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音声障害(声嗄れ)

診療科

症状の解説

嗄声は音声障害の一つであり、音声障害の中で最も頻繁に見られるものです。一般に声帯に何らかの病態が生じていることが多いです。

主な原因

①感冒(風邪)や喫煙・飲酒、急激な音声酷使に伴う炎症によるもの②歌手や教師など声をよく使う人に多い声帯結節③急激な発声で声帯に出血を伴い、やがて声帯ポリープ④喫煙習慣が背景のポリープ様声帯⑤気管内挿管や過度の咳などによる喉頭肉芽腫⑥声帯内に貯留物の袋がある声帯のう胞⑦声帯粘膜の白色病変である喉頭白板症や喉頭がん⑧良性であるが再発・多発する喉頭乳頭腫⑨原因が多岐にわたる声帯麻痺など

必要な検査

音声障害の検査のうち、特に重要なものが喉頭の観察です。一般的には喉頭内視鏡を用いて行ないます(経口で用いる硬性鏡と経鼻的に用いる軟性鏡があります)。声帯粘膜の状態を観察するためには喉頭ストロボスコピー検査を行ないます。発声機能をみるためには声の高さや強さなど発声の状態を測定します。 声帯麻痺の場合は、原因検査が必要です。

治療法

音声障害の原因により治療方針は様々です。 急激に生じた場合は内服や声の安静など保存的治療を行ったり、言語聴覚士による音声治療を行なったり、また経過の長いものや患者さんの希望を踏まえ手術加療を行なう場合があります。声帯麻痺の原因が見つかれば、担当科に紹介して治療となります。

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