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大腸がん

診療科

症状の解説

近年のがんの統計では、大腸がんはがん全体の中で罹患率第1位(男性2位、女性2位)、死亡率は全体で第2位(男性3位、女性1位)であり、国民にとって非常に注意が必要な悪性疾患です。大腸がんはS状結腸と直腸に多く発生します。症状は血便、便が細くなる、腹痛、繰り返す下痢と便秘などですが、病変が小さい場合や進行していても右側の腫瘍は症状が出にくいことが知られています。

主な原因

世界保健機関(WHO)がソーセージなどの保存肉や赤身の肉の日常的摂取と大腸がんの発がんリスク上昇との関連を報告しているように、食生活の欧米化(高脂肪、高たんぱく、低食物繊維)との関連が考えられています。喫煙、飲酒、運動不足などもリスクと考えられています。

必要な検査

ヒトの血液のみに反応する特殊な抗体を使って、便に含まれる微量の血液を検出する便潜血検査が一般的です。便潜血検査陽性の場合や腹部症状で大腸疾患が疑われる場合は、大腸内視鏡検査を行い、病変があれば組織検査でがんなどの悪性腫瘍かどうかを調べます。

治療法

がんが発見された場合、CT検査で他臓器転移があるかどうかをチェックします。大腸粘膜表面に近い初期のがんは内視鏡的切除を優先します。さらに進行したがんが発見された場合、原則として外科手術を行います。手術は病変と周辺のリンパ節を切除し摘出します。近年では腹部に開けた5-12mmの5箇所の小切開創からカメラや手術器具を挿入して病変を切除する腹腔鏡下手術が行われます。病状に応じて開腹手術も行われます。

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