関西医科大BRAND

関西医科大学

本学は、建学の精神に則り、自由・自律・自学の学風のもと、学問的探究心を備え、幅広い教養と国際的視野をもつ人間性豊かな良医を育成することを教育の理念としています。

慈仁心鏡
慈仁心鏡、すなわち慈しみ・めぐみ・愛を心の規範として生きる医人を育成することを建学の精神とする。
関西医科大学

関連施設

  • 附属病院
  • 総合医療センター
  • 香里病院
  • 天満橋総合クリニック
  • 附属看護専門学校
  • 卒後臨床研修センター
各部門の研修内容

プログラムについて

はじめに

 平成15年度までは医学生は医師国家試験を合格後、ただちに各診療科医局へ入局し、臨床研修を開始していた。しかし平成16年度から卒後初期臨床研修が必修化された。これは厚生労働省が示している医療体制改革の一環で、「専門分野に関わらず国民に信頼される医師を育成する」ことを目標としている。本学附属病院においても、厚生労働省が示した研修目標を修得できるよう、研修内容に関する改革を進めてきた。すなわち、「将来いずれの診療科専門医になるとしても、医師としての基本である人間性の涵養、患者・家族および他職種医療人との良好なコミュニケーションを形成できる素養の修得、そして基本的な診療技術の修得を図り、自分の専門的分野のみの技術修得に偏らない研修を実施すること」を研修の基本的目標とした。そして平成18年3月に新研修制度での最初の修了者を世に送り出し、以後、毎年約50名の研修修了医師を輩出している。
本学は平成17年から始まった附属病院の再編過程にある。まず平成18年1月に附属枚方病院(744床)を開設した。更に平成17年12月に閉院した香里病院が、平成22年7月より新築・再稼動している。これに伴い附属滝井病院の病床数を500床に減少し、3附属病院体制での研修が本格的に開始された。附属枚方病院は高次急性期病院・特定機能病院としての機能を明確化し、最新の設備を完備し、電子カルテシステムを導入した最先端病院である。心臓血管外科や呼吸器外科、周産期診療は附属枚方病院が中心である。一方、附属滝井病院は救命救急センターと共に精神神経科、神経内科、脳神経外科からなるブレイン・メディカルサービスセンターを有し、これら診療科を主力としている。また地域住民に信頼される病院を目指し、夕方診療を開始、女性専用フロアの開設などの特色を有しているのが香里病院である。
このように本学では附属3病院がそれぞれ特色を有しており、2年間の研修期間中にこれら3病院を中心としてローテーションすることで、より多様性に富んだ充実した研修が可能となっている。また関西医科大学附属病院の研修プログラムはこれまで1プログラムしかなかったが、平成18年度からは附属枚方病院および附属滝井病院の2病院を基幹型相当研修病院としてそれぞれが研修医を公募することとした。さらに各診療科・施設の研修指導者には、関西医科大学附属病院としての特色とそれぞれの診療科の特殊性に配慮しながら、研修医に求められる人間性涵養、基本的素養および診療能力の修得ができるような指導を求めて綿密な指導計画を練ってもらった。
また研修医の待遇・研修内容の管理に関しては、卒後臨床研修センターが担当し、充実した研修生活実現のために最大限の支援をしている。たとえば附属枚方病院と附属滝井病院には、研修医のための研修室を設置し、自習室やパソコン、討議室、仮眠室を完備している。さらに枚方新学舎にはシミュレーションセンター、図書館などが整備されている。また研修における諸問題について研修医の親身になって相談を受けられるよう、研修医のためのアドバイザー医師を各学年に2名配備している。
本ホームページには、研修目標を修得するためのプログラム内容が詳細に記載されている。研修希望者においては、いずれの研修プログラムを選択するかを検討する資料にしていただきたい。また研修開始後は各研修コースの研修目標および評価表を参考に自己の研修到達点を確認していただきたい。
2年間の研修はあくまでも初期研修であるが、医師として将来飛躍するための重要な第一歩である。充実した有意義な研修で医師生活の第一歩を踏み出せるか否かは、研修施設としての環境もさることながら、研修医諸君の心構えによるところが大きい。研修環境の整った本学附属病院において実りある研修生活の設計図を描くために本書が役立つことを祈念している。


卒後臨床研修センター
センター長 金子 一成

このページのトップへ