このがんは性行為によるパピローマウイルス感染者のごく一部に発症することから、数年前から予防ワクチンが普及しています。現在、性行為が始まる前の中高生を中心に20歳台前半までの女性を対象としてワクチン接種が行われています。しかしこのワクチンによる感染防止効果は70%程度で、もちろんすでに感染した後でうっても効果はありません。ですからワクチンを投与していたとしても、20歳以上の女性では1~2年に1回は子宮がん検診を受ける必要があります。
このがんは性行為によるパピローマウイルス感染者のごく一部に発症することから、数年前から予防ワクチンが普及しています。現在、性行為が始まる前の中高生を中心に20歳台前半までの女性を対象としてワクチン接種が行われています。しかしこのワクチンによる感染防止効果は70%程度で、もちろんすでに感染した後でうっても効果はありません。ですからワクチンを投与していたとしても、20歳以上の女性では1~2年に1回は子宮がん検診を受ける必要があります。
明らかに増えてきています。これは食事を含む生活環境が欧米化したためと考えられます。従来から閉経後での異常出血で見つかることが多かったのですが、最近では月経のある若い年代でも、その前がん状態(異型子宮内膜増殖症)で見つかり治療することも多くなりました。月経以外での異常な出血がある場合は、ためらわずに産婦人科を受診して検査を受けてください。
結婚した後、週2~3回の夫婦生活が1年程度あっても妊娠しない場合には、何か原因がある可能性が高くなります。しかし月経が規則的な女性でも、妊娠できるのは1か月に1回ある排卵の日だけですから、単にタイミングが合わないだけということもありますので、まず基礎体温(薬局で婦人体温計を買えば説明書もあります)をつけてみて、自分の排卵日を推定するのが良いでしょう。また、不妊夫婦の約4割程度では男性側にも異常が見つかりますので、検査を始める場合はご主人も同時に受診されるほうが良いでしょう。