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理学療法学科

理学療法士とは

理学療法士は、患者さんが運動機能と日常生活を取り戻せるように、様々な手段を使って支援します。

■運動療法
筋力、関節の動き、バランス能力、呼吸機能、循環機能を回復させ、基本動作と歩行を自立させます。


■物理療法
熱・電気・レーザー・超音波を利用した物理療法機器を用いて痛みの治療を行います。



■装具療法
手足を失った患者さん、麻痺した患者さんには、義手・義足・装具を作成し,それを使った生活の練習を行います。

カリキュラムの特徴

理学療法学科では、医療福祉分野におけるAI や医療ロボットの活用などこれから変化していくことが予想されるリハビリテーションの現場で、生涯にわたり知識の習得と技術の研鑽に努めることのできるリハビリテーション専門職を育成します。また、そのために必要な幅広い科目を配置しています。

リハビリテーション工学(学部共通)
近年の情報科学の進展によって変化するリハビリテーション技術に関する工学的な基礎知識を身につけます。
スポーツリハビリテーション学(学部共通)
怪我したスポーツ選手のリハビリテーションやスポーツ現場において、理学療法士・作業療法士に求められる知識と技術を身につけます。
運動器理学療法学
解剖学・運動学・整形外科学など運動器に関わる知識を基盤として、骨折・脱臼・腱断裂・靭帯損傷・関節リウマチ・変形性関節症・末梢神経損傷などの発生機序や要因・病態・症状・ニーズに関する知識を習得し、それに対する理学療法評価および介入方法を学修します。
神経理学療法学
脳卒中や神経筋疾患・脊髄疾患を中心とした神経系疾患の運動機能・感覚機能・心身機能における障害を理解し、症例の病態を適切に把握するための評価方法と適切な治療プログラムを立案・実施するための知識と技術を身につけます。
呼吸循環代謝理学療法学
呼吸・循環・代謝をはじめとした内部障害を引き起こす主要疾患の病態、検査、治療および内部障害に対する理学療法を学びます。内部障害患者が持つ多様な病態やニーズを把握し、質の高い理学療法を提供するための基礎知識を習得します。
地域理学療法学
障がいのある人々や高齢者及びその家族を地域において支援する制度や具体的な支援方法、地域における理学療法士の役割を理解します。体験学習やグループディスカッションを通して、地域理学療法を実践するのに必要な課題解決能力を習得します。

教員メッセージ

学科長・教授 池添 冬芽

専門領域:地域・高齢者

社会の超高齢化は、医療ニーズに大きな変化をもたらしました。病院を中心とした医療から、地域社会に密着した医療・介護へシフトしたのです。そのため医療の現場では、福祉や行政をはじめとした多職種と協働して課題を解決できるリハビリテーション専門職が求められるようになりました。

理学療法学科では、最先端の研究を進める附属病院から地域密着型のデイケアセンターまで、多様な附属機関を擁する関西医科大学ならではの教育環境を生かし、次代の医療をリードできる理学療法士を養成します。さまざまな医療機関や施設での実体験、高度な研究に基づく学びが、みなさんの糧になることを願っています。

教授 佐藤 春彦

専門領域:運動学・小児

リハビリテーション学部がついにスタートしました!当学部は作業療法学科と理学療法学科、合わせておよそ1学年100名の学生が緑に囲まれた牧野キャンパスに集っています。牧野キャンパスに学舎があるのはリハビリテーション学部だけです。学生はとても落ち着いた環境、そして、アットホームな雰囲気の中で学んでいます。

私は運動の分析を中心とした授業を担当します。運動分析の対象は小児から高齢者まで、もちろん、スポーツ動作も扱います。『物理が苦手』という人にも、「運動分析って面白いし役に立つ」と感じてもらえる、映像やイラストを多用したわかりやすい授業を心がけています。皆さんとお会いし、語り合える日を楽しみにしています。

教授 中野 治郎

専門領域:物理療法

理学療法士を目指す皆さんはよくご存じだと思いますが、日本の超高齢社会突入に応じて理学療法士の数は増えています。社会における重要性はこれからもっと高まるでしょう。この現状の中、これからの理学療法士に求められるのは「質」の高いリハビリテーションです。そのためには理学療法士は病院に就職した後も生涯学習を続け、理学療法専門分野の知識と高い技術を取得していく必要があります。

