海外渡航者医療センター

概要

平成19年に開設された海外渡航者を対象とした専門外来です。トラベルクリニックや渡航外来と呼ばれています。
今日における海外の渡航者は、観光旅行や海外赴任、海外留学と多岐にわたり、渡航先も東アジアを筆頭に、東南アジア、南アジア、欧米、アフリカと複雑化しています。それに伴い、渡航前・渡航中・渡航後の健康管理は専門化しているのが現状です。
本外来では、渡航前の健康状況審査から渡航先での健康維持管理に必要な知識の啓発、渡航中の健康障害に関するメール相談、渡航後の熱帯病などの治療、ワクチンの接種を行っています。


渡航外来よもやま話

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ごあいさつ

私は、1990年代から、アフリカから帰国された女性がマラリアに罹患し、それを治療したことから熱帯病に興味を持ち、海外渡航者の健康管理を専門的に行う様になりました。その後、アフリカ学会の有志とともに「マラリア情報ネットワーク」の立ち上げに参加し、我が国最初の邦文の渡航医学関連ホームページをインターネット上に立ち上げました。国際的にもその頃渡航医学の体系化がスイスのチューリッヒ大学を中心になされ、新しい医学領域として確立されました。その後、我が国で外務省や厚生労働省幅検疫所などの関連省庁と連携し、日本渡航医学会の立ち上げを行い現在に至っております。この外来は渡航医学のすべてを網羅した専門外来として立ち上げました。大阪府では初めて、プレトラベルからポストトラベルまで完備した診療施設として、日本渡航医学会から認定されております。
 

センター長 教授 西山 利正

診療科紹介動画

現在ございません。

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特色・方針

海外渡航者医療センター  気候や衛生環境が異なる海外では、発熱や下痢などを起こすことが多く、原虫やウイルスによる感染症であることも少なくありません。海外での疾病流行状況や医療機関情報提供をはじめ、予防接種などを行っています。予防接種は、二種混合(DT)、四種混合(DPT/IPV)、破傷風、狂犬病、A型肝炎、B型肝炎、日本脳炎、腸チフス、髄膜炎菌(性髄膜炎)などのトラベラーズワクチンを受けることができます。

 

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お知らせ

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