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関西医科大学

本学は、建学の精神に則り、自由・自律・自学の学風のもと、学問的探究心を備え、幅広い教養と国際的視野をもつ人間性豊かな良医を育成することを教育の理念としています。

慈仁心鏡
慈仁心鏡、すなわち慈しみ・めぐみ・愛を心の規範として生きる医人を育成することを建学の精神とする。
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関連施設

  • 附属枚方病院
  • 附属滝井病院
  • 香里病院
  • 天満橋総合クリニック
  • 附属看護専門学校
  • 卒後臨床研修センター
診療科目・医療体制

診療科目

整形外科

整形外科

整形外科 診療部長 病院教授 齋藤 貴徳
高齢化社会を迎え整形外科で扱う疾患も大きく変化してきているのが現状です。当院でも加齢性変化に伴う疾患である膝・股関節の変形性関節症や脊椎疾患が近年急激に増加してきており、これに対応すべく加齢性変化による脊椎や関節疾患に対し、より高度で先進的かつ安全な医療を提供できるよう日々医局スタッフや我々を支えてくれる病棟、外来スタッフの研鑽を積んでおります。脊椎疾患及び末梢神経疾患では今年から“関西医科大学脊椎神経センター”が滝井病院に設置され脊椎から手足の神経まで神経疾患を専門に治療する部門が整形外科内に誕生いたしました。頸椎や腰椎疾患を初めとして手根管症候群、肘部管症候群、胸郭出口症候群などの末梢神経疾患の治療にも専門家集団として電気生理学的検査を始めとして高度な検査機器を駆使し確実な診断を元にした治療を行っています。また、手術に際しては安全・確実に手術が行えるよう運動神経・感覚神経両者の機能が保たれているかを術中監視しながら手術ができる脊髄機能モニタリング法を全国的にも他施設に先駆けて整備、実施しており、先進的な内視鏡、顕微鏡手術を安全かつ確実に行っております。人工関節手術においても長期に安定した成績が得られるよう機種の選択や手術法の工夫を行っております。近年このような努力が実を結びつつあり、近隣の方々を初めとして全国から多くの患者の方々から選ばれる病院となっており、昨年には難易度の高い手術を中心に脊椎手術560件、人工関節手術178件を数えるまでになりました。我々医局員は、中規模病院の特徴を生かし、他科との密接な連携の元、医局内の良好なチームワークを基盤にして、“かかって良かった”と実感していただける整形外科にしたいと考えています。今後も、より良い医療を求めて当院を来院される患者の方々に、他病院に負けない高度な医療をより安全に提供できるよう努力していきたいと考えています。

科の特徴

当院整形外科診療部では、脊椎外科・関節外科・手の外科・リウマチ科・外傷外科・末梢神経外科を中心に診療を行っております。
診療の対象部位は脊椎(背骨:頚椎・胸椎・腰椎・骨盤)、上肢(肩~手指)、下肢(股関節~足趾)となります。

主な対象疾患

脊椎外科
一般的な頸部痛や腰痛が対象と考えられがちですが、脊髄での神経の圧迫が原因で上肢痛や握力低下、下肢痛(神経痛)や歩行障害が出現することもあります。
脊椎の変形・椎間板ヘルニアや脊柱管の狭窄などの有無を調べて治療方法を考えます。
診断には画像診断(レントゲンやMRI)の他、電気生理検査(脊髄誘発電位や筋電図など)の新しい検査方法を積極的に取り入れています。また、脊髄周囲の細かい手術に際しては低侵襲を目的として顕微鏡視下手術を積極的に導入しています。


関節外科
当院股関節外科部門では変形性股関節症、大腿骨頭壊死症、関節リウマチなどに対する手術加療を主に行っております。大腿骨頭壊死症では可能な限り各種関節温存手術を行うよう努めております。人工股関節手術に際しては殆どの場合セメントを用いずに骨の生理的な作用によりインプラントが固定されるような術式を選択し、手術時間の短縮・術中セメント挿入に伴う副作用の回避に努めております。また左右同時手術も日常的に行っており、両股関節の障害に対し同時に手術をご希望される方にも対応させて頂いております。術後の入院期間は片方のみの人工股関節手術の場合2~3週間、両側同時手術の場合3~4週間ほどです。

当院膝関節外科部門では変形性膝関節症、関節リウマチに対する人工膝関節手術を主に行っております。変形性膝関節症においては条件により高位脛骨骨切り術などの関節温存手術も行っております。また各種画像診断において所見に乏しい膝関節痛に対しては膝関節鏡を用いた診断・治療も行っております。膝関節外科部門でも両側同時の人工膝関節手術を場合により行っております。術後の入院期間は片方のみの人工膝関節手術の場合2~3週間、両側同時手術の場合3~4週間ほどです。

股関節・膝関節いずれの人工関節手術においても貯血式の自己血輸血・術中の回収血による自己血輸血などを駆使し「自分の血」だけで術中・術後を乗り切れるよう努めております。


手の外科
手の外科は一般整形外科より細かい作業が多く、診断と治療には経験が必要です。腱鞘炎・指の痛み・神経痛などの原因を精査し、個々の症例にあった治療方法を選択しています。必要に応じて顕微鏡視下の手術も行っています。


