わたしの看護師1年目

MY NURSE FIRST YEAR
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総合医療センター 1S病棟
(救命救急センター)

救急では、昨日までの経験が
今日の看護に活かせるんです。

急変した患者さんにうまく対応できず落ち込んだこともありましたが、先輩や同期の励ましのおかげで少しずつできることが増えました。積み重ねてきた看護の経験を、今日の看護に活かせる働きができていると感じます。

あたたかくて活気のある当センターで働きたいと希望。

私は今、交通外傷や新型コロナウィルス感染症で搬送されてくる重症患者さんを受け入れる救急医療の現場で働いています。当センターへの入職を希望したのは、学生時代の病院訪問がきっかけです。救急救命センターに運ばれてくる患者さんは重傷者が多いので、勝手に暗いイメージを持ってしまっていたのですが、ここは忙しい中にもあたたかい雰囲気を感じました。患者さんの意識があってもなくてもスタッフみんなが懸命に声かけをし、すれ違うスタッフ同士元気よく挨拶をする現場。こんなあたたかくて活気のある職場で働きたいと思いました。

今があるのは、先輩方や同期の励ましがあったからこそ。

1年目のある日、勤務に入ってすぐに急変した患者さんが運ばれてきたことがありました。急な変化にどう立ち回っていいかわからず、予測もつかない状況に気持ちの面でもついていけない。そんな中、先生と先輩看護師の間でどんどん処置は進んでいって。側にいながら何もできない自分の無力さを痛感しました。その後、先輩が一緒に振り返ってくれ、「また同じような状況があった時にはこういう風に動くといいよ」と具体的なアドバイスをもらえ、とても助けられました。同期の存在も大きく、今でもうまくいかない時には相談して励ましてもらっています。

積み重ねてきた看護を実践し、頼もしい看護師をめざしたい。

救命救急の良さは、いろんな患者さんと向き合いながら少しずつスキルアップできること。また、その経験を次の現場に活かせること。これまで積み重ねてきたさまざまな看護を実践することで、患者さんの状態が目に見えて良くなって回復につながった時には、すごくやりがいを感じます。この現場で吸収できることはまだまだたくさんあるので、些細なケアから重大な処置までしっかりと学んで、前向きに取り組んでいきたいと思っています。将来的には、先輩たちのようにDMATの資格を取って、災害時にも対応できる頼もしい看護師になりたいですね。