Science

 人間の行動を科学的に分析し法則性を解明しようとする学問。行動科学マネージメントなど、ビジネスに応用されている。WFMEのグローバルスタンダードでは、医科大学・医学部はカリキュラムに「行動科学(B 2.4.1)」を明示し、実践しなければならないと記載されている。

 

行動目標(Specific Behavioral Objectives SBO

具体的な学習目標。学習者が何ができるかを表現する。書き方の原則は主語は学習者で、動詞は「実施する」「記述する」「述べる」「列挙する」など。

 

コーケン未熟児モデル 

 特殊シリコンゴムを使用し、生体に近い感触のトレーニングができる。大泉門触知、清拭、吸引チューブ挿入、モニタ装置の演習が可能。Aタイプ:301,600gBタイプ: 24 700g

 

高齢者医療(2025年問題)

 国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」によると、2025年には、高齢者人口は3,500万人に達する。

 

Kurses(独)クルズス

 臨床実習中に行われる小講義。症例を用いた少人数講義。

 

キャリアパス

 ある職位や職務に就任するための必要な一連の業務経験とその順序、配置異動のルートを指す人事労務用語。

 

教育勅語

 189010月、明治天皇により発布された「教育ニ関スル勅語」。占領下に施行された旧教育基本法が平成18年に改正され、教育勅語の理念・精神を再評価しようとする論議がある。

 

教育評価の方法

 論述試験、口頭試験、客観試験、シミュレーションテスト、実地試験、観察記録、レポートなどの方法がある。

 

教育の理念

 本学は、建学の精神に則り、自由・自律・自学の学風をもと、学問的探究心を備え、幅広い教養と国際的視野をもつ人間性豊かな良医を育成することを教育の理念とし、次の教育目標(参照.教育要項巻頭)を掲げる。

 

教育の3領域

 認知領域Cognitive Domain(この中に想起、解釈、問題解決のレベルがある)、情意領域Affective Domain(態度・週間)、精神運動領域Psychomotor Domain(技能)の3領域がある。

 

教授錯覚 Teaching Illusion

 「教員が教えたことを、学生がすべてをよく理解しえた」と思ってしまう教員の錯覚。(参照.「医学教育に原理と進め方」1頁)

 

胸腔ドレーンシミュレータ

 気胸の状態が正確に再現されており、肋骨の触診や切開手術の際に必要な処置の練習もできるシミュレータ。

 

共用試験

 社団法人医療系大学間共用試験実施評価機構が実施するCBTOSCE

(参照.「診療参加型臨床実習に参加する学生に必要とされる技能と態度に関する学習・評価項目」第1版~第2.8版、平成13年~平成27年)

 

救急蘇生法の指針(医療従事者用)

 日本版救急蘇生ガイドライン策定小委員会が編集した標準テキスト。2005年に出版。

L

 LAN ( local Area Network)

 施設内に限られた情報伝達ネットワーク。

 

LAP Mentor
デスクトップ

 腹腔鏡下手術バーチャルシュミレータ シンピオニクス製。腹腔鏡手術手技の基本トレーニング、左右二本の手術器具、カメラを使用して鮮明なバーチャル空間でトレーニングが可能。本学5学年臨床実習(外科)で使用。

 

LCME (Liaison Committee on Medical Education)

 米国の医学教育連絡委員会。AAMC (米国医学校協会)の傘下にあり、米国とカナダで医科大学の認証を行う機関。8年毎に再審査。(参照.ホームページ:www.lcme.org

 

Literacy リテラシー

教養があること。様々な能力があること。科学リテラシー、防災リテラシー、計算リテラシーなどと用いられる。

 

リトルアン

 頭部後屈、顎先端挙上、下顎挙上の手技で気道確保のトレーニングを行うシミュレータ。

 

LQQTSFA

医療面接で聴取すべき項目の略語。LocationQualityQuantityTiming (onsetと経過)Setting (発症の状況)Factors(寛解増悪因子)、

Associatedsymptoms (随伴症状)

 

LSLearning Strategy) 学習方略

学習者が効率的かつ効果的に学習目標に到達できるようにするにはどうするか。学習者がどのように学ぶか。

 

ルンバールくん Ⅱ 腰椎・硬膜外穿刺シミュレータ

 髄液採取、硬膜外麻酔、腰椎麻酔のトレーニングを行うシミュレータ。リアルな穿刺感覚で、難易度の異なる4種類(成人:標準体型・肥満体型、高齢者:標準体型・肥満体型)を想定した練習が可能。本学1学年シミュレーション実習で使用。

 

ラング

 呼吸音聴診シミュレータ、京都科学製。正常呼吸音、各種疾患の異常呼吸音を正面と背面から聴診。PC画面上にイラストやエックス線写真を組み込んだ解説がある。本学1学年シミュレーション実習、4学年総合臨床医学実習、5学年臨床実習(胸部心臓血管外科)で使用。

