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教職員 2016年11月24日

2016.11.25大学院企画セミナー開催のお知らせ

2016.11.25大学院企画セミナー開催のお知らせ

大学院企画セミナー開催の件

大学院企画セミナーを下記により開催いたしますので、奮ってご参加ください。
「平成28年度入学者」および「平成27年度以前の入学者で必修講義の単位を昨年度までに取得できていない方」は、平成28年度の大学院企画セミナー2回のうち1回以上の出席が義務付けられています。
 受講の際は教育要項巻末の履修報告書A-2を持参し、講義開始時に提出してください。
なお、講義開始後20分以降は履修報告書を受け付けませんので、ご注意ください。


日 時 : 平成28年11月25日(金)17:30 ~

場 所 : 枚方学舎1階 加多乃講堂 → 【学舎1階第1講義室】に変更となりました。

題 目 : シナプス分子から脳と心へ

講 師 : 立命館大学総合科学技術研究機構 教授
東京大学医学部 名誉教授
三品 昌美 先生

司 会 : 小早川 令子 特命教授(神経機能部門)

【講師紹介】
三品昌美先生は京都大学大学院工学研究科博士課程を修了後、日本学術振興会奨励研究員、ドイツErlangen-Nurnberg大学生化学研究所研究員、スイスZurich大学分子生物学研究所研究員を経て、京都大学医学部助教授、新潟大学脳研究所教授、東京大学医学部教授、東京大学大学院医学系研究科教授を歴任され、平成24年6月から東京大学名誉教授、平成25年4月から立命館大学総合科学技術研究機構教授としてご活躍されています。
また、数々の学会理事も歴任されており、紫綬褒章や日本学士院賞など多くの権威ある賞を受賞されております。
脳科学分野で大きな業績を残され、また現在もご活躍中の三品先生のお話を学内で聴講することができるまたとない機会ですので、多くの方のご参加をお待ちしています。

【講演の内容】
生物の情報処理器官としての脳はヒトにおいて最も高度に発達し、約1,000億の神経細胞が形成する膨大なネットワークが脳の高次機能を可能にしています。私達は、脳の興奮性情報伝達を担うグルタミン酸受容体の分子実体解明から脳の機能を理解しようとする方向で研究を進めてきました。個体レベルでグルタミン酸受容体が記憶・学習の分子基盤となっているとともにシナプス形成にも重要であることを示しました。さらに、知的障害の原因分子の一つが大脳のシナプス形成を制御することを見いだしました。

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