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耳下腺腫瘍 

診療科

はじめに

耳鼻咽喉科は文字通り、耳、鼻・副鼻腔、咽頭(扁桃など)、喉頭(声帯など)の疾患を扱いますが、そのほか、口腔(舌など)、甲状腺、唾液腺といった、顔の下半分から頸部(首)の領域を担当します。
この中で唾液腺は、唾液(だえき、つば)を分泌する器官であり、小唾液腺(口腔粘膜の裏に多数あり、皮膚での汗腺に似る)と、大唾液腺(耳下腺・顎下腺・舌下腺。左右1対ずつある)とに分けられます。今回お話しする耳下腺では、手術の難易度が高く、また、同じ腫瘍でも、再発しにくい良性腫瘍、再発しやすい良性腫瘍、ゆっくり再発する低悪性度癌、急速に増大・浸潤し転移もしやすい高悪性度癌などの多彩なタイプがあり、精度の高い術前・術中診断(タイプ分け)と、タイプに合致した正確な切除手術が求められます。私どもはこうした耳下腺腫瘍を専門の一つにしています。
今回は、これまでの私どもの報告(業績)の一部をご紹介しつつ、耳下腺腫瘍の診断法・治療法、さらにこれにまつわる合併症や、鑑別を要する類似疾患についてお話します。

耳下腺腫瘍の診断法と治療法(切除法)

耳下腺腫瘍の治療は、良性・悪性にかかわらず原則として手術的切除です。良性なら腫瘍だけをくり抜くように取る場合もありますが、悪性耳下腺腫瘍(主に耳下腺癌)なら、周囲に浸潤する傾向があるためより大きく切除する必要がありますし、リンパ節転移に対しリンパ節郭清術(かくせいじゅつ。ある領域のリンパ節群を取り除く手術)を行う必要があります。したがって、適切な切除手術のためには、手術前や手術中に良性か悪性かなどのタイプ診断が必要になります。また、耳下腺手術合併症(後述)の予防に気を配りながら、再発のない切除手技を取らねばなりません。進行した悪性腫瘍では手術成績が下がり、再発や合併症の率は当然高くなります。私たちはこれまで、より改善された診断法(画像診断、穿刺吸引細胞診、術中迅速病理診など)と切除法につき、多数発表してきました。また、追加治療としての放射線治療や化学療法(抗癌剤)についても報告してきました。
当科からの報告:
(診断法)著書(2004、1999、1996)、総説(2010、2006、1994)、発表(2005,2002,1998)
(切除法)著書(2004、2002)、原著(2007、2005・2005、2001)、総説(2011、2007、2002)、発表(2012)
(放射線治療)著書(2010)、総説(2009)原著(2007、2005,2003)
(化学療法)原著(2006)、発表(2007)

耳下腺腫瘍診断時における合併症

耳下腺良性腫瘍の中で、ワルチン腫瘍という良性腫瘍があります。中年過ぎの愛煙家の男性に多く認められます。この腫瘍において、診断のための穿刺(注射針を用いた穿刺吸引細胞診)が行われると、急速な炎症と耳下腺の腫脹・疼痛が生じることがあります。当科ではこの現象を世界に報告し、警鐘を鳴らすとともに、当科ではワルチン腫瘍疑いの患者さんに対し穿刺を控える方針を取っています。
当科からの報告:
(穿刺吸引細胞診とワルチン腫瘍) 原著(2009)、発表(2010、2008)

耳下腺手術での合併症

耳下腺内を走っている顔を動かす神経(顔面神経)・唾液を分泌させる神経(耳介側頭神経)・唾液を分泌する耳下腺組織・唾液の周囲への漏れを防ぐ膜(耳下腺被膜)・耳たぶの感覚の神経(大耳介神経耳垂枝)をどう扱うか、また、いかに傷口を目立たせないかという審美的配慮が問題となります。そこで、以下のごとく合併症の少ない手技・目立ちにくい皮切ラインなどの開発が必要となります。

