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学長賞受賞インタビュー

G7大阪・堺貿易大臣会合 通訳ボランティアで学長賞受賞

2023年10月28日(土)、29日(日)の2日間にわたり開催された、G7大阪・堺貿易大臣会合で通訳ボランティアを務めた、看護学部4年次弘中里歩さんが、G7貿易大臣会合大阪・堺推進協力協議会吉村洋文会長(大阪府知事)からの感謝状を受領され、学長賞を授与されました。

受賞インタビュー

大阪府知事からの感謝状を受領されて、また学長賞を受賞されての感想を教えてください。

G7学生通訳ボランティアに参加させていただけただけでなく、学生生活4年間で英語学習に取り組んできた努力をこのような形で評価していただけて、本当に嬉しいです。

G7大阪・堺貿易で担当されたボランティアの内容を教えてください。

貿易大臣会合のために来日された各国報道関係者の方々に対して、大阪各地域の伝統や魅力を発信するブースで通訳を担当しました。私自身はカナダ出身の方を担当し、ブースを回りながらスタンプラリーにもご参加いただけるよう案内しました。

ボランティアに応募された経緯はどのようなものでしたか?

大学からボランティア募集案内のメールを受け取り、G7という大きなイベントで学生通訳に挑戦してみたいと思い、応募しました。4年間頑張って勉強した英語がどれだけ通用するか試せる良い機会になるとも考えました。

ボランティアを担当されての感想はどのようなものでしたか?

自分の英語を使って自分の住んでいる大阪の魅力を海外の方に伝えることができて嬉しかったです。また、日本語を聞きながら英語に訳して相手に伝える際、通訳として自分の言葉で意味を変えてしまわないよう気を付け、出来るだけ日本語のニュアンスに近い英単語を瞬時に選ぶ過程に難しさを感じました。文化を英語で説明するにあたってはテンプレートを用意するなど、事前準備をして挑みました。

どのような方法で英語を習得しましたか?また英語学習に取り組んだきっかけを教えてください。

無料英語学習アプリを使用し、4年間毎日、日本語を勉強したい外国人の方と英語で会話をしました。同世代の方と楽しく会話をしながらの学習のため、無理なく続けることができました。大学では医療英語の授業があり、基礎固めとしてもアプリ学習が役に立ちました。 取り組んだきっかけは、大学入学と同時にコロナウイルスが蔓延し、思い描いていた大学生活を送ることが難しい中で、卒業時にできなかった後悔をしたくない、何かやり遂げたと思えることを始めようと考え、英語学習を始めました。コロナウイルスで制限された厳しい大学生活であったからこそ、今の私があると思います。  

今回のボランティア活動にあたり、在学中で得たことが役に立ったと感じたことはありましたか?

在学中の実習で培ったコミュニケーション力が役に立ちました。関西医科大学看護学部は、保健師の受験資格も全員取得できるのが魅力で入学したのですが、実際に1年次から地域での実習があり、続く医療機関での実習においても、老若男女たくさんの方と関わる機会がありました。この幅広い層の方とコミュニケーションをとった経験が役に立ち、通訳ボランティアでも積極的に活動ができました。

今後の目標を教えてください!

看護師として働きながら、外国籍の患者さん対応も積極的に行っていきたいです。将来的には海外の病院でも看護師として働くことが目標です!

最後に一言メッセージがありましたらお願いいたします

4年間の大学生活で、看護学以外に自分の中で頑張ることを一つでも多くつくり、やり遂げることで、自信につながり、また将来の可能性を広げることもできます。私は、英語学習を通して日本で看護師になった後の新たな夢ができました。ぜひ学生生活の間で色々な事に挑戦して、なりたい自分を見つけていってください!