放射線治療単独の治療であれば、外来通院による治療が可能です。例えば乳がんの術後放射線治療や前立腺がんの強度変調放射線治療の場合、通常は外来で行います。治療中もこれまでと同じ生活を続けられることが多く、仕事やスポーツをしながら治療することも可能です。体調がすぐれない場合や、抗がん剤治療を組み合わせて治療する場合は、入院が必要となりますので、通院可能かどうかは担当医にご相談ください。
放射線治療単独の治療であれば、外来通院による治療が可能です。例えば乳がんの術後放射線治療や前立腺がんの強度変調放射線治療の場合、通常は外来で行います。治療中もこれまでと同じ生活を続けられることが多く、仕事やスポーツをしながら治療することも可能です。体調がすぐれない場合や、抗がん剤治療を組み合わせて治療する場合は、入院が必要となりますので、通院可能かどうかは担当医にご相談ください。
放射性医薬品による副作用はごくまれで、最近の5年間の調査で10万人あたりに1.3~2.7人と非常に少ないのが特徴です。副作用の程度は、2005(平成17)年度の副作用調査で非重篤が19件、重篤なものはありませんでした。検査用の放射線の量はわずかですから、心配はありません。投与される放射性医薬品の種類や量は、放射線治療の成績や広島、長崎の被爆者のデータ、動物実験の結果などに基づいて、患者さんの利益ができるだけ大きくなるように決められています。
基本的には、検査の予約→検査に必要な準備→検査の実施→検査結果のお知らせの順で行われます。
放射性医薬品の有効期限は極めて短いため、検査予定日の朝に病院に届いた薬を、その日のうちに使わなければなりません。ほとんどは静脈から注射します。検査の性質上、目的の臓器に薬が集まるまで、1~3時間待っていただいたり、朝の絶食、服用中の薬の一時中止などが必要な場合もあります。検査は、専用ベッドに静かに横になっている間に行われます。待ち時間を含めて2~3時間で終了する検査が多いのですが、注射をして1日または2~3日後にもう一度来院が必要な検査もあります。核医学の専門医が診断いたしますので、検査結果の説明は後日になります。