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透析施設関係者のみなさまへ(下肢末梢動脈疾患指導管理加算に係る連携について)

 先日発表されました平成28年医科診療報酬改定の厚生労働省公示によりますと新たに下肢末梢動脈指導管理加算が新設され「人工腎臓を実施している患者に係る下肢末梢動脈疾患の重症度等を評価し、療養上必要な指導管理を行った場合には、下肢末梢動脈疾患指導管理加算として、月1回を限度として所定点数に100点を加算する。」となっております。この点数加算の要件として施設基準を定めておりその項目として「(足病変の可能性のある患者を発見した場合は)専門的な治療体制を有している医療機関へ紹介を行っていること」「専門的な治療体制を有している医療機関をあらかじめ定めたうえで、当該医療機関について事前に届け出を行っていること」「当該医療機関について、院内掲示をすること」があります。
 当科は2013年の新設以来一貫して閉塞性動脈硬化症の治療を主体に診療を続けております。年間約90例以上の動脈疾患手術、30例以上の血管内治療に加え保存的治療、監視下運動療法、創傷治療などを集学的に行ってきております。また循環器内科、心臓外科、腎臓内科、整形外科、形成外科、皮膚科、リハビリテーション科、放射線科などとも深い連携を築いております。また閉塞性動脈硬化症患者の足のみではなく全身の動脈硬化症のスクリーニングや看護師によるフットケアシステム、およびその地域版としての連携システムなどを確立してきております。
 今回の診療報酬改定でこのような透析患者のフットケアに点数が新設されたことは我々の行ってきた「閉塞性動脈硬化症の足を守り命を守る」治療に大きな追い風となると期待しております。そこで透析患者の足病変の「受け皿」として本要件に定められた連携専門医療機関として広く透析施設からのご要望にお応えしようと準備しております。もし足病変の専門医療機関として当院との連携をお考
えの医療機関の先生方はどうぞご遠慮なく我々にご相談ください。可能な限りお受けするつもりでおります。


お問い合わせ、申し込み先:
関西医科大学総合医療センター 地域医療連携部 桑原(内線PHS 42907)
               または 血管外科 駒井(内線PHS 41701)
 

ぜひ皆様の医療機関の透析患者の足を大切断から救い、生命予後、QOLを改善するという大事業に我々との連携をお選びいただきたく存じます。どうぞよろしくお願いいたします。
 

平成28年5月
関西医科大学総合医療センター 血管外科 
部長・教授 駒井宏好