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M~O

M

 まあちゃん(小児看護実習モデル)

 口腔内・鼻腔内・気管内吸引・経鼻栄養・導尿などの基本技術から病児へのサポート技術のトレーニング。座位や仰臥姿勢での導尿実習も可能。

 

MacArthur-Bates Communicative Development Inventories マッカーサーコミュニケーション発達質問用紙

米国の小児科外来で多く使用されている、3歳未満のコミュニケーション発達を、語彙と身振り・文法に関して質問票で評価する方法。(参照.日本語版発行所:京都国際社会福祉センター発達研究所)

 

MCC (Medical Council of Canada) カナダ医学評議会

 1912年に発足した、カナダの医師登録と医師国家試験の実施・運営管理を行う非政府組織。

 

MCCEE (Medical Council of Canada Evaluating Examination)

カナダ医学評議会が実施する、外国の医科大学卒業生のための筆記試験。

この試験に合格後、実技試験(NAC)を受験する必要がある。

 

MCCQEI (Medical Council of Canada Qualifying Examination Part 1)

カナダで医学部卒業時に行われる医師国家試験第1部・筆記試験。指導医の元で診療を行う事ができる医師免許。これに対し医師国家試験第2部(MCCQEII)は、独立した診療行為を許可する医師免許が付与される。

 

MCQ (Multiple Choice Questions) 多肢選択式問題

医師国家試験問題は一般問題200問、臨床実地問題200問、必修問題100問の合計500問のMCQで構成される。

 

MEAL (Medical Education Assets Library) 医学教育情報館

情報インフラとしての我が国の医学教育の情報基盤(現在構築中)。

 

MEDC (Medical Education Development Center)

医学教育共同利用拠点、岐阜大学医学教育開発研究センター(センター長・教授 藤崎和彦)。

 

Medi Skills Standard Scope Trainer

尿道鏡に関する技術のトレーニング。腎盂・膀胱ビデオスコープを使い学習。

 

Medical Education 医学教育

 

Medical Practice

医師の医学的判断・技術によって行われる、医師にのみ許されている行為。

 

Medical students: professional values and fitness to practice

 医学生のプロフェッショナルな立ち居ふるまい(professional behavior)。

 1. Good clinical care, 2. Maintaining good medical practice, 

3. Teaching and training, appraising and assessing, 4. Relationship with patients, 5. Working with colleague, 6. Probity, 7. Health.

 

MENTICE VIST-C

インターベンション(血管内治療)シミュレーショントレーナー。

 心臓血管、脳血管、腎臓血管、子宮血管など多数のプログラムモジュールが準備され、動的シミュレーション透視画像を見ながらトレーニングができる。

 

Miller の学習ピラミッド

 Miller GE: The assessment of clinical skills/ competence/ performance.

Acad Med, 65(9): S63S67, 1990.

 

Mini-CEX (mini-Clinical Evaluation Exercise) 簡易版臨床能力評価法

研修医の臨床実習の際のパフォーマンス表す評価指標。1医療面接、2診察、3プロフェッショナリズム、4臨床判断、5カウンセリング技能、6効率、7総合臨床能力の項目がある。(参照.American Board of Internal Medicine Clinical Competence Program, 2002

 

ミニアン CPRAED学習キット

 心肺蘇生とAEDのトレーニングが可能。気道確保と換気を胸郭の上がりで胸骨圧迫を確認する空気で膨らます人形。

 

Mission and outcomes

世界医学教育連盟(WFME) のグローバルスタンダードの記載で、初版本が

「使命と目標(mission and objective)」だったのが2012年には「使命とアウトカム」変更された。

 

MK ( Medical knowledge)

 ACGMEが掲げる6つのコンピテンシーの1つ。Mini-CEXで評価。

 

MMI ( Multiple Mini Interview)

 欧米の医学部で行われる課題を与えた複数のステーションで、規定時間内に学生のインタビューや作業行程観察を行う入試時の面接法。臨床実習や医師免許試験のアウトカムと相関する。

 

MMPI ミネソタ多面的人格目録検査

15歳以上を対象とした人格検査。90か国以上で使用。

 

MMSE ( Mini Mental State Examination)

認知障害の評価に用いる検査。動作性検査を含む。

 

 

Moodle(ムードル)

教育支援システム。本学では①医化学の学習と②国家試験対策に実践応用している。②では、各診療科基本各40題および、全6,000題以上の医師国家試験過去問を準備。臨床実習中に当該診療科の基本問題を解答することが義務づけられており、評価の対象となる。

 

Motivation

 医学の学習に対する動機付け。偏差値が高い厳しい入試を突破するという、受験を自発的な意思によって遂行しえた。しかし、入学後にモチベーションが下がるのは、動機付けや学習に対する教員の刺激の欠如が原因で、社会から医師養成を付託された大学教育の甘さが原因。(参照.日本医学教育学会監修 医学マニュアル〈1〉「医学教育の原理と進め方」篠原出版新社 1978年、46頁)

