手術看護

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手術看護

総合医療センター 手術室 2017年入職 

経験だけではなく、
エビデンスに基づいた看護がしたくて。

手術看護師として長く経験をする中で「この現場で求められる知識を正しく持っているのだろうか?」「自分の限られた経験だけに偏っていないだろうか?」「手術室という閉鎖的な場所で、自分の視野も狭くなっていないだろうか?」と感じるようになったことが、この分野を専門的に学び直そうと思ったきっかけです。現在は「手術看護認定看護師」として術前から病歴や生活背景を統合的に捉え、起こりうる手術合併症を予測。患者さんが手術に求めるものや、退院後の理想の生活についてなどもお伺いし、寄り添う看護を実践しています。また、手術中は手術や麻酔による侵襲を最小限にするため、科学的根拠に基づいた看護を提供しています。
手術看護

病棟との交流も増やし、
もっと開かれた手術室に。

私が提供した情報に部署のスタッフが興味を持ち、実践に繋げようとしてくれている姿が見えると認定看護師としてのやりがいを感じます。これからは総合医療センターの手術看護の質をより一層向上させることが目標です。何気なく実践している看護にも根拠があることをそれぞれが認識し、良いところを活かした上で、認定看護師ならではのスキルを加えていけたらいいですね。また、手術看護師はいつも帽子とマスク姿で閉ざされた空間にいるため、どうしても閉鎖的なイメージ持たれてしまっているようです。そうした手術室の印象を変え、病棟看護師の方とも積極的に交流できるような開かれた場所にしていくことも目指していきたいと思っています。