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関西医科大学

本学は、建学の精神に則り、自由・自律・自学の学風のもと、学問的探究心を備え、幅広い教養と国際的視野をもつ人間性豊かな良医を育成することを教育の理念としています。

慈仁心鏡
慈仁心鏡、すなわち慈しみ・めぐみ・愛を心の規範として生きる医人を育成することを建学の精神とする。
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関連施設

  • 附属枚方病院
  • 附属滝井病院
  • 香里病院
  • 天満橋総合クリニック
  • 附属看護専門学校
  • 卒後臨床研修センター
診療科目・医療体制

診療科目

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

耳鼻咽喉科・頭頸部外科

耳鼻咽喉科・頭頸部外科
耳鼻咽喉科で扱われる病気は耳、鼻、咽喉頭だけでなく、耳下腺・顎下腺、甲状腺、頸部の腫瘤、顔面神経など幅広く、これらの病気に対して専門的かつ高い医療水準の治療を行っています。頭頸部腫瘍に対しては手術治療を中心に、癌には放射線療法や化学療法を組み合わせた集学的治療など全てのステージの癌に対応可能です。特に耳下腺腫瘍は全国でも有数の症例数を有し、現在までに1000例以上を経験しています。また喉頭癌で声を失った患者さんには、小さな笛(ボイスプロステーシス)を挿入して術後の音声獲得に努めています。また顕微鏡下に行う中耳炎手術、人工耳小骨、人工内耳手術や内視鏡下に行う鼻副鼻腔の手術の成績向上と安全で確実な手術をめざして手術ナビゲーションシステムを用いた高度先進医療も行っています。さらに当科ではアレルギー性鼻炎に対するレーザー手術を発案し、多くの患者さんに好評を頂いています。最近、社会的な問題になっている睡眠時無呼吸症やかすれ声の方の音声言語治療など新たな診療を開始しました。

第334回日本耳鼻咽喉科学会大阪地方連合会のご案内

第334回日本耳鼻咽喉科学会大阪地方連合会のご案内
 

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患者の皆様へ

 関西医科大学附属枚方病院は特定機能病院です。(特定機能病院とは、高度先進医療を開発提供する病院です)従って、患者さんに適切で必要な医療を受けて頂けるよう、厚生労働省が推進しております地域医療機関と提携して医療を提供する病診連携をおこなっています。
 当科では、今まで患者さんの利便性を優先し、紹介状の有無にかかわらず初診患者さんの診療をおこなってまいりました。しかしながら、このことが慢性的な診療枠の不足を招く事態となり、診療時間や診療内容に少なからず支障を生じる結果となってまいりました。この状況を改善するために、現在、初診患者さんにつきましては、原則として紹介状をお持ちの方のみ診察させて頂いております。当科を受診されます患者さんにおきましては、地域医療機関からの紹介状をお持ちくださいますよう、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。なお、救急疾患につきましては、この限りではなく、当科医師が直接判断をおこなった上で、適宜対応させていただきます。