 

MS (Medical students) 医学生

 MS1, MS2 などと医学生の学年を表す。

N

 NAC (National Assessment Collaboration) Examination

カナダ医学評議会が実施する、外国医科大学卒業生が受験するOSCEによる実技試験。この試験に合格後、臨床研修を行い、カナダ医師国家試験第2部(MCCQEⅡ)を受験する。

 

NBM ( Narrative-Based Medicine) 物語医学

診察室での医師と患者の対話を重視する医療。人間はそれぞれ、自分の物語を生きており、病気もその一部である。患者がどのような物語を生きようとするのか、それを助けるのが医療とする。英国のGP(開業医)から始まった運動。

 

NCPR (Neonatal Cardio-Pulmonary Resuscitation) 新生児心肺蘇生法(日本)

我が国では、2005年から厚生労働省研究班(田村正徳班)が新生児蘇生講習会を組織化し、20079月から全国規模で受講認定・インストラクター認定を行っている。大阪府医師会新生児蘇生講習会は、全国に先駆け2004年からNRPに準じて実施。

 

Neo-FFI (NEO Five Factor Inventory)

  Neo-PI-R 人格検査から5つの次元の12項目を選び、60項目で作成された人格検査。

 

Neo-PI-R (Revised NEO Personality Inventory)

米国の国立老化研究所のPT Costa, Jr.らにより開発された、世界で最もよく用いられる人格検査。240項目。1999年に日本語版初版。

 

New Pathway ニュー・パスウエイ

ハーバード大学医学部で1987年から行われ、全米の模範となった。「知識伝授型」から「問題解決型」へと教育方法を転換した。基礎・臨床医学の統合、チュートリアル形式の学習。

 

NIAD-UE (National Institution for Academic Degrees and University Evaluation) 大学評価・学位授与機構

文部科学省所轄の独立行政法人。大学以外で学位を授与する唯一の機関。高等教育質保証機関国際ネットワークやアジア太平洋質保証ネットワークの加盟機関としての役割もある。

 

2次元展開法

 解決計画を立案すべき複数の課題があるとき、優先度を決定する方法。模造紙上に縦軸(重要度)と横軸(緊急度)の二次元平面を作成し、カード(課題)を配置して討議する。

 

 

認定看護師

 特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践ができる看護師(22分野、12,522名)。(参照.日本医学教育学会監修「医学教育白書2014年版」篠原出版新社、248252頁)

 

NKDA ( No Known Drug Allergy)

薬剤アレルギーなしの略記。

 

ノエル ワイヤレス高度分娩シミュレータ

 硬膜外麻酔、正常分娩、骨盤位分娩、補助分娩、肩甲難産、会陰縫合の訓練とバイタルサイン、胎児心拍モニタ、分娩曲線など再現できる産婦シミュレータ。アクティブメディカル社。

 

NP ( Nurse Practitioner) ナースプラクテショナー

特定看護師(米国)。米国における上級の看護職で臨床医と看護職の中間職と位置付けられ、全米の50州で医療行為が認められている。

 

N.P.O.  (Nothing Per Os)

絶食の略記。

 

NRP  (Neonatal Resuscitation Program) 新生児蘇生講習会(米国)

1987年米国ニューオリンズから始まった、北米・欧州で実施されている新生児の蘇生講習会。AAP (米国小児科学会)が教育・管理・運営を行っている。

 

NST (Non-stress Test)  ノンストレステスト

ストレスのない状態(陣痛のない状態)で、胎児がwell-being かどうかを、胎児心拍数(胎児心拍図)や胎動で評価する。在胎28週以上(通常は34週から37週頃)に実施。

 

NSTNutrition Support Team)栄養支援チーム

1970年代の米国での中心静脈栄養法の普及に伴って普及した、医師・薬剤師・看護師など栄養を管理するチーム医療。

 

Nurse 看護師

 「厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくは褥婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者をいう」(保健師助産師看護師法)平成24年 看護師1,067,760人、准看護師 377,756人。米国での略記はRN(公認看護師)。

O

OBE(Outcome-based Education) アウトカム基盤型教育

学生が「何を知っているか」ではなく、「何ができるようになったか」の教育が求められている。(参照.田邊政裕編集、アウトカム基盤型教育の理論と実践、篠原出版新社)

 

Objective

   目標。Educational objectives (教育目標)、Instructional objectives (教授目標)

   客観的所見。POMR(問題指向型診療録)記載時のSOAPObjective は、S(Subjective、患者の訴え) に関連する診察所見や症状や検査所見を指す。

 

Objective Test 客観試験

解答の選択肢を与えて選ばせる方式の試験で、採点者の主観に左右されずに機械的に採点できる。

 

OBM (Outcome-based Medicine)

 「アウトカム」とは、プログラムが参加者にもたらしたメリットや付加価値のこと。参加者に生じた知識・態度・スキル・興味関心などの変化・変容。(参照.日本医学教育学会監修 「医学教育白書、2014年版」篠原出版新社、185頁)

