当科では皮膚病変を有するあらゆる疾患に対して、正確な診断に基づいたきめ細かい治療を目指しています。皮膚がん・皮膚悪性リンパ腫などの悪性腫瘍に対して、年齢や進行度に応じた最適な治療を心掛けています。皮膚悪性腫瘍指導専門医が在籍しており、近年話題の悪性黒色腫(メラノーマ)に対する免疫療法や分子標的療法の実施も可能です。
菌状息肉症などのリンパ腫に対し、進行度に応じて紫外線・放射線・化学療法を行っています。また、フットケア外来を設置しており、糖尿病・閉塞性動脈硬化症・静脈うっ滞などに伴う足病変に対し、血管外科・形成外科・透析内科と連携したチーム医療を行っています。ダーモスコピー診断や病理診断に苦慮されている患者さんに対する診断コンサルトを積極的に受け入れており、多くの施設から相談を受けています。