概要

当センターは化学療法部門と緩和ケア部門を担当していますが、平成26(2014)年度においては化学療法の実施件数が12,777件で内訳としては消化器外科、呼吸器内科が3,000件以上、血液腫瘍内科が2,000件以上実施しております。緩和ケア新規患者は2014年度で417件であり、この件数は現在も右肩上がりで増えています。診察室は5室ありますが、月曜日から金曜日までほぼ午前、午後とも各診療科および緩和ケア外来にて全室フルで稼働しております。

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ごあいさつ

現在、我が国において2人に1人が罹患するとされているがんに対する治療およびケアについては、がん対策基本法が策定された経緯からみても我が国の医療において重点課題であることが明白であります。このがん対策基本法の中で謳われております全体目標はがんによる死亡率の低下と患者さんのみならずご家族の苦痛の軽減、QOLの向上、ひいては安心して暮らせる社会の構築となっております。その目標を達成するために、当院では化学療法と緩和ケアを同時に早期に同じ場所で行える環境の整備、化学療法や緩和ケアを実施する医療従事者の育成に力を注ぎ、患者さんおよびご家族も安心してがん医療を受けることのできるセンターを目指し、日夜努力して参る所存であります。

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特色・方針

化学療法のベッド数は35床、診察室は5室あり、化学療法前診察用に4室、緩和ケア外来用に1室の割り当てとなっております。特色の一つとして、すぐに隣の緩和ケア外来を受診することが可能な環境となっております。化学療法のレジメンについては薬物療法委員会で審査し、エビデンスレベルの高いものを承認し、実施しております。
また、緊急時には上記外来ブースに常時5名の医師が常駐しており対応がすぐに行えること、大学病院の特性を生かし、すべての診療科があることから多様化するがん治療の副作用対策も可能となっておりますし、入院管理もすぐに行える環境となっております。病棟と当センターとの垣根もなく、医療スタッフがオリエンテーションを行うことにより、スムースに入院治療から外来治療への移行もできております。
今後の展望としては、現在11の診療科が参加していますが、がん治療に関わるすべての診療科が当センターで中心的に治療を実施する体制を整えていきたいと考えております。

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お知らせ

患者のみなさんへ

現在、我が国において2人に1人が罹患するとされているがんに対する治療、ケアに当院はとても力を入れております。専門医で構成されるキャンサーボードと呼ばれるカンファレンスを定期的に開催し、がん患者様に適切ながん医療を提供すべく対応を行っております。また、がんとはじめて診断された時点よりがん治療と並行して緩和ケアを推進することが強く推奨されていますが、当院では緩和センターを併設することでただちに緩和ケアを提供することを可能としております。
また、がんの病態、標準的治療法等がん診療およびがんの予防・早期発見等に関する一般的な情報の提供や療養上の相談が可能な相談支援センターも配備しております。枚方地区を中心に周辺の医療機関との病病連携・病診連携にも力を入れており、相互の医療機関と連携し、よりがん患者様の目線に立った医療を心掛けたがんセンターとなっております。

医療関係のみなさんへ

厚生労働省から指定を受けておりますがん診療拠点病院としての役割を果たすべく、化学療法と緩和ケアを同時に早期より同じ場所で実施可能となるよう、がん治療・緩和センターを2014(平成26)年4月より立ち上げ、2016(平成28)年からは、がんセンターとしてさらに集約化しました。化学療法のベッド数は35床と関西でも最大規模を誇り、診療室も同じセンター内に5室設け、医師が緊急時にもすぐに対応できる環境を整えております。
また、緩和ケアにもすぐにリンクすることができ、いわゆる緩和ケアのみではなく、ご本人のみならずご家族の治療への不安、将来への不安などにも相談できる環境を整えており、治療成績向上だけでなく安心を届ける援助を大事にしたセンターとなっております。

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