科の特徴

耳鼻咽喉科で扱われる病気は耳、鼻、咽喉頭だけでなく、耳下腺・顎下腺、甲状腺、頸部の腫瘤、顔面神経などと非常に幅広い領域にわたっています。当耳鼻咽喉科ではこれらの病気全般に対して、専門的かつ高い医療水準の治療を行っています。
頭頸部疾患に関しては、そのほとんどを腫瘍性疾患が占めます。甲状腺腫瘍はもちろんのこと、耳下腺腫瘍においては全国でも有数の症例数を有しており、現在までに1,000例以上を経験しています。がん症例も多く、喉頭がんに対しては、放射線を主体とした臓器温存治療と、部分切除や全摘などの手術治療を症例に応じて行っています。喉頭摘出による失声に対しては、全国でもいろいろな工夫が行われていますが、当科では小さな笛(ボイスプロステーシス)を挿入する方法を積極的に行っており、術後の音声獲得に役立てています。喉頭摘出者の会(関西喉友会)もあり、音声獲得の指導、リハビリ、親睦等を定期的に行っています。また今まで予後が極めて不良と言われていた下咽頭がんに対しては、放射線と化学療法(抗がん剤)を組み合わせた治療を行い、可能であれば喉頭温存を、不可能であれば拡大手術を行っています。耳鼻咽喉科領域のがんは、人の目に触れやすい場所であることが多く、また呼吸をしたり喋ったり食事をしたりにおいを嗅いだり味わったり、といったごくありふれた日常の動作の場所にできます。そのため、手術による障害は、整容性と機能性の障害に直結します。つまり、病気を治すことが患者さんの社会復帰に必ずしもつながらない可能性が生じるのです。
上顎がん、舌がん、咽頭がんのようながんは保存的治療が奏功しない場合、拡大切除の適応になりますが、整容的、機能的損失をなるべく最小限にとどめるために、当科では遊離移植による再建を1987年から積極的に行っており、現在までに500例以上の症例を経験しています。
一日でも早い患者さんの社会復帰のお手伝いができるよう、心がけています。
耳疾患に対しては以前よりそれぞれの疾患に対応の独立した外来を設置しており、専門性の高い診療を目指しています。難聴、耳鳴り、めまいといった苦痛度の高い症状が長期間に渡る疾患に対して、午後の余裕のある時間に、充分な数のスタッフで対応しており、検査結果や疾患の病態、治療方針の説明、苦痛の対象の解明など、心身両面からの診療を心がけています。
中耳疾患は手術的加療を積極的に行っており、癒着性中耳炎や真珠腫性中耳炎に対する鼓室形成術や、慢性中耳炎に対する日帰りの鼓膜形成術を行っています。
当科では1992年に新たに軟骨接合型人工耳小骨を開発し、鼓室形成術に使用しています。術後の聴力成績を長期に渡り発表した結果、広く全国で使用されるようになり、術後の聴力改善に大きく貢献しています。
難治性の中耳炎を持った高度感音難聴の患者さんで、鼓室形成術で側頭骨の炎症をコントロールした後に、人工内耳を埋め込む手術を行うなど、人工内耳の手術も症例を重ねています。
耳管疾患は当科の伝統的な得意分野であり、特に耳管開放症は診断や治療に経験を要しますが、当科では今までの数多くの治療実績を有しています。
鼻副鼻腔疾患に関しては当科では積極的に難治症例の手術加療を中心として治療を行っています。特に当科の特徴としては、鼻副鼻腔手術に専用のナビゲーションシステムを導入し、高度の慢性副鼻腔炎や再発例、術後症例に使用することにより、より安全で確実な手術を行うことが可能となり治療成績が向上しました。アレルギー性鼻炎に対する加療として当科では下甲介粘膜レーザー焼灼術を発案し、多数の症例の治療を行ってきました。
現在はこの治療方法は広く一般に広まり標準的な治療の一つとなっていますが、当科では引き続きレーザー外来を中心として、レーザー治療を行い、さらに難治症例に関しては種々の手術で対応しています。一方、アレルギーの根治をめざして体質改善を目的に今年度から舌下免疫療法を開始します。また副鼻腔疾患に対して一般的な鼻内内視鏡手術だけではなく、より専門性の高い前頭洞手術や鼻涙管手術、外鼻形成手術なども積極的におこなっており、良好な術後成績をあげています。
最近、社会的問題にまで発展している睡眠時無呼吸症は、呼吸障害だけではなく高血圧、糖尿病、メタボリックシンドロームとも深く関係することがわかってきており、病院全体としてその診断と治療に取り組んでいます。多くの原因が鼻、咽頭など上気道に集中していることから当科でも中心的役割を担っています。

科の実績

2014年手術件数…入院695件、外来67件


耳科手術 : 鼓室形成術、鼓膜形成術、アブミ骨手術、顔面神経減荷術、人工内耳埋込術など)
鼻科手術 :内視鏡下鼻副鼻腔手術、鼻腔形態改善手術、涙嚢鼻腔吻合術)
頭頸部手術 :甲状腺・副甲状腺手術、耳下腺手術、舌口腔手術、喉頭全摘術、中咽頭、下咽頭癌手術、鼻副鼻腔癌手術など
その他 : 口蓋扁桃摘出術、咽頭微細手術、甲状軟骨形成術、嚥下機能改善手術、誤嚥帽子術など