①術後顔面神経麻痺
耳下腺手術の合併症で有名なのが術後顔面神経麻痺です。顔面神経は耳下腺の中央を走り扇状に分枝します。耳下腺のうち顔面神経より浅い部分を耳下腺浅葉、深い部分を耳下腺深葉といいます。最近の当院での浅葉腫瘍や下極(顔面神経のいない耳下腺の下側の部分)の腫瘍の術後顔面神経麻痺(典型的なものは下唇の動きの麻痺)は1割以下の発生率ですが、深葉腫瘍の手術ではその倍以上の率になります。他病院と比べ良好な成績であると考えていますが、発生率がゼロというわけにはいきません。当科では、顔面神経を容易に見つけ(同定)、保護(温存)し、麻痺率を低下させる方法を工夫し発表してきました。
当科からの報告:
(術後顔面神経麻痺)原著(2005,2004,2003、2000)、総説(2006)、発表(2006)

唾液瘻(だえきろう)
耳下腺は唾液を作りますが、耳下腺被膜に覆われているため唾液は周囲に漏れません。唾液は唾液排泄管(ステノン管)を通って口腔に流れ出ます。手術では耳下腺内の腫瘍を切除しますので、この被膜を一旦破ることになります。腫瘍を切除してのち、破れた被膜の縫合が不完全ですと、耳下腺から皮下に唾液が出て溜まります。これを唾液瘻といいます。正しく縫合しても漏れ出て生じることがあります。当科では唾液瘻予防手技を工夫し、また、唾液瘻が起こったときの対処法を開発しました。
当科からの報告:
(唾液瘻)原著(2009)、発表(2009、2006、2013)

フライ症候群(Frey’s syndrome)
耳下腺には、顔面神経が走行すると同時に、耳下腺組織に唾液を分泌するよう指示する神経(耳介側頭神経)が分布しています。腫瘍切除後に、被膜縫合部の隙間をかいくぐってこの神経が皮膚の汗腺に至る場合があります。そうすると、食事して唾液が出るとき、唾液を分泌する指示が同時に汗をかく指示になり、耳たぶ周囲で汗をかきます。こうした食事時の発汗をフライ症候群といいます。耳下腺に至る深い怪我のあとでも生じます。発生率を減らし、また、発汗領域を出来るだけ小さくする工夫が必要であり、当科ではこれについても検討してきました。
当科からの報告:
(フライ症候群)著書(2008)、総説(2009)、発表(2006)

④大耳介神経 耳垂枝麻痺
大耳介神経は、耳垂(じすい。みみたぶ)やその周囲・顔のあごの部分 (下顎角)の皮膚の感覚神経です。耳下腺手術では、温存が難しいとされこれまで切断されることが多く、術後に感覚麻痺やしびれが残りました。最近海外の報告により、大耳介神経の枝のうち耳垂枝(または後浅枝とも呼称。耳たぶの感覚神経)は残す(温存)ことが可能であること、半年ほどで耳垂の感覚麻痺が軽減してくることが分かりました。当科の手術でも、この耳垂枝を積極的に温存ようにしており、また、より安全にかつ高い温存率で耳垂枝を温存する方法を報告しています。
当科からの報告:
(大耳介神経 耳垂枝麻痺)著書(2004)、原著(2013)、発表(2012,2014)

⑤皮膚切開
耳下腺手術では、これまで耳(耳介)の前方に皮切を置き、さらにこの皮切を耳後部や下方に伸ばす方法が取られてきました。当科の耳前部の皮切は、耳前部に皴がある場合を除いて、耳の軟骨(耳珠。耳の穴のすぐ前の軟骨)の突起部分の内側に皮切を置き、出来るだけ目立たないような手技を取っています。
当科からの報告:
(皮膚切開)著書(2004)、発表(2012,2006,2003)

 参考画像

そのほかの耳下腺疾患

白血球のうち好酸球が耳下腺に集積して塊を作る木村氏病では、切除手術とともに内服治療が行われます。白血球の中のリンパ球が悪性になって腫瘍状に増殖する耳下腺悪性リンパ腫という疾患では、化学療法(点滴など)が主体となります。耳下腺内の顔面神経自身が腫瘍に変化する顔面神経鞘腫では、普通の耳下腺腫瘍とは異なる切除法が必要です。このように同じような耳下腺部分の塊でも、耳下腺腫瘍と少し治療法が異なりますので、術前診断が重要となります。一方、耳下腺が腫れる場合にはこうした疾患だけでなく、炎症であることも多く、治療として切除手術は行われません。これには、小児の反復性耳下腺炎(細菌感染)・流行性耳下腺炎(おたふく風邪、ウイルス感染)、成人の急性化膿性耳下腺炎(細菌感染)・シェーグレン症候群(自己免疫性疾患)などがあります。当科ではこれらの疾患の診断法や治療法につき検討してきました。
当科からの報告:
(木村氏病)原著(2007)
(悪性リンパ腫)原著(2009)、総説(2011)、発表(2010)
(顔面神経鞘腫)原著(2005、2004)、総説(2009)
(耳下腺の炎症)原書(2002、1999,1996)、総説(2011,2009)

