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教職員 2017年4月13日

2017.05.01大学院企画セミナー開催のお知らせ

2017.05.01大学院企画セミナー開催のお知らせ

大学院企画セミナー開催の件

 大学院企画セミナーを下記により開催いたしますので、奮ってご参加ください。
 「平成29年度入学者」、「平成28年度の入学者で昨年大学院企画セミナーに出席していない方」および「平成27年度以前の入学者で必修講義の単位を昨年度までに取得できていない方」は、平成29年度の大学院企画セミナー2回のうち1回以上の出席が義務付けられています。
 受講の際は教育要項巻末の履修報告書A-2を持参し、講義開始時に提出してください。
 なお、講義開始後20分以降は履修報告書を受け付けませんので、ご注意ください。

                    記

日 時 : 平成29年5月1日(月)17:00 ~
          (※教育要項には17:30~と掲載しておりますが変更となりました)

場 所 : 枚方学舎1階 加多乃講堂

題 目 : iPS細胞と遺伝子改変霊長類技術を用いた精神・神経疾患研究

講 師 : 慶應義塾大学 医学部長
         医学部生理学教室 教授
          岡野 栄之 先生

司 会 : 蔦 幸治 教授(臨床病理学講座)

【講師紹介】
 岡野栄之先生は慶應義塾大学医学部を卒業後、慶應義塾大学医学部生理学教室助手、大阪大学蛋白質研究所助手、米国ジョンス・ホプキンス大学医学部生物化学教室留学、東京大学医科学研究所化学研究部助手を経て、筑波大学基礎医学系分子神経生物学教授、大阪大学医学部神経機能解剖学研究部教授を歴任され、平成13年4月から慶應義塾大学医学部生理学教授、平成20年からオーストラリア・Queensland大学客員教授、平成27年4月から慶應義塾大学医学部長としてご活躍されています。
 また、数々の学会理事も歴任されており、日本医師会医学賞や井上学術賞、紫綬褒章など多くの権威ある賞を受賞されております。
 分子神経生物学、発生生物学、再生医学分野で大きな業績を残され、また現在もご活躍中の岡野先生のお話を学内で聴講することができるまたとない機会ですので、多くの方のご参加をお待ちしています。

【講演の内容(岡野先生からのコメント)】
 iPS細胞技術が誕生して以来10年が経つが、その医学・医療への応用は、再生医療にとどまらず、疾患病態解明や創薬にもおよび、益々注目を集める研究領域となっている。我々の研究グループは、iPS 細胞技術を用いた中枢神経系の再生と疾患研究を行っており、いくつかのものについては、その臨床応用が真近になって来ている。
 これ迄我々は、30以上の精神・神経疾患患者よりiPS細胞を樹立し、病態を解析している。当日は、これら病態解析、創薬研究の成果について概説する。また、遺伝子改変霊長類技術を用いた精神・神経疾患モデルの開発と脳科学研究についての最新データについて話したい。

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