スタッフ

朝子 幹也 准教授(医局長)

専門分野 認定資格
鼻副鼻腔疾患
アレルギー疾患
日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本アレルギー学会専門医・指導医

神田 晃 講師

専門分野 認定資格
耳鼻咽喉科全般 日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本アレルギー学会専門医
日本臨床検査医学会専門医 

八木 正夫 講師(教育医長)

専門分野 認定資格
頭頸部腫瘍、特に唾液腺腫瘍、甲状腺腫瘍および感染症 日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本気管食道科学会専門医

藤澤 琢郎 診療講師(病棟医長)

専門分野 認定資格
頭頚部がん
顎顔面外科
日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本頭頸部外科学会頭頸部がん専門医

宮本 真 診療講師(外来医長)

専門分野 認定資格
音声、嚥下、言語 日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本気管食道科学会認定専門医 
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会認定士
身体障害者福祉法第15条指定医(音声障害、嚥下障害)

小西 将矢 助教

専門分野 認定資格
耳科学、腫瘍を含めた中耳・側頭骨外科 日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医・補聴器適合判定医
聴覚障害認定医

鈴木 健介 助教

専門分野 認定資格
耳鼻咽喉科全般
頭頚部腫瘍
日本耳鼻咽喉科学会認定専門医

小林 良樹 講師

専門分野 認定資格
気道炎症
 
日本内科学会認定内科医
日本呼吸器学会専門医
日本アレルギー学会専門医
日本呼吸器内視鏡学会専門医
日本感染症学会専門医

阪上 智史 助教

専門分野 認定資格
耳鼻咽喉科全般 日本耳鼻咽喉科学会認定専門医

金田 直子 病院助教

専門分野 認定資格
耳鼻咽喉科全般 日本耳鼻咽喉科学会認定専門医

河内 理咲 病院助教

専門分野 認定資格
耳鼻咽喉科全般 日本耳鼻咽喉科学会認定専門医

安藤 奈央美 病院助教

専門分野 認定資格
   

高田 真紗美 任期付助教

専門分野 認定資格
   

横山 彩佳 任期付助教

専門分野 認定資格
   

黒田 一慶 任期付助教

専門分野 認定資格
   

井原  遥 任期付助教

専門分野 認定資格
   

Q&A 当科へよくあるご質問とその答え

1.耳鳴りは治るのでしょうか?

    内耳の神経や血流が障害されると耳鳴りが発生します。突発性難聴など早期
   にステロイド薬や血管拡張剤、ビタミン剤を投与すると治るか軽減します。しかし1
   週間以上経ってしまうと難しくなります。老人性難聴のように長い経過をたどる病
   気は薬では治りません。そのような場合、TRT療法と言って、耳鳴りを完全に消す
   のではなく、気にならないようにする特殊な治療が約50%の効果を上げています。

2.難治な好酸球性の蓄膿症があると聞きますが?

    喘息を合併する特殊な蓄膿症で、好酸球という細胞が粘膜を傷害する免疫アレ
   ルギーの病気です。通常の抗生物質では治らず、ステロイド薬や抗アレルギー薬
   を投与するか、手術をします。私どもは今、この病気の原因究明と治療法の開発
   に積極的に取り組んでいます。

3.ナビゲーション手術とはどのようなものですか?

    本手術は、コンピュータを駆使した新世代の手術支援機器で、現在手術を行っ
   ている部位をCTなどの画像上に表示するもので、カーナビで言う現在地を地図上
   に表示するのと似ています。この機械を用いることで体の奥深い見えない部位を
   できるだけ低侵襲で安全で確実に手術することができます。友田教授はそのパイ
   オニアで機器の開発と臨床応用に携わってこられました。

診療科目 一覧

診療受付時間

初診・再診受付

午前8時30分~午前11時30分

再来機稼動時間

午前8時~午後5時

休診日
第2、第4土曜日・日曜日・祝日
年末年始(12月29日~1月3日)
[代表番号]072-804-0101 [外来予約センター]072-804-2966
予約受付時間(休診日を除く)
平 日:午後 1時30分~午後 4時30分
土曜日:午前11時30分~午後12時30分