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低身長(小人症)【子ども】

診療科

症状の解説

低身長(成長障害)とは同性同年齢の子どもの平均身長と比べて、身長が低い、あるいは成長の速度が遅い場合をいいます。家族に背が低い方がおられれば、遺伝の関係で背は低い傾向になります。早熟であれば背が高めで、おくてや生まれた体重が小さければ小柄になりがちです。少し身長が低いというだけでは、低身長とはいいません。成長が障害されているかどうかは、「子どもの身長」と「1年間の身長の増加」をめやすに判断します。

主な原因

殆どは病気と考えにくいもので、家族性や体質が原因です。
1)子どもの成長を調節するホルモンの異常:成長ホルモンや甲状腺ホルモンの不足。
2)栄養状態が悪い。
3)骨や軟骨の異常。
4)主要臓器の異常:心臓、腎臓、消化器など。
5)染色体に問題がある場合(ターナー症候群)。
6)愛情遮断などの心理社会的要因。
低身長の原因を検査することで、隠れている重要な病気が見つかることがあり、早めに検査することが大切です。

必要な検査

身長の伸び方を成長曲線のグラフで、同性同年齢の子どもの基準と比較します。
血液検査で成長に関わるホルモンや栄養状態をみます。成長ホルモンを調べる場合は、朝ご飯を抜いて約2時間、反応性をみる検査を入院または外来で行います。手のX線写真で、骨年齢を評価します。
脳のMRI、CT。

治療法

家族性に背が低めで、身長が基準を満たしている場合、治療の必要はありません。 成長ホルモンが不足している場合は、毎日自宅で家族か本人が成長ホルモンを注射します。成長ホルモンは今のところ飲み薬はなく、目標の身長まで毎日、何年にもわたって注射することを続けます。

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