 

Observation Record 観察記録法

 学生の態度・習慣や技能的行動を、長期間にわたって観察・記録して評価する方法。

 

小川氏眼球模型

 前方の穴から中にある眼底図を見ることができ、倒像・直像・スキヤスコープなどのトレーニングができる。

 

OHP (Overhead Projector) オーバーヘッドプロジェクタ

 

OJT ( On the Job Training)

実際の医療現場で働きながら研鑽を積んでいくこと。

②本学の医療従事者のための職員教育サイト

 

Olympusオリンパス内視鏡教育シミュレーション機器セット

 肩関節・膝関節、AIRSIM ブロンコ、ウロスコープトレーナー、VATSトレーナー等の各モデルを使用した内視鏡トレーニング。

 

OPECAB 吻合手技訓練装置BEAT

 スタビライザーを装着した際の冠動脈の拍動を再現し、血管吻合手術を練習するシミュレータ。

 

Oral Test 口述試験

口頭で問題を出し、口頭で答えさせる試験。口頭試問。医師国家試験で口述試験が併用されたのは昭和49年まで。

 

Orthoptist 視能訓練士

視能訓練士国家試験に合格後、厚生労働大臣の免許を受ける。2010年の有資格者数9,351名。

 

OSCE (Objective Structured Clinical Examination) 客観的臨床能力試験

1975年にHardenらが報告(Br Med J)、1979年にMed Educ. に掲載され世界に広がった。1992年カナダの国家試験となり、本邦では川崎医科大学で初導入。2002年全国トライアル、2005USMLE step2 clinical skill exam. に導入。2005年第1回本格実施。医療系大学間共用試験実施評価機構((CATO)が厳格に管理。

 

オスラー William Osler

カナダ生まれの内科医(18491919)で、ペンシルバニア大学内科学教授。40歳でジョンズホプキンス大学に医学部を創設、初代内科学教授。近代臨床医学の祖。病棟での教育を提唱。医学・医療をMedicine is an art “ based on science”と定義。マギル大学、オックスフォード大学の教授も務めた。Osler結節で有名。

 

OT ( Occupational Therapist) 作業療法士

国際基準は、世界作業療法士連盟(WFOT: World Federation of Occupational Therapist)で規定。国家試験合格後、厚生労働大臣から免許。

 

Outcome

 プログラムが参加者にもたらしたメリットや付加価値のことを意味する。参加者に生じた、知識・態度・スキル・興味関心などの変化・変容を指す。 

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P~R

P

 PALS (Pediatric Advanced Life Support)

病院の内外での小児の緊急事態に対する二次救命処置。AHAガイドラインに基づく。(参照.日本ACLS協会ホームページ:acls.jpPALSプロバイダーマニュアル(日本語版))

 

Patient’s Bill of Rights 患者の権利章典(米国

 1973年にアメリカ病院協会(AHA: American Hospital Association)が制定、1992年に改定され「The Patient Care Partnership」とした。12項目。各国の医療機関での権利章典の基本になっている。(参照.同協会ホームページ:www.aha.org

 

PBL (Problem-Based Learning) 問題基盤型学習

 1960年代後半からカナダのMcMaster大学を中心に展開された医療系カリキュラム。症例を題材に小グループで医学生が学習。「問題発見」→「情報収集」→「問題解決」と進める。自己学習(self-directed learning)が必須(14時間)。講義は最小限。 

 

 

PBLS (Pediatric BasicLife Support)

思春期に達する以前の小児への一次救命処置。

 

PCPS (Patient Care and Procedural Skills)

  ACGME(卒後医学教育認定評議会)が掲げる6つのコンピテンシーの1つ。Mini-CEXで評価。

 

PDCA cycle (Plan-Do-Check-Act cycle)

企業や教育機関など事業活動における管理業務を円滑にすすめる手法の一つで、「PDCAサイクルを廻す」と表現する。

 

PEA ( Pulseless Electrical Activity) 無脈性電気活動

 

PERLA (Pupils Equal, Reactive to Light and Accommodation)

瞳孔は対称(左右不同はなく)対光反射や輻輳反射はある。

 

Physikoフィジコ

フィジカルアセスメントモデル。瞳孔反射(4症例)、血圧測定、呼吸音、脈診、心音聴診(17症例)、腸音聴診(5症例)、心電図学習(10症例)、全身観察手順など個別手技をトレーニング。12例の患者シナリオ他、自由に設定可能。臥位、座位可能。本学1学年シミュレーション実習、4学年総合臨床医学実習で使用。

 

PICU (Pediatric Intensive Care Unit) 小児集中治療室

 

PMH (Past Medical History) 既往歴

 

ポジションドール

 看護スタッフや両親のための、体位練習用の新生児人形。

 

