関西医科大学は、昭和3年に大阪女子高等医学専門学校として開校し、自由、自律、自学の校風のもとに多くの優れた女医を輩出してきました。昭和22年に大阪女子医科大学、昭和29年には男女共学になると同時に校名を関西医科大学と変更、昭和36年には医学研究科が設置され、現在に至っています。平成30年には創立90周年を迎え、今日までの卒業生は8,000名を超え、それぞれが人間性豊かな良医として医学・医療に貢献し、多くの人が大学、病院、地域医療など様々な分野で指導的立場に立ち活躍しています。 平成30年には看護学部・大学院看護学研究科を、令和3年にはリハビリテーション学部をそれぞれ開設しました。
平成18年開院の最新医療設備を備えた特定機能病院です。総合周産期母子医療センター、心臓血管病センター、健康科学センター、生殖医療センター、救急センター、総合リハビリテーションセンター、PET(陽電子放射断層装置)や3テスラ MRIなどを持つ放射線部などを擁し、高度先進医療を まごころ とともに提供します。(751床)
香里園駅東地区第一種市街地再開発事業「かほりまち」の一環として建設が進められ、平成22年7月1日に開院しました。専門診療科にとらわれない全人的医療を行い、地域の皆様から信頼される病院を目指します。(199床)
平成30年に関西医科大学の4番目の病院として開院しました。回復期リハビリテ-ション病棟、一般病棟、地域包括病棟からなるケアミックス型病院で、特にリハビリテーション医療に注力しています。
財団医療法人OMMメディカルセンターは、設立後40数年を経た平成24年春に関西医科大学と経営統合し、関西医科大学天満橋総合クリニックとして再スタートしました。総合健診センターおよび総合外来部門を有する大学附属の医療機関として、他の関西医科大学附属病院や健康科学センターとの連携を強め、病気の予防・早期発見から総合外来診療まで一貫した、心のこもった医療を提供し、さらに大学の高度先進医療へのかけ橋となります。
令和4年11月1日、交通至便なくずは駅中に開設した、健診とメディカルフィットネスおよび健康教育を行う新たな予防医療施設です。予防医療の目的は、「早すぎる死」を予防し、心身ともに健康で障害のない期間、いわゆる「健康寿命」を延ばすことに尽きます。超高齢化社会を迎えた現在、当センターは健康寿命の延伸のため、フレイル、サルコペニアや認知症の予防対策も行います。受診者が自分の健康状態を正しく理解し、自分で予防対策を実践できる学習実践型予防医療施設(健康カレッジ)となることを目指します。
平成14年に全国他大学に先駆けて本センターを開設以来、医師としての基本である人間性の涵養、患者・家族および医療人との良好なコミュニケーションを形成できる素養の習得、プライマリ・ケアの基本的診療能力(態度、技能、知識)を身につけることを本学の研修目標にしています。