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急性胃腸炎【子ども】

診療科

症状の解説

ウイルス性腸炎の場合下痢、嘔吐が主症状で、腹痛や発熱、倦怠感を伴うこともあります。下痢よりも嘔吐を初発症状として認めることが多いです。乳幼児の場合に嘔吐・下痢の程度が強い場合は容易に脱水症になるため注意が必要です。 細菌性腸炎の場合は血便を認めることがあり特に病原性大腸菌が原因となる場合は溶血性尿毒症症候群を合併することがあるため早期の受診が必要です。

主な原因

ウイルスが原因となることが圧倒的に多いですが、一部に細菌性のものがあります。病原体に汚染された食物が原因であれば食中毒です。感染性腸炎の原因となるウイルス、細菌には以下のようなものがあります。
●ウイルス:ロタウイルス、アデノウイルス、ノロウイルスなど
●細菌:大腸菌、病原性大腸菌 、サルモネラ、カンピロバクターなど

必要な検査

ウイルス性腸炎は便を用いた迅速検査で診断がつくことがあります。 現在健康保険でできる迅速検査はロタウイルス、アデノウイルスです。 細菌性腸炎が疑われる場合は便の細菌培養検査を行います。細菌培養検査の結果は当日には出ません。結果が出るまで1週間近くかかることがあります。

治療法

ウイルス性腸炎に対する薬はなく、対処療法をします。嘔吐・下痢を認める場合すぐに輸液が必要な場合は少なく、経口補水液で水分を補充することにより症状は軽快します。乳幼児において脱水症状が進行した場合は入院を必要とします。 細菌性腸炎の場合は抗菌薬を使用することがありますが、原因が細菌から放出される毒素による場合は抗菌薬の投与によりかえって症状が悪化する場合があります。

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