昨今の長寿命化に伴い、皮膚の老化による皮膚がん、皮下悪性腫瘍の発生率が増加しております。これらのがんは他のがんに比べただ単に切除するだけでは、機能的、整容的(見た目)に重大な障害を起こすことがあります。このためにはこれらの障害をできる限り少なくする必要があり再建手術を必要とすることも少なくありません。また医療の進歩に伴い、切除後の抗がん剤治療や放射線治療を行うことでいままで5年生存率の悪かった一部の皮膚がん、皮下悪性腫瘍も改善が見込めるようになってきております。しかしながらこれら治療は、高度の専門化が進んでいるため、単独の診療科では完結できなくなってきています。このため総合的な治療がスムーズに行えるように当センターを開設することとなりました。
センター長 准教授 鈴木健司
現在ございません。