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研究ブランディング事業シンポジウム


事業の成果報告を兼ねたシンポジウムを開催
2021年1月14日(木)13:00~
枚方学舎医学部棟1F加多乃講堂

シンポジウムポスター

 本学は、2018年度文部科学省「私立大学研究ブランディング事業」の支援対象校に選定され、今年度まで全学一丸となって免疫難病やアレルギーの克服に向けた研究活動に従事してきました。

 今回、本事業が最終年度を迎えたことから、これまでの研究成果を広く皆さんに知っていただき、得られた知見や知恵を社会に還元することで事業の完成させるため、シンポジウムを開催することとなりました。当日は、免疫難病やアレルギーの専門家をお招きした<基調講演><学術講演>に加えて、本学教員による研究成果報告を行います。

 本学が取り組んできた3年間の集大成をお見せする機会ですので、奮ってご参加・ご出席くださいますようお願い申し上げます。

講演プログラム

  • 13:00 <開会のご挨拶>
    関西医科大学学長 友田 幸一
  • 13:05 <基調講演>
    「わが国のアレルギー疾患対策の取り組み」
    近畿大学病院病院長 東田 有智
  • 13:40 <学術講演>
    「がん微小環境とプロスタグランジン」
    京都大学医学研究科メディカルイノベーションセンターセンター長・特任教授 成宮 周
  • 14:15 <ブランディング事業成果報告>
    関西医科大学副学長 木梨 達雄

    14:25「プロスタグランジン受容体の構造生物学的解析」
    同医化学講座教授 清水(小林) 拓也

    14:50「IgG4関連疾患研究の進歩」
    同香里病院病院長・名誉教授 岡崎 和一
  • 15:15 <Short Talk> ※各15分
    「ヒト樹状細胞をターゲットにした、アレルギーおよび自己免疫疾患に対する新たな治療戦略」
    同内科学第一講座准教授 伊藤 量基

    「難治性好酸球性炎症における好酸球のサブタイプとその役割」
    同臨床病理学講座、耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座准教授 神田 晃

    「オミックス解析基盤の構築とIgG4関連疾患のゲノムワイド関連解析」
    同附属生命医学研究所ゲノム解析部門学長特命教授 日笠 幸一郎
  • 16:30 <ポスターセッション>

参加申し込みはこちらから ※終了しました

 当シンポジウムは事前申込みが必要で、先着100名様限定です。参加を希望される方は、以下のボタンから申し込みフォームへ入っていただき、必要事項をご記入の上お申し込みください。

  • ※終了しました

当日の注意事項

 当日は下記の注意事項をよくお読みいただき、ご協力をお願いいたします。

  • 来場に際しては、必ずマスクをご着用ください
  • ご着用いただけない場合、会場への入場をお断りすることがあります
  • 来場時、入り口に設置した手指消毒液を使って、消毒をお願いします
  • 当日は会場入り口にて検温を行います
  • 37.5度以上の発熱が確認された方は、会場への入場をお断りいたします
  • 会場内は換気システムが稼働しておりますが、適宜出入り口を開放することがあります
  • 座席は着席可能な席を明示しておりますので、それ以外の席には着席しないでください
  • 駐車場のご用意はありませんので、公共交通機関をご利用ください

講演概要 <基調講演>

「わが国のアレルギー疾患対策の取り組み」

 近年、全国民の約50%がアレルギー素因を持っているといわれており、アレルギー疾患対策が急務であった。そこで平成26年6月にアレルギー疾患対策基本法が成立した。本講演では、この対策の基本的な指針、医療提供の在り方、研究10カ年戦略について国および大阪府の取り組みの概略を説明し、さらに平成24年4月に設立された一般社団法人日本喘息学会の取り組みについても述べる。


近畿大学病院病院長
東田 有智

東田先生ご略歴


  • 1980年 近畿大学医学部卒業

  • 1991年 米国Mayo Clinic,Dep. of Immunology(Prf.Gleich)に留学

  • 2002年 近畿大学医学部呼吸器・アレルギー内科教授

  • 2006年 近畿大学医学部附属病院 副院長

  • 2008年 近畿大学大学院医学研究科長

  • 2016年 近畿大学医学部附属病院 病院長・近大病院統括

  • 2017年 一般社団法人日本アレルギー学会 理事長

  • 2018年 厚生労働省アレルギー疾患対策推進協議会 会長

  • 2020年 一般社団法人日本喘息学会 理事長

講演概要 <学術講演>

「がん微小環境とプロスタグランジン」

 がん微小環境では、炎症と免疫抑制が同時に働き腫瘍進展を促進する。我々は、マウスモデルでプロスタグランジン(PG)E2-EP2/EP4経路が相加的/相乗的に炎症増幅・免疫回避を起こし腫瘍増殖を促進するのを見出した。本講演では、single cell RNAseq解析で見出されたEP2/EP4 signalingのガン微小環境での働きついて述べ、これをいかにしてヒトの臨床がんにtranslateさせるかを論じる。


京都大学医学研究科メディカルイノベーションセンターセンター長・特任教授
成宮 周

成宮先生ご略歴


  • 1973年 京都大学医学部卒業

  • 1979年 京都大学大学院医学研究科博士課程修了

  • 1988年 京都大学助教授

  • 1992年 京都大学教授

  • 1995年 京都大学大学院医学研究科教授

  • 2004年 京都大学医学研究科長・医学部長

  • 2007年 京都大学次世代免疫制御を目指す創薬医学融合拠点 拠点執行責任者

  • 2008年 グローバルCOE 生命原理の解明を基とする医学研究教育拠点 拠点リーダー

  • 2010年 京都大学医学研究科メディカルイノベーションセンター センター長

  • 2013年 京都大学名誉教授・京都大学医学研究科特任教授

  • 2016年 京都大学医学研究科寄附講座創薬医学講座主任

  • 2017年 京都大学医学研究科先端医療基盤共同研究講座執行責任者


参加申し込みはこちらから ※終了しました

 当シンポジウムは事前申込みが必要で、先着100名様限定です。参加を希望される方は、以下のボタンから申し込みフォームへ入っていただき、必要事項をご記入の上お申し込みください。

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