附属病院 緩和ケアセンター 2004年入職
看護師として
とてもやりがいのある仕事。
看護師1年目のときに婦人科腫瘍を持つ患者さんから看護の喜びを教えていただいたのがきっかけで、いつの日か緩和ケアについて専門的に学びたいという気持ちが芽生えました。病態の悪化や治療ができなくなるという、絶望に近い現実と向き合う患者さんやご家族に寄り添うことは辛くないと言えません。また、看護に対して絶対的な正解がなく、悩みを抱えることも少なくありません。しかし、人生の大きな局面に関わり、関係性を築きながら対話していくことで、これまでの歩みや、どんな価値観を持ち、どんな風に最期まで生きたいかという思いに触れることができます。そんな経験ができるのは、この仕事をしているからこそ。看護師としてとてもやりがいを感じています。