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熱傷(やけど)

診療科

症状の解説

熱傷(やけど)は日常生活において最も多い外傷の一つです。受傷した部位と大きさ(面積)、損傷の深さにより、軽症、中等症、重症に分類されます。創部の強い痛みだけでなく、治った傷跡(瘢痕)が、拘縮(引きつれ)、色素沈着など後遺症を来たすことがあります。受傷早期から傷(キズ)治療の専門家である形成外科専門医の診察を受けた方が良いでしょう。特に顔や手足などは特殊な治療が必要となることがあります。

主な原因

やかんやポットの湯、コーヒーやお茶、てんぷら油、最近ではカップ麺の湯などによる高温の液体によるものが最も多い原因です。次いで熱性固体(ストーブやアイロンなど)の接触によるものです。最近、電気炊飯器やポットの水蒸気の噴出し口や、ファンヒータの吹き出し口に幼児が触れることによる熱傷が増えています。小さいお子さんがおられる家庭では、このような家庭内熱傷を避けることができるように特に注意してください。

必要な検査

傷の面積の測定、傷の深さの判定

治療法

多くの小範囲の熱傷は、外来通院で創部をきれに保って軟膏や創傷被覆材による治療で治癒しますが、細菌感染を生じたり、深い熱傷は治るのに時間がかかるだけでなく、目立った瘢痕(きずあと)や拘縮(引きつれ)などに至り、植皮術などの手術を要することがあります。当科では全身の30%を超す広範囲熱傷に対し、救急医学科と密な連携で超早期手術や培養表皮移植などの先進的治療を行っており、患者さんの救命率向上にも努めています。

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