概要

生まれてくるお子さんの100人に1人は、心臓に何らかの異常、すなわち先天性心疾患を持っているといわれています。小児心臓外科は主に先天性心疾患の外科治療を担当する診療科です。先天性心疾患の外科治療成績は年々向上しており、疾患によっては、手術後に正常なお子様とほぼ変わらない予後が期待できるといわれています。
診療科の名前は、「小児」心臓外科ですが、年齢にかかわらず先天性心疾患に関係する患者さん全てを対象としています。

次のような症状を扱っています

先天性心疾患を持っているお子さんの症状は疾患により異なりますが、発育不良や顔色不良等の症状を契機に発見される場合があります。また、定期健診の際に心雑音を指摘されて専門病院を受診し、初めて先天性心疾患と診断されるお子さんもいらっしゃいます。お子様の症状や状態で気になる点がありましたら、遠慮なくご相談ください。また、小児期に心臓の手術を受けて成人となった方々の場合でも、何らかの症状がでる場合があります。お心当たりの方はぜひ一度ご相談ください。

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ごあいさつ

診療科長 診療教授 金本 真也

先天性心疾患は、今から60年ほど前に始まった比較的歴史の若い外科の分野です。当科は先天性心疾患に対する外科治療を専門としております。医療の進歩と共に、外科治療成績は向上しており、疾患によっては手術後に正常な子どもたちとほぼ変わらない生命予後が期待できるといわれています。また、治療成績の向上と共に、小児期に手術を受けたお子さんが成人期に到達する例が増加しています。かつては小児が対象であった先天性心疾患の医療は、今や成人も対象とする幅広い診療分野へと変化しつつあります。幸い、当院は小児から成人まで各分野の専門家が集う総合病院です。当科では、小児科をはじめ病院内の様々な診療部門と連携して、病院全体が一つのチームとして先天性心疾患の診断・治療に取り組みます。

診療科長 診療教授 金本 真也

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特色・方針

小児心臓外科は、当院の心臓血管外科講座の一部門として活動しております。先天性心疾患に関しては、生まれたばかりの新生児から成人の方までを対象としております。また、当院の小児内科および循環器内科とも緊密に連絡を取りつつ、先天性心疾患の患者様を総合的にサポートする体制を心掛けております。先天性心疾患は患者様一人一人、病状や経過も異なります。外科治療を行う際には、病状に合わせた個別な資料を作成して、わかり易い丁寧な説明を心掛けております。病気に対する不安を少しでも解消して、一丸となって治療に取り組めるような体制作りが目標です。また、先天性心疾患の治療は、小児期に終了するわけではありません。疾患によっては、生涯通院治療が必要な場合もあります。小児期に心臓の手術を受けたがその後通院していない方、お子さんまたはご自分の心臓や治療の内容に関してもっと詳しく知りたい方は、遠慮なくお尋ねください。当院への受診歴がなくても問題ございません。

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実績

手術・検査実績(2016年度版)

手術症例 28例/年
 開心術 16例/年
 非開心術 3例/年
 その他 9例/年
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スタッフ

氏名 写真 職名 専門分野 認定資格
金本 真也 金本 真也 診療教授
小児心臓外科
日本外科学会専門医
日本心臓血管外科学会専門医
日本胸部外科学会認定医
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お知らせ

患者のみなさんへ

1.お子さんが、学校検診や定期検診で心臓の異常を指摘されたことがある。
2.小児期に心臓の異常を指摘されたが、その後放置している。
3.小児期に心臓の手術を受けて小児科に通院していたが、成人になって通院をやめてしまった。 
などに当てはまるかたはいらっしゃいませんか?お心当たりの方は、一度当科にご相談ください。 

医療関係のみなさんへ

小児心臓外科は、先天性心疾患を専門に扱う診療部門です。新生児から成人まで幅広く対応しております。先天性心疾患の治療成績の向上は目覚ましく、疾患によっては正常と変わらない予後が期待できるといわれております。また、治療成績の向上と共に、小児期に手術を受けたお子様の多くが成人期に到達するようになりました。疾患や治療方法によっては、成人期に到達した後も、先天性心疾患を専門とする医療機関の受診が必要となる場合があります。小児から成人まで、先天性心疾患に関する症例がありましたら、一度当院の受診をご検討ください。

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