これまでの業績

耳下腺(および唾液腺)を中心に、業績の一部をお示しします。耳下腺疾患の診断法・治療法は、医学の進歩がそうであるように、手術を含め多岐に渡り、また、日進月歩の状態であります。私どもの創意工夫だけでなく、広く国内・国外のご発表に耳を傾け、私どもがご提供する治療レベルを、さらに向上させて参りたいと存じております。

A.著 書

著  者 書  名 共著者名又は編集者名 発 行 所 初頁~終頁 発行年
岩井大 耳下腺悪性腫瘍の治療のEBMとは?唾液腺疾患.EBM耳鼻咽喉科・頭頸部腫瘍の治療 2010-2011 池田勝久、武田憲昭、井之口昭、原渕保明、丹生健一(編) 中外医学社 409-414 2010
岩井大  唾石症.唾液腺疾患.口腔咽頭の臨床第2版  日本口腔・咽頭科学会(編)  医学書院  68-69  2009
岩井大  フライ症候群.今日の耳鼻咽喉科・頭頸部外科治療指針治療指針第3版  森山寛、岸本誠司、小林俊光、川内英之(編)  医学書院  314  2008
 岩井大  頭頸部癌(口腔癌含む)実力医の履歴書. 外科系III  中村康生(編)  ライフ企画  348  2008
 岩井大  高悪性度癌のsafety marginの取り方と顔面神経の取り扱い.耳下腺悪性腫瘍の手術.耳鼻咽喉科・頭頸部外科・咽喉頭頸部編.イラスト手術手技のコツ  村上泰(編)  東京医学社  68-69  2005
岩井大 CT,MRIの有用性と限界 耳下腺腫瘍の診断.耳下腺腫瘍臨床の最前線-Q&A 山下敏夫(編) 金原出版 44-48 2004
岩井大 術中迅速病理組織診断の有用性と限界.耳下腺腫瘍の診断.耳下腺腫瘍臨床の最前線-Q&A 山下敏夫(編) 金原出版 52-54 2004
岩井大 ワルチン腫瘍最良の手術法(治療法) 耳下腺腫瘍の治療.耳下腺腫瘍臨床の最前線-Q&A 山下敏夫(編) 金原出版 97-99 2004
岩井大 審美面を考慮した皮切 耳下腺腫瘍の治療.耳下腺腫瘍臨床の最前線-Q&A 山下敏夫(編) 金原出版 142-144 2004
岩井大 大耳介神経後枝温存とその意義.耳下腺腫瘍の治療.耳下腺腫瘍臨床の最前線-Q&A 山下敏夫(編) 金原出版 145-147 2004
岩井大 ムンプスと反復性耳下腺炎.小児の耳鼻咽喉科診療.耳鼻咽喉科診療プラクティス 川城信子、池田勝久、加我君孝、岸本誠司、久保武(編) 文光堂 152-155 2002
岩井大、
山下敏夫
耳下腺腫瘍.小児耳鼻咽喉科疾患.ENT NOW 耳鼻咽喉科・頭頸部外科処置・手術シリーズ 森山寛、佃守、高橋姿、岡本美孝(編) メジカルビュー社 146-153 2002
岩井大、
山下敏夫
耳下腺手術のための臨床解剖.口腔・唾液腺の解剖.第8巻耳鼻咽喉科・頭頸部外科のための臨床解剖.耳鼻咽喉科プラクティス 池田勝久、加我君孝、岸本誠司、久保武(編) 文光堂 158-163 2002
岩井大、
山下敏夫
反復性耳下腺炎・流行性耳下腺炎.唾液腺疾患.小児耳鼻咽喉科・頭頚部外科マニュアル 森山寛(編) メジカルビュー社 144-146 1999
友田幸一、
岩井大、
山下敏夫
シェーグレン症候群.耳鼻咽喉科疾患への免疫学的アプローチ.図説耳鼻咽喉科NEW APPROACH 神崎仁、茂木五郎(編) メジカル
ビュー社
156-163 1996

