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大学全体 2017年2月17日

乳房再建の臨床研究を開始

乳房再建の臨床研究を開始

 学校法人 関西医科大学(大阪府枚方市、理事長・山下敏夫、学長・友田幸一)形成外科学講座では楠本健司教授、覚道奈津子講師らの研究チームが患者自身の脂肪幹細胞を用いた新たな乳房再建術の研究に取り組んでおり、現在臨床研究を実施しています。

 この乳房再建術では、まず専用の機械を用いて患者自身の太ももや、お腹などの脂肪を吸引し、脂肪や血管を作る細胞(脂肪幹細胞)を抽出。それを濃縮し、吸引した脂肪と混ぜ合わせたものを患部に注入することで、皮膚を大きく切開することなく乳房を再建することができる方法です。

  なお、この治療は保険適用外ですが臨床試験の研究費を使用するため、患者自身に治療費の負担はありません。また、5名の方に参加をお願いする予定です。

【本臨床研究についての問合せ先】

関西医科大学 臨床研究支援センター

電話 072-804-0101(代表)


月~金(祝日を除く)9:00~17:00

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