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関西医科大学

本学は、建学の精神に則り、自由・自律・自学の学風のもと、学問的探究心を備え、幅広い教養と国際的視野をもつ人間性豊かな良医を育成することを教育の理念としています。

慈仁心鏡
慈仁心鏡、すなわち慈しみ・めぐみ・愛を心の規範として生きる医人を育成することを建学の精神とする。

関連施設

  • 附属病院
  • 総合医療センター
  • 香里病院
  • 天満橋総合クリニック
  • 附属看護専門学校
  • 卒後臨床研修センター
大学院

認知脳科学

名称

大学院医学研究科 医科学専攻 認知脳科学

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研究紹介

当講座では、ヒトと脳の構造が近い霊長類動物に認知的・情動的制御を必要とする行動課題を訓練し、神経細胞活動記録や薬理学的介入操作を中心とする実験的アプローチと、ニューラルネットワークモデルを中心とする計算論的アプローチを組み合わせ、高次脳機能の神経ネットワーク機構の統合的理解を進めている。現在の主要な研究テーマは以下の2つである。
(1)報酬獲得行動の変化の神経機構の解明
報酬刺激にいたる行動は強化され、嫌悪刺激に至る行動は抑制される。当教室の研究によって、報酬情報による行動変化は、大脳基底核線条体におけるドパミンの作用に基づくことが明らかにされている。しかし、ドパミン細胞が生成する信号(これをreward prediction errorといい、得られた報酬と期待した報酬の差に相当する)が、どのように形成されるのかは不明のままである。そこでドパミン細胞に投射する背側縫線核のセロトニン産生細胞や視床下部外側部の細胞から神経活動を記録し、それらをドパミン細胞の活動と比較することによって報酬・嫌悪情報処理のネットワーク機構の解明を進めている。
(2)情動における意思決定機構の変容の解明
これまでの意思決定理論では、基底となる情動は中庸であることが前提であった。しかし、リラックスしている場合とストレスを感じている場合では意思決定が変化することがしばしば経験される。そこで、霊長類において、行動課題を様々なストレスレベル下で行う実験系を作成した。そして、課題遂行中の意思決定に関わる脳活動の変化とそのメカニズムを、大脳基底核と、それに投射するモノアミン系を中心に明らかにしようとしている。
 

教育目標

脳の構造と機能の基礎を理解し、ヒトや動物を用いた神経生理学的実験を通して、知覚・運動や記憶・学習等の認知機能の神経基盤を明らかにする。自主的に実験計画を立案でき、研究に必要なデータの収集および分析を行うことができる研究者の育成を目指す。

研究テーマ

1.報酬に基づく意志決定と学習の神経機構
2.神経伝達物質(主にドパミン、セロトニン)の神経生理学的役割
3.社会的認知機能の神経機構
4.精神神経疾患と眼球運動

研究業績

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〒573-1010
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関西医科大学 生理学第二講座
nakamkae@hirakata.kmu.ac.jp
中村加枝
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