救急医学科は、旧滝井病院で1979(昭和54)年に設立されて以来、約40年の歴史を刻んできました。発足当初は、当時の三次救急医療の柱であった重症外傷、熱傷、中毒など主に外因の症例を対象としていましたが、近年では多臓器不全など内因重症例も幅広く診療しています。また、病院前救急診療や災害拠点病院機能の中心となる診療科としても重要性を増しており、平時より、枚方寝屋川消防と共にドクターカーを運用し、救急現場に救急医を派遣しています。大規模災害発生時には、重症度選別(トリアージ)を経た重症者の収容とともに、広域搬送拠点としての機能を発揮する場合にも、運営の中心的役割を果たします。
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