当センターは、精神疾患を併存している身体合併症患者さんに対して、適切な医療を提供することを目的として設立されました。
救急医学科・精神神経科が核となり、地域の精神科病院と連携し運営してまいります。
2013年から関西医科大学総合医療センターを中心に北河内圏域の精神科病院と手を結び、精神疾患を併存する身体合併症に対する診療を行うため、当院救急医が各精神科病院を回診するハブ&スポークモデルを導入しました。回診を始めたことで、病院間の連携が深まり、迅速な治療介入が可能となるとともに、転院調整も円滑となりました。
現在、地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪精神医療センター、医療法人長尾会ねや川サナトリウム、医療法人西浦会京阪病院、医療法人亀廣記念医学会関西記念病院、医療法人爽神堂七山病院と緊密に連携しハブ&スポークモデルを運用しています。
今後は、積極的に他の医療圏の精神科病院からも身体合併症患者さんを受入れ、適切で迅速な治療介入ができる体制を目指します。
センター長 木下 利彦(精神神経科 教授)
現在ございません。
当センターは、救命救急センターの病床を運用し身体加療を行うと同時に、センター内に常駐している精神科医と精神保健福祉士が入院中の精神科診療に加え、充実した医療連携の中でその後の支援、ソーシャルワークを展開していきます。
【スタッフ】
センター長 : 精神神経科教授 木下利彦
副センター長 : 救急医学科講師 和田大樹、精神神経科助教 南翔太
リエゾン精神看護専門看護師:吉井ひろ子
精神保健福祉士 : 山田妃沙子、熊本智和
年度別精神科関連搬送者数
2017年度 |
225名 |
2018年度 |
317名 |
2019年度 |
306名 |
2020年度 |
188名 |
2021年度 |
127名 |
※2018年7月2日から、精神疾患・身体合併症センターとして稼働。
※2020年度、2021年度はCOVID-19診療体制に伴い、