理事長あいさつ
理事長 塚原 勇
理事長 塚原 勇

本学の研究・教育・病院施設の根本的近代化を目的として企画された法人総合施設整備事業計画大綱方針(平成11年8月)に従って平成15年3月に起工した近代的枚方新病院(現在744床)は、平成17年8月末に完成し、平成18年1月7日に開院しました。多くの高度医療器械を整備し、電子カルテの採用をはじめ様々な新企画が取り入れられた新病院は、開院後順調に運営され、所期の目的を果たしつつあります。

われわれの次の計画としては、新築した枚方病院に隣接して、看護学教育を含めた近代的な教育・研究学舎建設があります。しかし、その前に枚方病院建設と連動して、老朽化が著しく閉院した附属香里病院の新築を望む声が住民、市当局、医師会、歯科医師会、薬剤師会から強く起こり、11万名以上の市民の署名と要望を受けました。われわれは、閉院した古い病院の建物を取り除いた跡地の一部、4,032.81uの土地に、地下1階、地上8階、延床面積15,136.39u、病床数200床、11診療科、標榜科としてリハビリ科、麻酔科、放射線科及び予定として乳腺科等を備え、夕方診療、専門診療にとらわれない全人的医療等、特色を持った病院を建設する予定です。すでに昨年6月23日に起工式を済ませ工事に入っており、平成22年5月に竣工予定です。

香里病院とは別に、枚方新病院の次の計画である、先に述べた教育・研究棟の建設についてはすでに決定事項であるので、検討が始められています。問題は資金の問題です。現在までに枚方病院の建築費、土地買収等のためにうけた高額な融資の返済が大きな負担です。平成20年、平成21年は特に苦境に耐えねばなりません。これに耐える経済基盤を強化するため、全学をあげて経営の問題点を確認、対処するよう、本学職員によるアドホック委員会、専門委員会が設置され、広範囲な領域において点検、対処が始まっています。すでに問題点を発見、対応し、良い結果をあげた例も既に現れ始めています。全員の努力により経営の効率を改善し、財政基盤を強化し、本来の使命である教育、研究、診療の水準の向上をはかることが、本学大学人の使命です。

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