内視鏡センターは最新で最良な内視鏡診療を提供する目的で、2006(平成18)年1月の当院開院と同時に発足しました。
上部消化管疾患、下部消化管疾患、小腸疾患、肝臓・胆道・膵臓疾患および呼吸器疾患に対して診断・治療を中心に内視鏡診療を行っています。通常の上部・下部消化管内視鏡検査から、専門的で高度かつ特殊な内視鏡診断・治療まで幅広く行っています。治療方針は領域ごとに関連各科と合同カンファレンスを行って決定しています。
当院内視鏡センターでは、上部消化管疾患、下部消化管疾患、小腸疾患、肝臓・胆道・膵臓疾患および呼吸器疾患に対して診断・治療を中心に内視鏡診療を行っています。消化器肝臓内科、消化器外科、呼吸器内科、呼吸器外科、救急医学科の医師により、通常の上部・下部消化管内視鏡検査から専門的で高度かつ特殊な内視鏡診断・治療まで幅広く行っています。特定機能病院にふさわしい安全で質の高い内視鏡診療を目指し、各科の垣根を取り除いた内視鏡診療の統一を目指していて、治療方針は領域ごとに関連各科の学会認定指導医・専門医を中心に合同カンファレンスを行って決定するようにしています。常に最新の内視鏡診療技術を提供できるように機器の整備、人材の育成、技術の開発を心掛けております。
センター長 長沼 誠
内視鏡センターは消化器内視鏡専用5室、気管支内視鏡専用1室、X線TV室1室、前処置室、リカバリー室、モニター室、洗浄室からなります。内視鏡トロリー10台、内視鏡スコープ80本余り備えており、超音波内視鏡(消化器、呼吸器)、ダブルバルーン小腸内視鏡、カプセル内視鏡システムも備えています。放射線科、救命救急センターにもトロリーを常備し特殊検査や緊急検査に対応しています。関連各科の学会認定指導施設に認定されています。治療方針は合同カンファレンスを行って決定しています。
主な業務
1)消化管疾患:内視鏡診断と治療(食道・胃・大腸・小腸)、内視鏡的粘膜下層切開剥離術、食道静脈瘤硬化療法、胃瘻造設術、内視鏡的止血術。カプセル内視鏡、ダブルバルーン小腸内視鏡など。
2)肝胆膵疾患:ERCP手技を用いた内視鏡的診断および治療、ダブルバルーン内視鏡による治療、超音波内視鏡による診断と治療など。
3)呼吸器疾患:気管支内視鏡診断、超音波気管支鏡穿刺吸引生検法など。
当院内視鏡センターは、最新で最良な内視鏡診療を安全に安心して受けていただけるよう2006(平成18)年1月の当院開院と同時に発足しました。食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、肝臓・胆道、膵臓、気管支・肺の疾患に対して内視鏡診療を行っています。関連各科の学会認定指導施設に認定されており、診断および治療方針は関連する各科の学会認定指導医・専門医が中心となり合同カンファレンスで決定しています。
当院内視鏡センターでは年間約12,000件の検査/治療を行っております。上部消化管約7,000件、下部消化管約3,500件、小腸約150件、胆道・膵約1,800件、気管支約400件、カプセル内視鏡約100件です。このうち治療内視鏡が2,000件程度あり、その割合は上部消化管約10%、下部消化管約20%、小腸約60%、胆道・膵約50%です。最近は鎮静剤使用検査・治療が増加しており全体の30%になっています。
特定機能病院にふさわしい安全で質の高い内視鏡診療を目指し、常に最新の内視鏡診療技術を提供できるように機器の整備、人材の育成、技術の開発を心がけております。また地域医療に貢献できるよう病診連携、病病連携にも取り組んで参ります。