診療情報分析室は、医療の質の向上、病院経営の効率化及び医療収支の改善を図るため、医療収入、医療経費など診療情報データの分析、及び収支改善施策の企画・立案を行っています。また、医事課と連携し、保険診療の質的向上と適正化に努めています。
診療情報分析室では、安全な医療を提供し、かつ、医療収支の改善を図り、効率的な病院経営を行うために、診療情報データの分析を行い、会議や院内各部門へ情報提供を行っています。また、ホームページに臨床指標(クリニカル・インディケーター)を公開し、病院の様々な機能や診療の状況を紹介しています。データ分析によって作成した資料や指標は、病院職員が自院のことを知って、評価、分析することにより、医療の質の改善を図ると共に、患者さんにも医療の現状を知っていただくことに役立てればと思います。今後は病院機能の見える化を進め、分析、改善により、さらなる医療の質の向上に努めてまいります。
室長 教授 中森 靖
診療情報分析室では以下の業務を行っています。
(1) 診療情報データの収集、調査、分析、報告に関すること。
(2) 診断群分類(DPC)データを用いた診療内容の分析、及び医療の質の向上・改善に関すること。
(3) クリニカルパスの策定、分析及び評価に関すること。
(4) 診療科別原価計算の策定に関すること。
(5) 医療収支改善施策の企画、立案及び指導に関すること。
(6) 医療収支シミュレーションに関すること。
(7) 診療報酬改定の動向調査に関すること。
(8) 理事長及び病院長からの諮問事項に関すること。