高度救命救急センター

概要

 当センターは大阪府下で3番目に認可された高度救命救急センターです。救急医学科所属の医師に加え、整形外科・脳神経外科・整形外科・形成外科からの派遣医を専従医とし、また院内の多くの診療科の当番医師の協力を得て、あらゆる領域の重症症例を24時間365日体制で収容し、診療する中央診療部門であり、まさに大阪府北河内二次医療圏の最後の砦として機能しています。災害時には災害拠点病院・広域搬送拠点としての役割も担っています。

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ごあいさつ

 高度救命救急センター長の鍬方と申します。当院では、2006(平成18)年1月の開院とともに枚方地区での救急診療を開始、2012(平成24)年には高度救命救急センターとしての機能を滝井病院(現総合医療センター)から移管しました。以後は、各診療科の高度診療技術を融合させながら、名実ともに北河内二次医療圏の急性期医療の最後の砦として機能しています。同時に地域メディカルコントロール(MC)体制の拠点でもあります。直面する高齢化社会では急性期医療、救急機能の需要が一層増加します。
従来、MCとは救急救命士の行う病院前救護の質を担保する体制と狭義に捉えていましたが、今後は地域の医療資源や救急搬送機能を必要なときに必要なところへ過不足なく供給できる統括・調整機能を含めた広い意味で運用することが求められています。地域医療機関、消防、行政と緊密に連携をとりながら、今後とも住民の皆さんに質の高い救急医療がご提供できるような体制整備を心掛けて参ります。

センター長 鍬方 安行

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特色・方針

 総合医療センターの救命救急センターとともに、北河内二次医療圏の三次救命救急センターとして役割を果たしています。また同医療圏のメディカルコントロール体制において中心的役割を果たしており(鍬方が北河内メディカルコントロール協議会会長)、ICTを用いて新たな救急搬送実施・受け入れ体制の構築や救急救命士の処置拡大(2行為)の導入に貢献しました。枚方寝屋川消防組合との合同事業であるワークステーション方式によるドクターカー運用も要請件数が増加傾向に有り、病院前救急診療を充実させて地域医療への貢献に取り組んでいます。災害拠点病院として、大阪府・枚方市・圏域内災害協力病院とも災害訓練などを通じて連携の強化を図り、災害発生時に適切な対応ができるように体制を整えています。

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