当科は、中央診療施設部門に属し、入院患者さんには「患者さんに喜ばれる安全でおいしい食事」を基本方針とし、食事療法を要する患者さんにたいしては治療の一環として、疾病の治癒と回復の促進を図ることを目的とし、種々の食事を用意しております。また、医師・看護師・薬剤師等多職種で連携し入院患者さんの栄養管理を行っています。外来患者との関わりは栄養指導が主な業務です。
栄養管理部は人が生きていくうえで最も重要な「食」を担当する部門です。具体的には、患者さんの病態に応じた治療食の提供、栄養管理、栄養指導からNST業務など多岐にわたっています。安全かつ治療と直結した適切な食事を提供することが基本ですが、それのみにとどまらず、退屈な入院生活の中で唯一の楽しみとも言える食事ですから、美味しくかつ毎回期待していただけるような献立を提供することも重要と考えています。そのため、栄養管理部全員が安全で適切な心のこもった食事を提供することを心掛けています。
部長 岩井 大
●外来及び入院患者の栄養指導
・栄養指導
糖尿病教室(入院患者対象)
化学療法室栄養指導(化学療法患者対象)・・・毎週火曜日、水曜日、金曜日午前
糖尿病透析予防外来・・・毎週火曜日、木曜日、金曜日
個人指導・・・月曜日から金曜日 第一、第三土曜日
・栄養指導件数(2022年度)
個人指導 外来・・・947人 入院・・・1,298人
糖尿予防外来・・・329人 化学療法室・・・262人
●大学病院としての活動及び地域連携管理栄養士教育機関として臨地実習生の受け入れを行っています。
癌拠点病院として、抗がん剤等で食欲低下の方に対して、化学療法対応食(ひまわり食)や主食を麺類希望の患者に対して各種対応できる体制を整えています。
栄養サポートチーム担当者研修認定教育施設として研修者の受け入れを行っています。
当院のお産食のお祝い膳メニューです。
【お祝い膳】
お産食のお祝い膳メニューを提供しています(特色・方針写真参照)。
和食膳メニュー・・・天麩羅盛合わせ、海老の和風サラダ、散らし寿司、魚の西京焼き、炊き合わせ、出し巻き卵焼き、茶碗蒸し、フルーツ盛り合わせ
フレンチコースメニュー・・・牛フィレ肉ステーキ、海老のパリ風サラダ、四季のマリネ、コンソメスープ、じゃが芋とベーコンのグラタン、パン、季節のサラダ、フルーツ盛り合わせ
【特別メニュー】
個室利用の方にはレストランの特別メニューを別途料金で提供しています。