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教職員 2017年5月29日

大学院講座第740講開催のお知らせ

大学院講座第740講を下記により開催いたしますので、奮ってご参加ください。

               記

日 時 : 平成29年6月5日(月)18:00~
場 所 : 附属病院 13階講堂
題 目 : Steroid Sensitive Nephrotic Syndrome
講 師 : William E. Smoyer 先生
(Professor, Center for Clinical and Translational Research
The Research Institute at Nationwide Children's Hospital)

司 会 : 金子 一成 教授(小児科学講座)

(大学院生への教育効果)
特発性ネフローゼ症候群は高度蛋白尿、低蛋白血症と全身性の浮腫をきたす
腎疾患でいまだに病因は不明です。小児では比較的よく見られる腎疾患で、
約80%の症例はステロイド剤によく反応し臨床症状は改善します。ステロイド剤
で蛋白尿の消失を認めないステロイド抵抗性ネフローゼ症候群は治療に難渋します。
そのような背景からステロイド抵抗性ネフローゼ症候群に対する安全で有効性の
高い治療薬の開発が望まれています。
今回、小児腎臓病学の権威である米国オハイオ州立大学のWilliam E. Smoyer教授
をお招きし、小児の特発性ネフローゼ症候群の病因論や最新の治療について
ご講演頂きます。病因の不明な疾患に対する新しい治療法開発のための基礎研究の展開
方法を学ぶとともに、小児科学領域で世界の第一線で活躍されている米国の現役教授と
直接ディスカッションすることで、国際学会に於ける質疑応答のノウハウを学べる
ものと考えます。大変有益ですので大学院生のみならず、教職員や学部生も
是非聴講してください。

 以 上

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