脳卒中センター

概要

北河内圏域の基幹病院として、脳卒中センターでは脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)や一過性脳虚血発作などに24時間体制で対応しています。脳神経外科・神経内科・救急医学科・リハビリテーション科が中心となり、多職種にわたるコメディカルスタッフとともにチーム医療を展開し、患者さんに最善の治療が提供できるように努めています。

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ごあいさつ

脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血を総称して脳卒中と呼んでいます。脳梗塞は脳の血管が詰まって脳が壊死を起こす病気、脳出血は高血圧その他で脳の細い血管が破れて脳の中に出血を起こす病気、クモ膜下出血は主として脳の動脈にできた瘤が破れてクモ膜下腔に出血を起こす病気です。当センターでは主としてこれらの病気を発症した患者さんの治療をおこなっていますが、これらの病気の予防にも力を入れています。なぜなら、これらの大半は事前に検査をし、予防の措置を講じていれば予防しうる病気であるからです。体調に異常を感じられた方はお気軽に脳神経外科あるいは神経内科外来を受診して下さい。

センター長 淺井 昭雄

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特色・方針

当センターは2010(平成22)年4月に開設され、現在脳神経外科・神経内科・救急医学科の医師が中心となり、脳卒中急性期の患者さんに対応しています。大学附属病院という特性上、非常に重篤な状態の患者さんが搬送されることが多いですが、各科の専門医が診療科の枠組みを越えてチーム医療を行っており、個々の患者さんに対して内科治療・外科治療・脳血管内治療など、様々な治療方針の中から最適な治療法を選択しています。脳梗塞に対してはtPA静注療法(発症4.5時間以内が有効)や脳血管内治療による血栓回収療法、脳出血に対しては開頭血腫除去術や内視鏡下血腫除去術、くも膜下出血に対しては開頭クリッピング術や脳血管内治療によるコイル塞栓術など、24時間体制であらゆる手術が対応可能です。また、発症早期からのリハビリテーション開始やコメディカルスタッフとの連携のとれたチーム医療を展開することで、少しでも患者さんの症状が改善するように努めています。

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