B.原 著(原著論文)
HER-2を発現したSalivary Duct Carcinomaにおけるトラスツズマブ使用の検討 両側耳下腺MALT型リンパ腫の異時性発生例
 著  者   名  論  文  題  名   発表誌名  巻  初頁~終頁  発行年
 岩井大、完山理咲、馬場奨、金田直子、岡崎はるか、小西将矢、高田洋平、友田幸一  耳下腺部手術における簡便な大耳介神経の同定法と温存法の検討  頭頚部外科  22  359-363  2013
 岩井大、鈴木健介、星野勝一、稲葉宗夫  耳下腺術後唾液瘻に対する塩酸ミノサイクリン局所注入療法  頭頸部外科  19  173-178  2009
 Iwai H, Nakamichi N, Nakae K, Konishi M, Inaba M, Hoshino S, Baba S. Amakawa R  Parotid mucosa-associated lymphoid tissue lymphoma regression after Helicobacter Pylori eradication.  Laryngoscope  119  1491-1494  2009
 Suzuki S, Iwai H, Kaneko T, Sakaguchi M, Hoshino S, Inaba M  Induction of parotitis by fine-needle aspiration in parotid Warthin’s tumor  Otolaryngol Head Neck Surg  141  282-284  2009
 足立真理、岩井大、八木正夫、南野雅之、大前麻理子、李進隆、山下敏夫  耳下腺腺様嚢胞癌の診断法と治療法の検討  日耳鼻  110  410-415  2007
 Iwai H, Nakae K, Ikeda K, Ogura M, Miyamoto M, Omae M, Kaneko T, Yamashita T  Kimura’s disease: diagnosis and prognostic factors  Otolaryngol Head Neck Surg  137  306-311  2007
 蓮尾麻里、南野雅之、八木正夫、岩井大、辻裕之、小西将矢、島野卓史、坂井田紀子、山下敏夫  HER-2を発現したSalivary Duct Carcinomaにおけるトラスツズマブ使用の検討  頭頸部癌  32  68-71  2006
 小西将矢、岩井大、南野雅之、赤木麻里、足立真理、湯川尚哉、永田基樹、辻裕之、山下敏夫  唾液腺管癌8症例の検討  頭頸部外科  15  213-216  2005
 大前麻理子、岩井大、池田耕士、八木正夫、馬場奨、金子敏彦、島野卓史、山下敏夫  耳下腺多形腺腫におけるMRI画像と病理所見  口咽科  17  393-398  2005
 岩井大、山下敏夫  耳下腺ワルチン腫瘍の手術法  日耳鼻  108  679-683  2005
 Iwai H, Yamashita T  The local excision procedure for Warthin’s tumor of the parotid gland  Otolaryngol Head Neck Surg  132  577-580  2005
 Shimizu K, Iwai H, Ikeda H, Sakaida N, Sawada S  Intraparotid facial nerve schwannoma: a report of five cases and an analysis of magnetic resonance imaging results  Am J Neuroradiol  26  1328-1330  2005
 岩井大、大前麻理子、池田耕士、馬場奨、和歌信彦、清水健、山下敏夫  耳下腺内神経鞘腫の検討  口咽科  16  1-7  2004
 岩井大、山下敏夫  耳下腺癌の手術手技—顔面神経保存の適応の検討  耳鼻と臨床  補49  218-222  2003
南豊彦、中川のぶ子、多田直樹、浜野巨志、井野千代徳、岩井大、山下敏夫 局所麻酔下での耳下腺腫瘍摘出術について 口咽科 3 321-326 2002
岩井大、柿本晋吾、南野雅之、京本良一、李進隆、山下敏夫 耳下腺癌症例における治療方針の検討 口咽科 13 341-346 2001
南野雅之、辻裕之、岩井大、井上俊也、小椋学、藤沢琢郎、湯川尚哉、山下敏夫、坂井田紀子 Salivary duct carcinomaの2例 耳鼻臨床 94 349-352 2001
 Ozaki Y, Amakawa R, Ito T, Iwai H, Tajima K, Uehira K, Kagawa H, Uemura Y, Yamashita T, Fukuhara S  Alteration of peripheral blood dendritic cells in patients with primary Sjögren’s syndrome  Arthritis Rheumatism  44  419-431  2001
 Iwai H, Ikeda K, Yoshikawa A, Fujisawa T, Takemura K, Tomoda K, Isoda H, Yamashita T  Consecutive imaging of the facial nerve using high-resolution magnetic resonance imaging  Acta Otolaryngol  542
Suppl
 39-43  2000
 柿本晋吾、岩井大、熊澤博文、中村晶彦、湯川尚哉、馬場一泰、朝子幹也、山下敏夫  耳下腺腫瘤の検討ー当教室20年間の統計的観察  日耳鼻  102  801-808  1999
 岩井大、山下敏夫、泉川雅彦、堤俊之、柿本晋吾、熊澤博文、李進隆、渡邊尚代、南豊彦  耳下腺腫瘍に対する術中迅速病理組織診の検討  日耳鼻  102  1227-1233  1999
 吉田智子、熊澤博文、白石由里、井上俊哉、岩井大、蔦桂尚、山下敏夫、坂井田紀子  耳下腺部由来木村病の5症例  耳鼻臨床  92  381-386  1999
 Ikeda K, Katoh T, Ha-Kawa SK, Iwai H, Yamashita T, Tanaka Y  The usefulness of MR in the establishing the diagnosis of parotid pleomorphic adenoma  Am J Neuroradiol  17  555-559  1996
 永田基樹、熊沢博文、岩井大、百渓明代、友田幸一、山下敏夫  耳下腺悪性リンパ腫11例の検討  日耳鼻  99  918-925  1996
 池田耕士、岩井大、加藤勤、友田幸一、山下敏夫、田中敬正  耳下腺多形腺腫のMRI  耳鼻臨床  89  479-484  1996
 朝子幹也、岩井大、池田耕士、中川浩伸、馬場一泰、柿本晋吾、中村晶彦、 友田幸一、田中敬正、山下敏夫  耳下腺悪性腫瘍のMRI-T2強調像と病理組織像  口咽科  8  383-389  1996
 白石修悟、岩井大、喜多淳、柳田昌宏、細田泰男、山下敏夫、藤森春樹  巨大耳下腺腫瘍の1例  耳鼻と臨床  42  248-251  1996
 岩井大、喜多淳、川崎英子、友田幸一、池田浩巳、山下敏夫  副咽頭間隙に進展した耳下腺深葉皮様嚢腫の1例  耳鼻と臨床  42  1054-1058  1996
 岩井大、岡村明治、坂井田紀子、白石修悟、柳田昌宏、喜多淳、久保伸夫、熊澤博文、友田幸一、山下敏夫  両側耳下腺MALT型リンパ腫の異時性発生例  耳鼻臨床  88  1439-1445  1995
 岩井大、山下敏夫、友田幸一、久保伸夫、井野千代徳、熊沢博文、名和照晃、熊沢忠躬  耳下腺鰓原性嚢胞9例の検討  耳鼻臨床  86  367-372  1993

