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前十字靱帯損傷

診療科

症状の解説

受傷時に鈍い音とともに疼痛を覚え、関節内に徐々に血が貯まって腫れてきます。半月板損傷を合併することも多く、膝を伸ばせない、曲げられないといった症状が続く場合があります。前十字靱帯損傷があっても1~2週すると疼痛は軽減しますが、スポーツ再開時や階段や坂道を降りる際、膝がずれるような不安定感(膝崩れ)が起こります。膝崩れを繰り返しているとさらに半月板損傷を引き起こすことがあります。

主な原因

多くはスポーツ外傷や交通事故によって起こります。受傷の機会の多いスポーツはバスケットボール、バレーボール、スキー、ラグビーなどがあります。ジャンプして着地した際、膝が完全に伸びきったり、膝が内に入った時に受傷します。ラグビーなどではタックルされた際に受傷します。

必要な検査

急性期は疼痛が強く外来での徒手的検査では診断が難しいですが急性期を過ぎれば診断は可能です。レントゲン撮影では多くの場合診断できませんのでMRIによる検査が必要です。MRIでは前十字靱帯損傷とともに合併する半月板損傷も診断可能で特に急性期には有用です。

治療法

基本的には有効な保存的治療はありません。したがって膝崩れ症状を繰り返す方や合併する半月板損傷による疼痛や可動域制限のある方は手術的加療が必要です。現在、膝屈筋腱を用いて解剖学的に再建術を行い良好な成績を得ています。半月板損傷を合併している場合は靭帯再建時に同時に処置を行っています。

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