POMR Problem-Oriented Medical Record 問題指向型診療録

S (Subjective: 患者さんの訴え)、O(objective: 診察所見・検査結果)A(Assessment:どう考えるか)Pplan: 診断・治療計画)の順に論理的な診療録作製法で記す。具体的な記載法は、4学年完全型チュートリアル講義「美しいPOMRがすぐに書ける講座」で学習。

 

POMS (Profile of Mood States)

 質問紙法検査で、気分(緊張、抑鬱、怒り、活気、疲労、混乱)に関する65項目の質問による評価。30項目の短縮版もある。

 

Portfolio ポートフォリオ

毎日の診療記録や勉強の形跡をファイルや整理箱に保存していき、日々の知識の集約されたものを作る。海外では就職時の評価対象となる。イギリスではshoe box と揶揄される。(参照.大西弘高:ポートフォリオ評価、日本医学教育学会監修「医学教育白書2014年版」篠原出版新社、222226頁)

 

POS  (Problem-Oriented System) 問題指向型システム

 

Post CC-OSCE 臨床実習後の客観的臨床能力試験

医療系大学間共用試験実施評価機構(CATO)では、臨床実習終了時の Post Clinical Clerkship OSCEの正式実施を目指して、平成274月に準備検討委員会を発足。

 

Presentation プレゼンテーション

オーラルプレゼンテーション(ショート)の構成は、①Opening Statement,②現病歴、③既往例、④生活歴(ここまで23分)、⑤身体所見、⑥診断学的検査、⑦まとめの言葉(次の12分)、⑧プロブレムリスト、⑨アセスメント、⑩プラン(次の23分)。完全型チュートリアルで、毎回のコアタイム時に行う。(参照.完全型チュートリアル講義「診療参加型臨床実習ですぐに使えるオーラルプレゼンテーションの作り方」)

 

 

 

P.R.N. or p.r.n. (Pro re nata= whenever necessary, as needed)

例えば、Suction PRN (必要に応じて適宜吸引)

 

Professionalism プロフェッショナリズム

普遍的な定義はない。患者や社会からの信頼を維持して医療を実践するために、医師個人あるいは医療専門職集団として、どのように患者・社会と向き合い行動していくかが概念。患者が医療専門職を信頼して自分の体を任せるために必要な信頼の基盤となり、社会との契約である。個人的特性、対人的プロセス、社会的・組織現象という3つのレベルの概念がある。卒前・卒後医学教育に正式導入予定。

 

Program 評価

 プログラムを体系的に査定し、計画・実施・効果を向上させるアクション志向が強いアプローチ。「プロセス評価」と「アウトカム評価」とがある。

 

PROM 前早期破水

 Premature rupture of the membranesの略。プローム。主に、高校最後の学年に開かれる正装男女ペアで参加するパーテーの意味で、北米社会では重要なイベントである。

 

PROMPT 分娩トレーナー

 安全な分娩処置に必要な技術習得のためのシミュレータ。胎児は鎖骨、肩甲骨、縫合線の触知が可能。本学5学年臨床実習(産科婦人科)で使用。

 

PSW (Psychiatric Social Worker) 精神保健福祉士

精神保健福祉領域におけるソーシャルワーカー(国家資格)

 

Psychomotor Domain 精神運動領域

1956年に Bloom が示した3領域(認知領域、情意領域、精神運動領域)の一つ。身体診察の実技。特に、視診・打診・聴診・触診で意味のある徴候はすべて発見すること。

 

 

PTPhysical Therapist) 理学療法士

定義「厚生労働大臣の免許を受けて、理学療法士の名称を用いて、医師の指示の下に、理学療法を行うことを業とするものをいう」。理学療法士国家試験に合格し、厚生労働大臣から免許。

 

P.T.A. ( Prior to Time of Admission)

「入院前」の略記。例)Two months P.T.A. 入院前2か月。

 

Pulseless VT 無脈性心室頻拍

Q

 Qちゃん

吸引シミュレータ。口鼻腔吸引、気管吸引の習得ができ、初学者にも側面が透明で内部構造の理解ができるシミュレータ。模擬喀痰を吸引器で吸引する際、手指の感触を模擬体験できる。本学1学年シミュレーション実習で使用。

R

 Rapport ラポール

 信頼関係。心理学用語で、二人の関係でどんな事でも打明けられる関係。

 

Rating Scale 評定尺度

「どのくらいよく」達成されたかを数量的に表す(尺度)評価。

 

ラットモデル マイクロトレーニングキットMD PVC-RAT

 多彩なマイクロ手術の術式トレーニング。PV/VC穿刺、端端/端側/側側吻合が可能。

 

RCA (Resuscitation Council of Asia) アジア蘇生会議

 

RCT( Randomized Controlled Trial) 無作為化比較対照試験

 

レサシアン

BLS用全身人形。成人CPRの正しい部位と圧迫の強さを学ぶ。

 本学1学年シミュレーション実習、4学年総合臨床医学実習、4学年プレクリニカル・クラークシップで使用。

 