C.総 説
著  者  名 論  文  題  名 発表誌名

初頁~終頁

発行年
岩井大 ワルチン腫瘍の手術は? 核出術の立場から。特集 顔面・頸部疾患診療における論点 JOHNS 27 1594-1597 2011
岩井大 耳下腺炎。口腔咽頭領域。私の処方箋 耳喉頭頸 83 544-550 2011
岩井大 MALTリンパ腫。特集 知っておきたい唾液腺疾患 耳喉頭頸 83 544-550 2011
岩井大 唾液腺腫瘍のMRI。特集・ここまでわかる耳鼻咽喉科MRI ENTONI 122 48-53 2010
岩井大 大唾液腺手術のための臨床解剖 JOHNS 26 141-145 2010
岩井大 頸部手術と術中・術後ヒアリ・ハット-予防と対策。治療過程におけるヒアリ・ハット ENTONI 109 69-76 2009
岩井大 急性耳下腺炎 MB ENT 100 122-128 2009
岩井大 唾液分泌機能低下。特集 放射線治療における有害事象 耳喉頭頸 81 677-682 2009
岩井大 耳下腺癌の治療方針と手術手技 頭頸部癌 33 248-253 2007
岩井大、山下敏夫 耳下腺の腺癌NOSおよび類縁疾患頭頸部の腺癌をどう扱うか JOHNS 22 1062-1066 2006
岩井大 耳下腺下極腫瘍に対する下顎縁枝法の適応と手技  頭頸部外科  16  45-50  2006
岩井大 唾液腺良性腫瘍
唾液腺疾患 その診断と治療
 MB ENT  69  38-44  2006
 岩井大、山下敏夫  耳下腺良性腫瘍に対する手術  口咽科  16  251-255  2004
 岩井大  MRIを用いた耳下腺内顔面神経の検索  口咽科  15  273-276  2003
 岩井大、永田基樹、山下敏夫  耳下腺癌 頸部郭清術のすべて
疾患別にみた頸部郭清術の適応・術式・成績
 JOHNS  18  1775-1780  2002
 岩井大、山下敏夫  顎下腺腫瘍摘出術(良性・悪性)
耳鼻咽喉科・頭頸部外科における手術の危険度
 耳喉頭頸  74
増刊号
 181-185  2002
 岩井大、池田耕士、田中敬正、山下敏夫  ワルチン腫瘍のMRI  耳喉頭頚  66  180-181  1994

