救急看護認定看護師

Career nurse
トップ > 仕事を知る > 専門・認定看護師 INDEX > 救急看護認定看護師
救急看護認定看護師

総合医療センター 1S病棟 2009年入職

現場で救急看護を実践しながら
スタッフの指導を行っています。

私は救命救急センターの看護師として長年働いてきた経験を活かして、2017年に救急看護認定看護師の資格を取得しました。現在は、当センターの特長でもあるハイブリッド手術室での初療対応やICUでの重症患者さんのケアなど、現場での看護を実践しながら、同時にスタッフ指導も行なっています。指導員としては、月2回の活動日を利用して他部所を訪問し、急変予測や救命処置、臨床推論、外来でのトリアージ方法などの学習会を開いています。また、DMAT(災害派遣医療チーム)の一員として災害倉庫の整備や災害看護の新入職者研修も担当。大きな災害が起こった際には、医師とともに被災地へ出向いて活動することもあります。
救急看護認定看護師

エビデンスに基づいた指導で
理解が得られた瞬間がやりがいに。

資格を取る以前から後輩への指導は行っていたのですか、私の説明では説得性に欠けるようで、言葉には出さなくても「あまり理解できていないだろうな」と感じていたんです。実際のエビデンスに基づいた説明ができなくて悔しい思いをした経験から、この資格をめざすように。救急看護の勉強を始めて知識やスキルを身につけていくうちに、指導の仕方も変化しましたね。今では例えなどを交えて、できるだけわかりやすく説明できるようになりました。自分で納得しながら指導することで、本当の意味で理解してもらえた時にはやりがいを感じます。スタッフから「わかりやすかった」「勉強が楽しくなった」という声も聞けるようになって嬉しいですね。救急看護の認定看護師としてこれからも、患者さんやスタッフに頼られる存在でありたいと思います。