本学部理学療法学科では、先端リハビリテーションやスポーツリハビリテーション、がんリハビリテーションを含む様々な専門分野に進むことができる幅広い基礎知識と、自己研鑽を行うための学習能力をしっかり身につけます。将来に向けた新しい教育を行うのです。牧野キャンパスの新設校舎で、私達と一緒に理学療法学科の歴史を作りましょう。

准教授 浅井 剛

専門領域:ロボット・国際

理学療法士は、病気の後遺症や加齢変化といった身体の問題を解決する職種としてだけでなく、さまざまな社会課題を解決する職種として期待されています。医療保健領域を中心として、その存在は社会になくてはならないものになっています。

本学理学療法学科では、医学をベースに幅広く様々な学問を学び、実社会における問題の探索と解決する能力を育みます。最先端リハビリテーションコンセプトを学び、分野にとらわれない、新しい理学療法士になれるよう、一緒に学んでいきましょう。

准教授 福元 喜啓

専門領域:運動器理学療法

理学療法士は医学的知識・技術をもって動作能力を維持・改善させるスペシャリストであり、患者さんの「歩けるようになった」「関節が楽に動かせるようになった」といった喜びを一緒に共感できる、やりがいのある職業です。近年では医療・介護分野だけでなく、健康増進分野や一般企業、研究分野などでも理学療法士の活躍が求められています。

本学理学療法学科は関西で唯一となる医科大学での理学療法士養成課程として誕生し、充実した教育設備と環境が整っています。医学部や看護学部の学生と、学部を超えた学びやクラブ活動ができるのも、医科大学ならではの魅力。本学の4年間の学びによって、様々な分野の第一線で活躍できる、人間性豊かな理学療法士を目指してほしいと思います。第二期生としてのご入学を、お待ちしております。

助教 田頭 悟志

専門領域:スポーツ・呼吸器・循環器

理学療法士は医療従事者の中でも、患者さんに長い時間、関わることができる職種です。よって、知識や技術はもちろんのこと、しっかりと患者さんとコミュニケーションをとり信頼関係を築くことが重要です。その中で、患者さんから感謝の言葉を頂いたときは、この上ない達成感とやりがいを感じることができます。

理学療法士になるには、さまざまな困難を乗り越えていかなければなりません。関西医科大学では、教員の学生サポート体制が整っており、医科大学であることを存分に活用し、最先端のリハビリテーションを学ぶことができます。本学でともに学び、ともに成長していきましょう。

助教 脇田 正徳

専門領域:神経・地域

理学療法は、対象者の運動・認知機能の回復を最大限に引き出し、多職種と連携しながら生活・社会への復帰を支援する仕事です。この仕事の魅力の一つは、私たちが関わる方それぞれに人生があり、その多様な経験に触れることができる点だと思います。一方、「目の前の対象者に、自分に何ができるのか」について悩むことも多いです。

現代科学でも、まだ明らかになっていないことが多くあります。問題点に対して誠実に向き合い、学び続けることが大切です。本学では、問題点を科学的に捉え、解決策を導き出せるような医療人を育成します。理学療法士として社会に貢献できることを考えていきましょう。

助教 森 公彦

専門領域:運動学・神経

私たち理学療法士は、多様な疾患を抱える方の身体活動を再び高めることを支援します。医学的な立場から活動を再建するためには、多くの身体的要素を解析し、身体機能の問題を解決しなければなりません。近年では、医学に工学的な解析手法や治療技術を取り入れて、機能の問題を評価し、理学療法へ応用されつつあります。

本学部では、3次元動作解析、床反力、表面筋電図などを用いた身体機能のデータ解析を演習します。さらに、医学部リハビリテーション医学講座、附属病院と連携して、人工知能手法の開発、歩行支援ロボットへの応用などの先端リハビリテーションの取り組みを、1年生からの実習で学ぶことができます。4年間の学びを通して、医学的知識に基づいた先進的な医療を展開できるよう共に学びましょう。

卒業後の進路

  • 病院・診療所
  • 老人保健施設・通所リハビリテーション
  • 介護予防・健康増進事業
  • 保健センター
  • 地域包括支援センター
  • スポーツ現場
  • 地方公共団体
  • 教育・研究機関
  • 医療・健康関連事業