MENU

  • 世界初の機構を持つ2ルームCTを、総合医療センターに導入

大学全体 2017年7月5日

世界初の機構を持つ2ルームCTを、総合医療センターに導入

  本学総合医療センター(守口市、病院長・岩坂壽二)救命救急センター(救急医学講座診療教授・中森靖)は、7/4(火)から東芝メディカルシステムズ株式会社(栃木県大田原市、社長・瀧口登志夫)と共同で開発した世界初の標準CT組合せ型IVR-CTを導入し、2ルームHybrid Emergency Room(ER)の稼働を開始しました。

 これまでのHybrid ERは、術中にCTを使用しない場面でCT架台を部屋の隅に移動させ、待機させておくだけでした。が、今回開発した「標準CT組合せ型IVR-CT」では、CT架台を別室へ移動させ、CT寝台と組み合わせることでCT装置単体として稼動させることが可能です。CT架台をスライドさせながら行う撮影ではなく、天板が移動して撮影するモードを備えることで、通常CTと全く同じ検査を実現しました。

 これにより、高度救命医療の追求と限られた医療資源の有効活用という、相反する救急現場のニーズに応える新たなソリューションが、救命救急医療の発展に寄与するものと期待されます。

ページの先頭へ