概要

胸部手術を行う患者さんを対象に、手術の入院前から呼吸のトレーニングを行い、呼吸機能低下による手術後の合併症(肺炎や無気肺)の予防を目指す外来です。腹式呼吸、口すぼめ呼吸、呼吸訓練器具を用いたトレーニング、などの指導を行います。呼吸器外科医と連携し、看護師から指導を行います。

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特色・方針

周術期合併症の予防を目指すこの外来は、呼吸器外科スタッフが2005年以前に滝井地区にいた時から枚方病院へ移動した診療期間まで継続的に実施していた外来です。2016年からは総合医療センターでも行っていきます。
効果を検討する為の50人の患者さんを対象とした以前の調査では、呼吸機能訓練を上記3つの方法で十分に実施出来た患者さんで、統計学的有意差をもって術後の無気肺の発生が低い、という結果でした。また、呼吸訓練器具(コーチ2Ⓡ)での総吸気量と肺活量との相関を確認し、予測式を確立しています。
外来ではその他にも、入院までのオリエンテーション、一部の服薬の指示の確認、排痰訓練、バストバンドの装着方法などを説明します。
また、希望者には統合医療的周術期支援プログラムを用意しています。

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担当診療科

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診療日程

午前
午後
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予約方法

対象の患者さんは、呼吸器外科医が予約します。

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