在学生メッセージ(2026年度入学)
生涯健康科学研究科 修士課程在籍(関西医科大学リハビリテーション学部理学療法学科卒)
理学療法士
松田 菜々子 さん
関西医科大学大学院生涯健康科学研究科に進学した理由を教えてください。
私は、中学時代から大学時代まで軟式テニスをしており、その中で怪我を数回にわたり経験し、その過程でスポーツ動作における傷害発生の成り立ちや傷害予防に興味を持つようになりました。また理学療法士を目指す中で、身体の構造や生理的メカニズム、運動機能についての基礎知識を学び、より一層傷害の成り立ちおよび回復過程について理解を深めたいと考えるようになりました。これらのことから私は、大学院へ進学しスポーツ動作における傷害予防やパフォーマンス向上に対して研究を行い、理学療法士を目指す上で身につけた知識や技術を活かして実践的な応用へ繋げたいと考えるようになりました。
学部とはどのような違いがありますか?

学部の時との違いとして大学院の講義が挙げられます。大学院の講義は、週に3日程度で平日は18時過ぎ頃から、土曜日は朝から開講されています。このように18時過ぎから開始されたり平日だけではなく土曜日などに講義が開講されたりなど、働いている方でも通いやすいように工夫がされています。また対面の講義だけではなくオンラインも活用した講義となっていることから時間を有効に活用しながら研究に励むことができます。
大学院入試はどんな対策をしましたか?
大学院入試の対策では、面接練習と英語対策を行いました。面接練習では、キャリア支援の活用であったり友達と繰り返し練習を行ったりなど、たくさんの質問に触れる機会を増やしていました。英語対策では、まず基礎知識を身につけるためにTOEICの参考書を利用して単語と文法を覚えていました。また、医療系の論文を読み、医療単語を習得したり和訳したりする練習を繰り返し行っていました。
研究テーマと、現在行っている実験や調査などを教えてください。

私の研究テーマは、「テニス経験者における手関節背屈筋群の筋特性と上腕骨外側上顆周囲の疼痛との関連」です。この研究では、超音波画像装置を用いてテニス経験者の手関節背屈筋群の硬さを測定し、この硬さが上腕骨外側上顆周囲の疼痛とどのように関連しているかどうかを明らかにします。この研究を行うために、今は超音波画像装置の操作技術を習得するために日々練習に励んでいる途中になります。まだまだ技術は十分ではありませんが、研究に活かすことができるように頑張りたいと思います。
1週間のスケジュールを教えてください。
1週間のスケジュールについてですが、大学院の講義や研究のため、毎日キャンパスに通っています。大学院の講義は、学部の時とは異なり週に3日程度で平日は夜に開講されています。そのため講義開始までの時間を活用して研究に取り組んでいます。さらに自分自身の研究だけを行うのではなく、先生方や卒業研究の見学・手伝いに参加しています。その中で幅広い知識や研究技術について学ぶ機会につながり、自身の研究にも生かせる多くの学びとなっています。
ゼミではどんな活動を行っていますか?

私が所属するゼミでは、週に1回程度ミーティングを行っています。このミーティングでは、自身の研究の進捗状況や学会の内容について発表し、研究の方向性や課題などについて意見交換を行っています。このような発表を行う機会が定期的にあることから、自分自身の研究内容の整理ができて、より良い研究につながると考えています。
今後の展望を教えてください。
私は、修士課程の2年間で、多角的な視点から問題点を捉えて論理的に考えるといった、研究を行う上で重要となる力を身につけていきたいと考えています。また研究で得られた結果を分析するだけでなく実際の臨床現場でも役立つような研究につなげたいと考えています。そのためには、研究の基礎となる知識や手法を講義で深く学びながら、専門的な知識をさらに深め、臨床現場で活用できる研究へ発展させていきたいと考えています。
(2026年8月取材)
