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2021年01月14日

研究ブランディング事業シンポジウム開催

 1月14日(木)13時から、枚方学舎医学部棟加多乃講堂及びオープンラウンジにおいて「研究ブランディング事業シンポジウム」が開催されました。これは、平成30年度文部科学省私立大学研究ブランディング事業として採択された、本学の『難治性免疫・アレルギー疾患の最先端研究拠点大学としてのブランド形成』で得られた成果や知見を社会に還元するために開催されたものです。また、新型コロナウイルス感染症の流行拡大を受けて会場の収容人数制限や来場者の検温、手指消毒の徹底など、感染対策に万全を期しながら行われました。

 シンポジウムでは、友田幸一学長が開会挨拶を述べた後、近畿大学病院東田有智病院長が基調講演として「わが国のアレルギー疾患対策の取り組み」を、京都大学医学研究科成宮周特任教授が学術講演として「がん微小環境とプロスタグランジン」を、それぞれ講演。その後も成果報告として附属生命医学研究所分子遺伝学部門木梨達雄教授(研究担当副学長)が統括報告を行った他、医化学講座清水(小林)拓也教授が「プロスタグランジン受容体の構造生物学的解析」を、香里病院岡崎和一病院長(名誉教授)が「IgG4関連疾患研究の進歩」を、内科学第一講座伊藤量基准教授が「ヒト樹状細胞をターゲットにした、アレルギーおよび自己免疫疾患に対する新たな治療戦略」を、臨床病理学講座神田晃准教授(耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座兼務)が「難治性好酸球性炎症における好酸球のサブタイプとその役割」を、附属生命医学研究所ゲノム解析部門日笠幸一郎学長特命教授が「オミックス解析基盤の構築とIgG4関連疾患のゲノムワイド関連解析」を講演。参加した学内外の研究者が熱心に聴講しました。

 各講演終了後は会場を医学部棟1階オープンラウンジに移し、研究ブランディング事業に参画した各部門がそれぞれの研究成果をポスター形式で発表するポスターセッションを開催。セッション会場では事業によって進展した研究の成果について、発表者と参加者が意見を交換したり質疑応答を行ったりと、活発な議論が交わされました。

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