D.発 表(学会発表、抜粋)
耳下腺唾液瘻に対するミノサイクリン局所注入療法Inflammation in parotid Warthin’s tumor as a complication of fine-needle aspiration
発  表  者  名 演  題  名 発  表  機  関 発表年
岩井大  大耳介神経同定・温存手技を利用した簡便な耳下腺手術手技の検討  第27回日本口腔・咽頭科学会  2014
 岩井大  耳下腺。唾液腺疾患-その特徴と取り扱い。  第103回一般社会法人大阪耳鼻咽喉科医会研修会  2012
 岩井大  教育セミナー:耳下腺癌に対する手術治療  日本頭頸部癌学会 第3回教育セミナー  2012
 岩井大、友田幸一  大耳介神経温存を重視した耳下腺手術  第22回日本頭頸部外科学会  2012
 高田智子、岩井大、河本光平、高田洋平、友田幸一  ステノン管近傍腫瘍における手術症例の検討。  第21回日本頭頸部外科学会  2011
 岩井大、中道尚人、馬場奨、尼川龍一、友田幸一  胃ピロリ菌除去後に消退した耳下腺MALTリンパ腫症例  第55回日本唾液腺学会  2010
 岩井大、鈴木健介、金子敏彦、坂口麻理子、稲葉宗夫、友田幸一  耳下腺ワルチン腫瘍の穿刺吸引による耳下腺炎誘発  第55回日本唾液腺学会  2010
 岩井大、鈴木健介、友田幸一  耳下腺唾液瘻に対するミノサイクリン局所注入療法  第19回日本頭頸部外科学会  2009
 Iwai H, Suzuki K, Baba S, Kaneko T, Sakaguchi M, Izumikawa M, Ikegami T, Kitajiri M, Tomoda K.  Inflammation in parotid Warthin’s tumor as a complication of fine-needle aspiration  25th Congress of Pan-Pacific Surgical Association. Japan Chapter  2008
Baba S, Iwai H, Nakae K, Konishi M, Sakaguchi M, Kaneko T, Izumikawa M, Ikegami T, Kitajiri M, Tomoda K, Amakawa R Regression of parotid MALT lymphoma after eradication therapy of Helicobacter Pylori in the stomach. 25th Congress of Pan-Pacific Surgical Association. Japan Chapter 2008
岩井大 大特別シンポジウム:他科との境界と連携
唾液腺疾患、口腔咽頭領域の診療
第20回日本口腔・咽頭科学会 2007
岩井大 シンポジウム:扁平上皮癌以外の頭頸部癌の治療
大唾液腺の治療
第31回日本頭頸部癌学会 2007
岩井大 ビデオセミナー:耳下腺の手術ー神経保存と被膜処理 第16回日本頭頸部外科学会 2006
岩井大 特別講演:唾液腺疾患(主に腫瘍)について耳鼻科医が画像で知りたいこと 第18回頭頸部放射線研究会 2005
岩井大 手術手技セミナー:耳下腺良性腫瘍手術 第16回日本口腔・咽頭科学会 2003
岩井大 ビデオセミナー:耳下腺良性腫瘍手術 第12日本頭頸部外科学会 2002
岩井大 シンポジウム:MRI-耳下腺・顔面神経の画像診断.口腔・咽頭の画像診断—最近の進歩 第15回日本口腔・咽頭科学会 2002
岩井大 教育講演:頭頚部・縦隔・呼吸器の画像診断の最先端ー唾液腺 第50回日本気管食道科学会 1998


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