放射線科業務は多岐にわたりますが、診断・核医学・治療・IVRの診療各分野にそれぞれのエキスパートを擁しています。2018年には総検査件数(CT、 MRI 、 SPECT、 PET/CT)35, 430例、治療件数696例を行いました。その中でも癌の診断と治療に最も力を注いでおり、CT(dynamic CT、CTA、3D/4D CT)、MR(I 拡散強調像[DWI]、MRA、MRS)、SPECT/CT、PET/CTを駆使しがんのstagingを行っています。治療としては、一般的な化学放射線療法に加え、子宮頸がん・前立腺がんに対する小線源治療、肝臓がんに対する動脈化学塞栓療法、Ra-223による骨転移治療、甲状腺がんの再発防止にはI-131アブレーションを行っています。また、転移進行がんに対する緩和照射も積極的に行っています。