Resources 教育資源

教授目標を達成するための方略で使用する資源(例えば、シミュレーション、Team-based learning、ロールプレイなど)。

 

臨床研修の到達目標

 医政発第0612004号平成15612日。厚生労働省医政局「医師法16条の21項に規定する臨床研修に関する省令の施行について」別添。

 

臨床(診断)推論 Clinical Reasoning(再掲)

 モデル・コア・カリキュラムでは、「診療の基本」として、問題指向型システムと臨床診断推論、科学的根拠に基づいた医療、診療記録とプレゼンテーションが求められている。

 

RN ( Registered Nurse) 公認看護師

主に米国で、州の試験に合格した公認看護師のこと。

 

ログブック

 臨床実習や臨床研修で、どのような患者さんを経験したかを記録する冊子。

本学では1学年学外地域医療実習・学内医療実習の評価に使用し、保存。(参照.平成23年度文部科学省先導的大学改革推進委託事業「診療参加型臨床実習等における経験と評価の記録(例示)」。)

 

Role playingロールプレイ

 芝居をしながら、その役割の人物の立場や気持ちを理解することなどを目的にしたグループ学習。本学では完全型チュートリアルのシナリオ別に、学生各班が発表し、学生相互に評価する。

 

ROS (Review of System) 臓器シムテムレビュー

 

Royal College of Physicians Surgeons of Canada

医師の生涯教育制度の運営・認定組織

 

ルーブリック評価

 指導内容において到達目標を段階的に設定して評価。日本医学教育学会の業績評価委員会作成「大学」における教育実績の評価表」(参照.日本教育学会ホームページ:www.jera.jp

 

RUMBA

教育目標のもつべき性格。現実的(Real)、理解しやすい(Understandable)、測定可能な(Measurable)、認知・技能・態度を全部含む(Behavioral)、達成可能な(Achievable)目標でなければならない。

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S~U

S

 S.O.B. (Shortness of Breath)

息切れの略記

 

さくら

万能型成人実習モデル。摘便、直腸内与薬、胃瘻ケア、中心静脈栄養ケア、採血・点滴実施時のケアの学習、顎関節が可動し、口腔内ケア実習も可能。交換して男性導尿実習可能。

 

SBME (Simulation-based Medical Education) シミュレーション医学教育

 

SBO (Specific Behavioral Objectives) 行動目標

 総論的・総括的に書かれているGIO(一般目標)を、具体的・各論的に、観察可能な行動として表したもの。学習者を主語として書く。動詞を含む文章で書く。

 

セイケツくん

口腔ケアモデル。口腔内清潔の技術学習、舌・口腔粘膜の清潔・義歯の脱着について、模擬残渣を用いてトレーニングできる。

 

専門看護師

 複雑で解決困難な看護問題を持つ個人・家族・集団に対して、水準の高い看護ケアを効率よく提供するための特定の専門分野の知識・技術を深めた看護師。日本看護系大学協議会が課程認定した大学院を修了し、日本看護協会の認定試験に合格が必要。11分野1,044名。(参照.日本医学教育学会監修「医学教育白書2014年版」篠原出版新社、248252頁)

 

SHSocial History) 生活歴

 

識別指数 discrimination index

 その問題が、受験者の上位者と下位者を判別する指数。識別指数が0.25以上の問題が適切で、0.15以下は質的に疑問である。

 

シンジョー

採血・静注シミュレータ。採血手技、点滴・静脈内注射の手技をトレーニング。尺側皮静脈、正中皮静脈、橈骨皮静脈を再現、針挿入時の逆血フラッシュバックが確認できる。

 

診療参加型臨床実習における「経験と評価の記録」

 平成23年度文部科学省先導的大学改革推進委託事業、「医学・私学教育の改善・充実に関する調査研究」医学チーム。 第3章「診療参加型臨床実習の充実に向けての提言」うち「学生のアンプロフェッショナルな行為に関する記録(例示)」、第4章「診療参加型臨床実習等における経験と評価の記録(例示)」うち「簡易版臨床能力評価表」「多職種による学生評価(360°評価)」。

 

膝関節鏡シミュレータ

 皮膚、筋肉、骨格、全ての靭帯を再現した外科手技シミュレータ。

 

初年次教育

「高等学校や他大学からの円滑な移行を図り、学習および人格的な成長に向け、大学での学問的・社会的な初経験をさせるべく、主に新入生を対象に総合的に作られた教育カリキュラム」「初年次学生が大学生になることを支援するプログラム」(2008年中教審答申)。(参照.日本医学教育学会監修「医学教育白書2014年版」篠原出版新社、1820頁)

 

少子高齢化への対応

 モデル・コア・カリキュラムの「社会的ニーズへの対応」で、成長と発達、加齢と老化、薬物療法の基本原理の項目に記載事項が追加された。

 

