短期間の間に患者さんと信頼関係を築くことが重要。
ここは急性期の病院なので、短期間で病態が変動して入退院をくり返す患者さんも多く、最初の入院の際にできるだけ多くの情報を収集して患者指導につなげていく必要があります。つまり、短時間で患者さんとの関係性を築いて、一人ひとりに合った指導法を見出していく必要があります。たとえば患者さんのベッドサイドにはその人を知るヒントがたくさん転がっていて、雑誌や私物、テレビ番組などからうまく会話につなげられる場合も。入院したばかりの方はご自身の疾患のことで頭がいっぱいなので、趣味嗜好を絡めてお話しすると心を開いてくれることが多いです。患者さんと信頼関係を築けたことで、その方に合わせたケアを提案し、退院後の生活にうまくつなげることができた時はやりがいを感じます。