足の外科
近年生活の欧米化に伴い足のトラブルが多発するようになっております。しかし漠然とした足の痛みとして処理され、きちんとした治療を受けていない患者さんが多いのが現状です。当院では偏平足や外反母趾などの足部の変形からくるトラブルや、変形性足関節症や靭帯損傷などの足関節回りのトラブルに対し、手術療法や装具などの保存的治療を行っています。また皮膚科と連携しフットケアを行っています。足関節の手術に対し、より低侵襲な関節鏡を用いた小切開手術を積極的に行っています。


リウマチ科
関節リウマチは全身(四肢)の関節炎により関節痛を引き起こし変形に至り、日常生活に支障を来たす疾患です。発症後早期に病態に応じた抗リウマチ薬の投与を開始し、関節変形の予防に努めねばなりません。当院ではいわゆる生物学的製剤も駆使して、関節リウマチ診療を行っております。また、関節の変形が残存し、日常生活動作能力(ADL)が著しく低下した場合には、ADLの向上のため手術加療も行っています。当院では人工関節置換術、関節形成術、関節固定術、滑膜切除術などを行っています。薬剤による治療と手術による治療を両輪として豊なQOL(生活の質)を提供できるよう努めております。


外傷外科
当科外傷外科部門では神経・腱・血管損傷などを伴った骨折、治療が遷延し難治性となった骨折など主に一般の病院では対応困難な症例を対象に診療を行っています。また、当院救命センターに搬送された全身状態に問題点を伴う症例(大量出血・内臓損傷合併)に対しても救命センター担当医師のバックアップのもと、診療に取り組んでおります。上記以外の一般の病院でも対応可能な通常の骨折症例については、患者さんの自宅近くの当課連携施設へ円滑にご紹介などできるシステムも構築しております。


その他
・骨粗鬆症
加齢により骨組織は質の劣化・量の減少に至り、骨粗鬆症と呼ばれる病態に陥ります。特に女性の場合、閉経後体内のホルモンバランスが変化し急激に骨組織は脆弱化し、閉経後骨粗鬆症ともいわれます。これにより日常的な腰背部痛の原因となったり、時に軽微な外傷(しりもちなど)により背骨・肩・手首・股関節の骨折を生じ、日常生活動作能力が著しく障害されることもあります。これらを予防するためにも定期的な検査(骨密度)や治療(食事・生活療法、運動療法、薬物療法)が必要と考えられます。

・痛風
近年食生活の欧米化による中高年の「メタボリック・シンドローム」がもたらす危険について、メディアなどさまざまなところで警鐘が鳴らされていますが、高尿酸血症も食生活が深く関与する病態といえます。一般的には足の母趾の関節炎症状がよく知られていますが、尿酸の結晶が腎臓に沈着することにより腎不全に至ることもあります。身近な病気と思われがちですが、やはり定期的な血液検査・治療(食事療法・薬物療法)が必要と考えられます。


専門外来
脊椎外来・股関節外来・膝関節外来・手の外科外来・リウマチ外来を開設しております。御来院の際はお手数ですが御予約頂くか、これら専門外来の曜日に合せて御来院頂ければ、円滑な診療を提供できるものと考えております。

スタッフ

 氏 名    職名 専門分野  認定資格
齋藤 貴徳  教授
(診療部長)
脊椎外科、末梢神経外科 日本整形外科学会認定専門医、日本脊椎脊髄病学会指導医、日本手の外科学会専門医、日本臨床神経生理学会技術認定医
徳永 裕彦  准教授 股関節外科 日本整形外科学会認定専門医、日本整形外科学会認定リウマチ医
谷口 慎一郎 講師 脊椎外科 日本整形外科学会認定専門医、日本脊椎脊髄病学会指導医、日本リハビリテーション学会認定専門医、日本リウマチ学会専門医、日本臨床神経生理学会技術認定医
 
松矢 浩暉 助教 股関節外科、脊椎外科 日本整形外科学会認定専門医、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医、日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
市川 宣弘  助教 関節リウマチ、関節外科 日本整形外科学会認定専門医、日本整形外科学会認定リウマチ医
石原 昌幸 助教 脊椎外科 日本整形外科学会認定専門医、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医、日本脊椎脊髄病学会指導医
吉川 尚孝 助教 膝関節外科、関節リウマチ、足の外科 日本整形外科学会認定専門医、日本整形外科学会認定リウマチ医
谷 陽一 助教 脊椎外科、一般外傷 日本整形外科学会認定専門医、日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医、日本脊椎脊髄病学会指導医
朴 正旭 助教 肩、脊椎外科、一般外傷  

診療科目 一覧

診療受付時間

初診・再診受付

午前8時30分~午前11時30分

再来機稼動時間

開門時(午前7時30分)~午前11時30分

休診日
第2、第4土曜日・日曜日・祝日
年末年始(12月29日~1月3日)
[代表番号]06-6992-1001 [外来予約センター]06-6993-9455
予約受付時間(休診日を除く)
平 日:午前9時~午後3時30分
土曜日:午前9時~午前11時