SimNewB

新生児モデル。体重3.5g、身長51cm、体動があり元気に泣いている状態から、筋緊張がなくチアノーゼがある場合までシミュレートする。レールダル製。

 

SimPad(専用患者モニタ:ALSシミュレータ・SIM NewB対応)

 バイタルシムに代り、ALSシミュレータに接続し、ワイヤレス操作が可能。

血圧、脈拍、除細動、心音、肺音、腹部音、発声などの出力が可能。

 

Simulation Center ( Kansai Medical University Simulation Center: KMUSC)

本学枚方学舎3階にある広さ300㎡の設備。平成254月完成。1学年シミュレーション実習、健康科学(AEDを用いたBLS)、4学年完全型チュートリアル、56学年臨床実習、研修医、看護師のトレーニングに使用。

 

SMR (Standardized Mortality Ratio) 標準化死亡比

ある集団の死亡率を、年齢構成の異なる集団と比較するための指標。

 

SOAP

問題指向型診療録(POMR)の記載項目。S (Subjective:患者さんの訴え)O(objective:診察所見・検査結果)A(Assessment:どう考えるか)Pplan:診断・治療計画)(参照.具体的な記載法は完全型チュートリアル講義)

 

SP (Standardized Patient) 標準模擬患者

本学では養成したSPおよびNPO法人ささえあい医療人権センターCOML(理事長山口育子、大阪市)から派遣のSPが活躍。

 

SPICES Model

教育方略のモデルとして、Student-centered, Problem-based, Integrated, Community-based, Elective, Systematic でなければならないと提唱した。(参照.Harden, R.M. et al., Med Educ: 18; 284297, 1984)

 

Strategy 方略

Educational strategy (学習方略)。学習者が効率的かつ効果的に目標に到達できるようにするにはどうするか教員は教授活動により助力する。

 

Student Doctor 認証式

 平成26年から、共用試験(CBTおよびOSCE)に合格した4学年学生に対して、学長からStudent Doctor としての認証と訓示を与える式典。全国医学部長病院長会議の通達により、認証にはCBTIRT43が必要である。

 

Summative Evaluation 総括的評価

達成された学習成果の程度を、その学科全域にわたって総括的に把握し、合否を決定するために行う評価。

T

 TA (Transactional Analysis) 交流分析

Eric Berne が、思考、感情、行動パターンの包括した自我状態の構造モデルを親(P)、成人(A)、子ども(C)に分類し、パーソナリテー理論と治療分析として体系化した。1964年に国際TA協会が結成された。

 

タキソノミー Taxonomy

教育目標分類法。医学教育目標のBloom分類、「認知」・「情意」・「精神運動」の各領域。MCQ試験、I型「想起」、II型「解釈」、III型「問題解決」。

  

Task Force タスクフォース

 ワークショップなどの世話人、ファシリテータ。

 

TBL (Team-based Learning)

大教室でも能動性を高める講義形式。学習項目の予習→個人テスト(individual readiness assurance test: IRAT)→チーム内討論→チームテスト(group readiness assurance test: GRAT)→チーム間討論→教員によるフィードバック。1970年代に文系の成人教育法として開発。(参照.大久保由美子 PBLTBL 日本医学教育学会監修「医学教育白書2014年版」篠原出版新社、4647頁)

 

Teaching Media 教授媒体

教科書、雑誌、論文プリント、試験問題集、模造紙(Butcher’s paper)など。

 

点滴・採血トレーナー

 静脈へのカニュラ挿入、静脈点滴、採血、三角筋への筋肉注射のトレーニングが可能。手背、橈側皮、肘正中皮、尺側皮静脈を触知可能。正確な穿刺でフラッシュバックが確認できる。本学5学年臨床実習(小児科)で使用。

 

TOEFL  (Test of English as a Foreign Language)

英語圏の高等教育機関が外国からの入学者選抜に用いる。Internet-Based TestingiBT)で実施(2006年から)。Reading, Listening, Speaking, Writing 4部で構成され、試験時間4時間。英語力を判定するために用いる。iBTの満点は120点。(従来のPaper-Based Testing (PBT) は最高点677点、Computer-Based Testing (CBT)300点)。

  

TOEIC (Test of English for International Communication)

国際コミュニケーション英語能力テスト。米国のNPO法人ETSEducation Test Serviceが試験の開発・運営・評価を行う。本学の1学年は到達目標500点を超えなければならない。国外臨床実習希望者は700点を設定。本学の大学院生募集(推薦入学)は900点以上。Listening 100問とReading 100問で構成され、身近な事項からビジネスの事項まで幅広いコミュニケーション能力を評価。

 

統合型カリキュラム

 広い概念(広域)、例えば器官系や症候を中心とした統合的理解を狙う学習過程。Western Reserve 大学で最初に採用。

 

Tomorrow’s Doctor

患者を守り、英国の医学生や医師の基準を設定して医学教育と医療の改善をはかるためにGMCGeneral Medical council)が行っている啓発活動(オンラインで閲覧)。

