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気管支喘息【子ども】

診療科

症状の解説

気管支喘息は空気の通り道である気管支がアレルギーなどで炎症を起こし過敏になり、何かの刺激で腫れたり痰がでたりして狭くなり呼吸が苦しくなる慢性の病気です。以下のような症状が見られます。
① 日中は元気に遊んでいても、夜から明け方にかけて咳き込んで目が覚めてしまう。
② 痰が絡んだ咳をする。
③ 運動をすると、咳き込みや喘鳴が出現し、呼吸困難になる。
④ ほこりや、花火やタバコの煙を吸い込んだときに、咳き込みや喘鳴が出現し呼吸困難を認める。

主な原因

アレルギー的要因(アレルゲン)と非アレルギー的要因があります。アレルギー的要因には、吸入アレルゲン(動物の糞、フケ、唾液。花粉。カビ等。)と食餌性のアレルゲンがあげられます。一方、非アレルゲン的要因としては刺激物質(ホルムアルデヒド、揮発性有機化合物。大気汚染物質)、呼吸器感染症、運動、過呼吸、気象の変化、薬物、過労などがあります。

必要な検査

アレルギー体質の確認法として、好酸球検査(アレルギー体質の方はそうでない方に比べて痰、鼻汁、血液の中に好酸球が増えていることを確認)が行われます。またその患者さん特有のアレルギーの原因物質の特定のためには血液を採取してI特異的IgE抗体を測定したり、皮膚に原因と想定される物質をたらして反応を見る皮膚テストなどを行います。呼吸状態(空気の通り道である気管支の狭さの程度)を評価するには肺機能検査を、また他の呼吸器系の病気との区別の為に、胸部X線写真を行います。

治療法

環境整備(生活環境から原因物質を減らす)や運動療法(積極的に心身の活動性を高める)とともに必要に応じて薬物療法を行います。薬による治療はおおまかに発作を起こさせないための薬と発作時に症状を抑える治療の二つがあります。
(1) 発作予防:ステロイドという炎症を抑える薬の吸入やテオフィリン製剤やベータ刺激薬などの気管支拡張薬、抗アレルギー薬、ステロイド薬の内服を行います。症状や体質に合わせて処方されます。
(2)発作改善:吸入ベータ刺激薬で治療します。発作が軽くならない人は外来や入院して点滴や酸素を吸う必要があることもあります。

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