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悪性黒色種

診療科

症状の解説

ほくろのがんとしてよく知られた皮膚がんです。欧米では露光部皮膚によくみられますが、日本では指趾や爪に黒色の病変として現れることが多いです。直径7mm以上、左右非対称性で色むらが有り、境界がはっきりせず、しみ出し状の色素斑が特徴です。黒色の隆起した結節として生じることがあり、その場合には高い悪性度を示します。また、色のつかない病変もあります。

主な原因

顔面などの露光部に生じる例では紫外線が原因と考えられていますが、四肢や爪、手足に生じる例では、指を挟んだり、物が落ちてきたり、突起物を踏んだりなどの外傷がきっかけで現れることがあります。

必要な検査

色の状態を詳しく観察できるダーモスコピーを用いた肉眼的検査を行います。確定診断には組織検査が必要ですが、部分的に検査をするのではなく、発疹全体を切除して組織検査を行うことが望ましいです。全身への転移を起こしやすいがんですので、CT、PET、シンチグラフィーなどの全身画像検査を行います。また、リンパ節転移に関してはセンチネルリンパ節生検も実施します。

治療法

病気の進行状況によって治療方法が異なります。早期には外科的切除のみを行いますが、病期が進行すると切除に加えてリンパ節郭清や化学療法を行います。当科では症例数が多く、それぞれの病期に応じた適切な治療を行っています。

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