概要

透析センターでは血液透析、腹膜透析の腎不全治療に加えて、神経疾患、肝疾患、循環器疾患や各種薬物中毒に対する血液濾過法血漿交換や血液吸着法等の幅広い血液浄化療法を実施しています。

入院患者用透析ベッド 8床

外来維持血液透析ベッド 30床(内Online HDF 対応透析ベッド10床)

腹膜透析治療室(ベッド3床)、外来診察室

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ごあいさつ

わが国で血液透析が健康保険の適用となってから、約50年間が経過しました。その間、透析医療技術は飛躍的に進歩し広く普及しました。現在約32万人の方が血液浄化療法を受けておられます。実に国民400人に1人の割合となり、決して特別な治療ではなくなりました。

 多くの透析患者さんが長期にわたって治療を受けておられる中で、心臓や足の血管、胃腸、せきついなど骨の病気など、様々な疾患(合併症)にかかられる機会が増えてきています。このような合併症に対し、専門的な入院治療を必要とする透析患者さんのご要望に確実にお応えするために、当センターでは専門科からの依頼により随時の入院透析をお引き受けしております。

 平成25年5月から新たに透析医療体制の更なる充実を図りました。これまで同様、血液透析・腹膜透析の開始(導入)と共に、通院可能な患者さんの維持血液透析・腹膜透析も行っております。透析機器や透析液水質の向上等最善の治療環境と、細やかで患者さんの目線に立ったケア環境、専門医による治療計画により、透析患者さんの健やかな生活向上に貢献できることを願っています。

 私たちは地域の透析患者さんの急性期から慢性期までいつでも「真に頼りになる透析センター」を目指したいと思います。これまで以上に患者さんや多くの関連医療機関様との相互協力関係が必要です。どうかご指導、ご鞭撻のほどをお願いする次第です。

センター長 菊池 早苗

診療科紹介動画

現在ございません。

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特色・方針

診療実績として、平成28年度は47名の血液透析患者および7名の腹膜透析患者の新規導入を行いました。平成29年4月現在61名の維持血液透析患者と31名の維持腹膜透析患者の診察を担当しております。
また当院ではこれから透析を始める必要が生じた方に血液透析と腹膜透析のどちらを選択されるかをじっくり考えて頂ける機会を提供する目的で「透析療法選択外来」を設けております。当外来では、現在当院に通院されていない方の受診も可能ですのでご相談下さい。
平成28年度は90件の受診がありました。
腹膜透析は、日本でまだまだ馴染みのない方法ですが、欧米やアジアの国々ではごく一般的な透析方法です。腹膜透析の良い点は血液透析に比べて、通院する頻度が2~4週に1回で良いため、通院の負担が少なく自宅で過ごせる時間が増え、現在の仕事や育児を継続する点で有利です。加えて心臓にかかる負担が少ないなど身体に優しい利点もあります。また、腹膜透析は高齢者の方でも可能です。これから透析を開始される予定の方や既に血液透析をされている方でも腹膜透析に興味や関心のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。当透析センターでは、腹膜透析と血液透析の両方に知識や経験の豊かなスタッフが万全の体制でお待ちしています。

 

 

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