 

Transformative

保健医療職の教育(Frenk J et al. Lancet 2010, Harden RM et al. Medical Teacher 1999)の時代的発展は、20世紀初期はInformative(知識獲得)→20世紀中期はFormative(概念形成)→21世紀はTransformative(変革・発展)であるとされる。

 

TS (Teaching Strategies) 教授方略

 行動目標(SBO)に到達するための教授計画。

 

Tutorial チュートリアル

少数の受講者に教師が集中的に教えること。本学では4学年で完全型チュートリアルを実施。(語源<音楽>tutti トウツイ:全楽器で、全声部で)。

U

 Uroscope ウロスコープトレーナー

尿路内部は解剖学的に正確に再現。硬性または軟性内視鏡を挿入できる。

 

USMLE (United States Medical Licensing Examination) 米国医師国家試験

アメリカ合衆国の医師国家試験。医学部2年次にStep1 (基礎医学)4年次にStep2 ( CK: clinical knowledge臨床知識、CS: clinical skill (臨床技能)、レジデンシー初年度にStep3を受験。

 

ユニバーサル化に伴う学生の変容

 高等教育進学率の上昇に伴う学生の学力、動機、考え方による学生の変容または顕著な多様性。

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V~Z

V

 VATS トレーナー

 胸腔内臓器を解剖どおりに再現、特にVATSlobectomy トレーニングに最適。血管内には凝血血液が満たされ、血管損傷で出血がみられる。

 

VF (Ventricular Fibrillation) 心室細動

 

VINDICATE-IIIP

様々な病理学的原因の頭文字。血管系、炎症性、腫瘍、変性、薬剤性、先天性、アレルギー、外傷、内分泌、さらに3つのIの医原性、特発性、遺伝性と精神・心因性。

 

VTVentricular Tachycardia) 心室頻拍

W

 WAIS (Wechsler Adult Intelligence Scale) ウエクスラー成人知能検査

16歳以上が対象の成人用知能検査。

 

Wet nurse

乳母。母親の代わりに子育てをする女性のこと。めのと。乳を与える役目(Wet nurse)、子育ての役目(Dry nurse (Nanny)

 

WFMEWorld Federation for Medical Education

Basic medical education, Postgraduate Medical Education, Continuing professional development (CPD),それぞれの質の向上のためのWFME Global Standards で認証する。WHOと提携した6つの地域機関で構成。(参照. WFMEホームページ:wfme.org

 

5W1H

 いつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、何を(What)、何故(Why)、どのように(How)という6つの要素をまとめた、情報伝達のポイントのこと。的確に物事を伝達するための六何(ろっか)の原則ともいわれる。

 

WISC( Wechsler Intelligence Scale for Children) ウエクスラー児童知能検査;

WISC-III50か月~1611か月を対象とした知能検査。所要時間6090分。言語性、動作性、全検査の3種類のIQにより測定。

 

WMA (World Medical Association) 世界医師会

1947年設立。85か国の医師会が加盟している。医学教育・医学・医術および医の倫理における国際水準を高める活動をしている。

 

WMA医の倫理マニュアル

 世界医師会の倫理部門から発行されたMedical Ethics Manualの日本語版。

 

Wong-Baker のフェイス・スケール

 痛みに対する患者の表情を6段階に分け、表情の絵を患者に指してもらう。

(参照.Wong LD: Nursing Care of Infant and Children, 3rd ed, 1070, 1987)

 

WS ( Workshop)

参加者が作業を通じて学ぶ学習会。①目標を定め、②参加者全員が有効な討論を行い、③一定の時間内に、④ある成果(プロダクト)を出す。

Y

 YG(矢田部ギルフォード)性格検査

 質問紙法による人格検査のなかで、現在我が国において最もよく用いられる検査。12の特性が測定され、5つの類型の型(A型:平均型、B型:不安定不適応積極型、C型:安定適応消極型、D型:安定積極型、E型:不安定不適応消極型に分けられる。

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参考資料

 医学教育マニュアル1、医学教育の原理と進め方、日本医学教育学会監修、日本医学教育学会教育開発委員会編集、篠原出版新社、昭和53512日発行、東京。

 

「医学教育モデル・コア・カリキュラム-教育内容ガイドライン-、平成22年度改訂版」、モデル・コア・カリキュラム改訂に関する専門研究委員会。

 

「医学教育白書2014年版」、日本医学教育学会監修、日本医学教育学会広報・情報基盤開発委員会編集、篠原出版新社、平成26年7月17日発行、東京。

 

「平成27年度(2015年度)教育要項I, II, III」、関西医科大学。

 

 

The臨床推論研修医よ、診断のプロをめざそう!」、大西弘高編、南山堂、2012810日発行、東京。

Nomura S, et al. Trialing a new clinical clerkship record in Japanese clinical training. 20156563-5. Adv Med Educ Pract.

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